本記事はYouTube動画「FX、-2億円!米国のインフレ指標が悪化!!絶望へ」をもとに作成しています。動画では人気FX系YouTuber・陣さんが、アメリカのインフレ指標悪化やジャクソンホール会議をめぐる市場の動きを解説しつつ、自身のトレード結果として累計マイナス2億円という衝撃的な状況を語っています。
目次
結論:米国インフレ悪化で円高シナリオは遠のく
- 米国のCPIはやや落ち着きを見せた一方、PPI(生産者物価指数)が予想以上に悪化。
- これにより「9月利下げはほぼ確定」とされつつも、大幅利下げ観測は後退。
- 一方、日本のGDPが予想を上回ったことで一瞬円高に動いたものの、ドル円は底堅く推移。
- 結果として「円高が来そうで来ない」という相場が続いており、円買い派には厳しい展開。
米国と日本の金融政策発言が市場を揺らす
- 米セントルイス連銀元総裁が「日本は利上げすべき」と発言 → 一時円高へ。
- しかし日本側は「利上げを求められていない」と否定的な姿勢を示し、円買いは持続せず。
- アナリストの中には「10月利上げの可能性」も指摘する声があるが、陣さんは「日銀は動けない」と懐疑的。
重要イベント:ジャクソンホール会議と9月雇用統計
今後の相場を左右する最大の注目材料は2つ。
- ジャクソンホール会議(8月21〜23日)
FRB議長パウエル氏の発言で、利下げペースに関する方向性が明らかになる可能性。 - 9月初めの米雇用統計
前回は大幅な下方修正があっただけに、今回の数字次第でドル円は大きく動く可能性が高い。
地政学リスク:ベルリン首脳会談とウクライナ情勢
- ベルリンで行われた首脳会談は、ロシアのウクライナ侵攻を止められず成果なし。
- アメリカ国内では「プーチンの勝利」と揶揄される状況。
- ただし市場への影響は限定的で、相場の焦点は依然として米金融政策に。
陣さんの投資成績:衝撃の「マイナス2億円」
- 含み損:約1億5900万円
- これまでの損切り合計と合わせて、トータル損失は2億73万円に到達。
- 週前半にポジションを減らしたが、「円高転換狙い」で再びエントリーして事故。
- CFDでは中国株などで小幅利確はあったが、焼け石に水。
陣さん本人も「引退する」と語りつつ、「サプライズ日銀利上げがあればチャンス」とわずかな希望を残しています。
今後のドル円見通し
- 現状のドル円は「上にも下にも動きにくいレンジ相場」。
- 円高材料は少なく、むしろ円安再加速の可能性が強い。
- ただしジャクソンホール会議や雇用統計が転換点になる可能性は大きい。
まとめ
- 米国のインフレ指標は強弱入り混じり、利下げ観測が不安定。
- 日本の利上げ期待は依然として低く、円高は遠い。
- ドル円はレンジ相場を維持しているが、ジャクソンホール会議と9月雇用統計が勝負所。
- 陣さんの投資は累計マイナス2億円に到達し、個人投資家が相場の波に翻弄される厳しさを象徴する結果となった。
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