この記事はYouTube動画「違法株式投資で下剋上もホリエモン逮捕で破滅/生涯収支マイナス2800万/無職で月600万溶かす『逆神』/投資家 岐阜暴威」を基にまとめています。
結論:岐阜暴威とは「負け続けても投資をやめない男」
岐阜暴威(ぎふぼうい)は、株やFXで生涯収支マイナス2800万円という大敗北を抱えながらも、いまだに投資の世界に挑み続ける投資家です。
彼は「逆神(ぎゃくがみ)」と呼ばれ、彼が買うと株が下がるとまで揶揄されますが、その正直で赤裸々な情報発信は多くの人を引きつけています。
ポイントを整理すると以下の通りです。
- 投資歴は約20年、しかし生涯収支はマイナス2800万円
- 最高時は資産4600万円まで増やすも、その後11万円まで転落
- 無職ながら専業トレーダーを名乗り、最大で月600万円を溶かす
- YouTube配信やSNSで負けをすべて公開し続けて有名に
- 「逆神」と呼ばれながらも承認欲求を満たす生き方を選んでいる
投資の始まり:J-COM株誤発注事件とライブドアショック
岐阜暴威が投資を始めたのは2006年。きっかけは「J-COM株誤発注事件」で、20代の若者が一日で数億円を稼いだニュースを見て「自分も逆転できる」と思ったことでした。
ところが、始めてすぐに「ライブドアショック」が発生。堀江貴文氏逮捕によって新興市場が総崩れとなり、100万円の元手はあっという間に消えました。さらに彼は「信用取引」を嘘の申告で開設し、レバレッジ取引に手を出してしまい、一気に資産を失いました。
栄光と転落:最大資産4600万円からの崩壊
2012年の安倍政権誕生で株価が急騰する「アベノミクス相場」では、東京電力株を信用買いして400万円の利益を得るなど、専業トレーダーとして大成功。
資産は最大4600万円に到達しました。
しかし、その後は中国発のチャイナショックなどで大暴落。資産は11万円にまで減少し、完全に退場。ネット掲示板「2ちゃんねる」に「退場しました、楽しかったです」と書き込んだ投稿はまとめサイトにも掲載され、彼の名前は広まります。
逆神・岐阜暴威の誕生
2014年、自らの顔写真を掲示板に投稿したことをきっかけに「岐阜ボーイ」というあだ名が定着。2016年にはTwitterを開始し、連戦連敗をすべて公開するスタイルで一気にフォロワーを獲得します。
- 投資で勝てない
- それでも負けを隠さない
- 逆にそれをエンタメ化して発信する
この姿勢が注目され、彼は「逆神」「負ける投資家の代表」としてネットで有名になっていきました。
無職で月600万円を溶かす
専業トレーダーとなった岐阜暴威ですが、2022年には会社を退職して投資一本に挑戦。しかし退職直後、1600万円あった資産をわずか2カ月で600万円まで減らす大失敗を経験します。
- 退職金100万円を入金
- 7か月連続で勝っていた自信を打ち砕かれる
- 「前の職場に土下座して戻ろうか」と思うほど追い詰められる
それでも配信をやめず、負けを笑いに変えることで承認欲求を満たし続けました。
投資スタイルと失敗の本質
岐阜暴威の投資は株だけでなく、FXやCFD(日経225やダウ先物、原油など)にも手を広げています。
しかし典型的な負けパターンに陥っています。
- 損切りできず「お祈り」してしまう
- レバレッジを過剰にかける
- 一度の失敗を取り返そうとしてさらに大敗
この「コツコツドカン」の典型を繰り返すことで、資産を増やしては失い、また増やしては失うという20年を送ってきました。
人生観:ゾンビのように蘇る投資家
岐阜暴威は自らを「ゾンビ」と呼びます。
- 何度退場しても再び入金して相場に戻る
- 屍のようになっても這い上がる
- 人生の目標は「生涯収支マイナス2800万円を取り戻すこと」
さらに「勝って死にたい。障害収支をプラスにして、やってやったぞとガッツポーズして死ぬのが理想」と語っています。
岐阜暴威から学べること
岐阜暴威の壮絶な人生は「反面教師」として学べる部分が多いです。
- 損切りは経費。切れなければ退場する
- レバレッジは諸刃の剣。資産を守るためには使いすぎない
- 情報を鵜呑みにせず、自分で判断することが大切
- 投資はメンタルとの戦いであり、冷静さを失うとすぐに破滅する
まとめ
岐阜暴威は「逆神」と呼ばれながらも、20年近く投資を続ける異色の存在です。
- 生涯収支マイナス2800万円
- 最高資産4600万円から転落
- 無職で月600万円を溶かす
- 負けをすべて公開し続ける稀有な投資家
普通なら恥ずかしくて隠すような失敗を赤裸々に公開し続けることで、多くの人を惹きつけてきました。
彼の物語は、投資のリスクと人間の弱さを教えてくれる生きた教材といえるでしょう。
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