※本記事は、YouTube動画「幸せなお金持ちになりたいなら絶対読むべき本!『お金と幸せはどこへ消えた? 不幸なお金持ち 幸せな貧乏人』」の内容をもとに、初心者にも分かりやすくまとめたものです。
結論:お金を追いかけるのをやめると、お金も幸せも自然に集まる
本書で伝えている最大のメッセージは、「お金を追いかけることをやめ、自分を満たすことに集中すること」。
不思議に思えるかもしれませんが、この価値観の転換こそが、幸せなお金持ちになるための第一歩です。
あらすじと登場人物
物語の主人公は出版社の編集者・優マ(ユマ)と、同期の管理部勤務・なお。
- 優マ:人付き合いが苦手で、「お金があれば自信を持てる」と考えているタイプ
- なお:新人歓迎会で「お金持ちと結婚するのが夢」と堂々と言うほどお金志向の女性
ある日、優マは「会って話すだけで誰でもお金持ちになる」という怪しいブログを発見し、興味本位で交流会に参加します。しかし主催者は現れず、代わりにフェドラハットの謎の男性と出会います。彼は「幸せなお金持ち」と「不幸なお金持ち」の違いを語り、後に“水しか出さないバー”で、2人にその秘密を少しずつ教えていくのです。
この物語を通じて、2人は「お金=幸せ」という価値観から「自分を満たす=幸せ」へと変化し、本当の豊かさを手にしていきます。
学べる教え① 自分を満たすことで周りも幸せになる
物語の中で象徴的なのが**「水タワー」の比喩**。
グラスを3段に積み、最上段が自分、2段目が家族や友人、3段目が仕事仲間や社会とのつながりを表します。
自分のグラスが満たされれば、その水は自然と下の段に流れ、周囲も満たされるという考え方です。
ポイントは「自分を満たすのにお金は必須ではない」ということ。
例えば優マは「天気の良い日に散歩」「漫画を読む」ことで幸せを感じ、なおは「カフェでのコーヒー」「愛犬との散歩」で満たされました。
心理学的裏付け:ブロードン&ビルド理論
- ポジティブな感情は思考や行動の幅を広げ、創造性や学習意欲を高める
- 幸せな時は笑顔や優しさが増し、信頼や応援が集まる
- 脳のパフォーマンス向上→仕事の成果向上→金銭的報酬につながる好循環
学べる教え② 感情を選択する「2つの質問」
本書で紹介される感情コントロールの極意は次の2つの質問です。
- 今、どんな感情が欲しいんだろう?
- その感情を得るためにどんな行動をしたらいいんだろう?
例えば、優マはデザイナーとのトラブルで怒りのメールを送ってしまいますが、自分のミスに気づいた瞬間、この質問を自分に投げかけます。その結果、「関係を改善したい」という感情に気づき、直接電話して謝罪。関係は好転しました。
この方法は職場の叱責、遅刻、満員電車など、日常のストレス場面でも応用可能です。
幸せ=出来事×あり方 という公式
同じ出来事でも「あり方」次第で感情や行動は変わります。
- 雨が降って「最悪」と思えば気分は悪化
- 「このタイミングでよかった、傘を持って行こう」と思えば気分良く出発
小さな認知の切り替えが、人生全体の流れを大きく変えます。
実践のすすめ
- 毎日5分、自分を喜ばせる時間を作る
散歩、音楽、コーヒーなどお金のかからない方法でOK - 嫌な出来事があったら2つの質問を使う
感情を意識的に選択し、行動に移す - 自分のグラスをまず満たす
それが最終的に周囲と経済的豊かさをもたらす
まとめ
『お金と幸せはどこへ消えた?』は、物語形式で「幸せなお金持ち」になるための実践法を教えてくれる本です。
お金を追い求めるのではなく、自分を満たし、感情を選び、日々の小さな幸せを積み重ねることで、お金も人間関係も自然と好転していく——そんな生き方のヒントが詰まっています。
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