この記事は、YouTube動画「今から6ヶ月、すごい黄金期【S&P500, NASDAQ100】」の内容をもとに、初心者にも分かりやすく丁寧に解説したものです。特にこれからの6ヶ月をどう投資と向き合うべきか、過去データや現在の市場環境から見えてくるヒントをまとめました。
結論:5月・6月がプラスなら、その後半年は上がりやすい!
過去40年のデータから見て、「5月・6月がともにプラスだった年」の後半6ヶ月は、平均8.8%の上昇、**上昇確率94%**という非常に強いパフォーマンスを示しています。
2025年の5月・6月は、どちらも大きくプラス。この統計に従えば、2025年7月〜12月の米国株は非常に有望だと言えそうです。
僕のポートフォリオと今週の資産推移
筆者のポートフォリオは、以下の構成です:
- S&P500(1557, 1655など)と全米系:80%
- サテライト(NASDAQなど):20%
この構成において、今週の評価額は約234万円増加。特に最近は「寝て起きたら資産が増えている」ような展開が続いており、3〜4週間連続で上昇しています。
S&P500の動きと市場全体の雰囲気
- 今週のS&P500:0.31%のマイナスだが、木曜日に最高値更新あり
- 年初来で6.4%上昇中
- トランプ前大統領の関税問題など政治的ノイズがあるが、市場は無反応
長期金利もわずかに上昇し、ドル高が進行。ドル円は147.43円まで円安となり、1週間で約3円も変動しました。
過去のデータから見る未来予測:黄金の6ヶ月とは?
「5月・6月上昇年」のパフォーマンス(過去40年)
期間 | 平均上昇率 | 上昇確率 |
---|---|---|
直後6ヶ月 | 8.8% | 94% |
12ヶ月後 | 約12〜14% | 約82〜93% |
また、「3ヶ月でS&P500が25%以上上がった年」は過去6回しかなく、すべて1年後にプラスリターンを記録(平均22%上昇)しています。
ビットコイン・金・債券市場もチェック
- ビットコイン:1週間で+8%上昇(規制緩和の報道)
- 金(ゴールドETF):価格上昇
- 債券:金利上昇の影響で価格は下落
トランプ関税問題:8月1日が山場
- 日本に25%、カナダに35%、ブラジルに50%の関税を通告
- ブラジルは米国に貿易黒字なのに課税→内政干渉との声も
- ベトナムとは一応合意したが、「寝耳に水」と反発されている
- 「タコ(Trump Always Chickens Out)」と呼ばれるが、今回は本気か?
米国経済と市場の強さの根拠
長期データで見ると…
- S&P500は平均して年9.5%のリターン
- 一方で、普通の投資家の平均リターンはわずか3.6%(JPモルガン調べ)
- 原因は感情的な売買。タイミングではなく「タイム(市場にいる時間)」が重要
強気相場の特徴と市場の習性
- ブルマーケット(上昇相場)の平均期間:1080日
- ベアマーケット(下落相場):282日
- 下落は一気だが、上昇は「じりじり長く」続く傾向がある
また、最高値更新は固め打ちになりやすい。2024年は57回、2025年は現時点で6回。まだまだ更新余地ありとのこと。
投資信託ランキングと買い方の工夫
人気ファンド
- EマキシススリムS&P500
- 楽天S&P500
- ブラックプライベートクレジット(信託報酬が2.66%+成功報酬という高コストにもかかわらず人気)
筆者の実践方法
- 収入のうち毎月約13.8万円を積立投資
- 定期積立で感情に左右されず、自動的に買い増し
- 「Just Keep Buying(ひたすら買い続ける)」を実践中
投資初心者へのメッセージ
- 市場から逃げたくなる時こそ「残ること」が正義
- トランプの発言、金利上昇などで不安になっても時間を味方につける
- 成功している投資家は「動かない」ことが多い
- 長期投資のリターンは「忍耐」と「継続」に宿る
おまけ:投資家が注目している情報源
日経電子版によると、「勝ち組投資家が見ている情報源」としてこの動画のチャンネル運営者も13位にランクイン。
また、AIサブスクでは「Perplexity」「ChatGPT」が人気との声も紹介されており、今後の投資リサーチにもAIを活用する時代になってきていることが分かります。
まとめ
2025年後半は、過去データ的に見ても米国株の「黄金の6ヶ月」になる可能性が高いことが分かりました。とくに次のポイントが重要です:
- 5月・6月の連続上昇年は高確率でその後も上昇
- 3ヶ月で25%上昇した後の1年はすべてプラス
- 長期投資は「市場に居続ける」ことがリターンをもたらす
不安定なニュースに踊らされず、時間を味方につけた淡々とした積立投資が最も再現性の高い戦略だと再確認できる内容でした。
コメント