この記事はYouTube動画「【売り】NVDA決算 AI需要減退か」を基に内容を整理したものです。世界中の投資家が注目したNVIDIAの決算発表と、今後の株価見通しについてわかりやすく解説します。
目次
結論:決算は好調だが「材料出尽くし」と「中国リスク」で株価は下落
- EPS・売上ともに市場予想を上回る好決算
- しかし時間外取引で株価は一時3%下落
- 理由は「AI需要の鈍化懸念」「中国輸出規制」「材料出尽くし売り」
- テクニカル的にも弱気のダイバージェンスが発生
- 今後は売り優勢の展開に注意が必要
NVIDIAの2026年第2四半期決算のポイント
- EPS(1株利益):予想1.12ドル → 結果1.50ドル
- 売上高:予想461.3億ドル → 結果467.4億ドル(前年比+55.6%)
- ガイダンス(第3四半期売上):予想527.6億ドル → 540億ドル(予想超え)
- 自社株買い:600億ドルを追加
決算は全て予想を上回る内容でしたが、株価は織り込み済みで反応は限定的。むしろ控えめな売上見通しと中国リスクが嫌気されました。
中国リスクとAI需要鈍化
- 米政府の輸出規制により、中国向けH20半導体の売上は今期0
- 中国当局も「セキュリティ上の懸念」でH20利用を制限
- ファーウェイなど中国国内メーカーが代替品を提供
- 将来的には「劣化版ブラックウェル」輸出が検討されるが不透明
AIブームの主役NVIDIAにとって、中国市場の停滞は大きな打撃です。
テクニカル分析:弱気のダイバージェンス
- 株価は上昇トレンドを維持しているが、RSIが切り下がり
- 価格とRSIが逆行する「弱気のダイバージェンス」発生
- これはトレンド転換サインとされ、株価下落リスクを示唆
チャート的にも「売り優勢」の兆候が見えています。
マクロ環境:FRBの利下げとドル安リスク
- 9月FOMCでの利下げ確率は87%超(CME FedWatch)
- 年内に2回の利下げ予想がメインシナリオ
- 米10年債利回りは50日線に抑えられ下落基調
- 利下げ本格化 → ドル安・円高加速の可能性
株高とドル安の「二面リスク」が同時に進む可能性があります。
地政学リスク:米国 vs インド・BRICS
- トランプ政権がインドに最大50%の関税を発表
- 理由はインドがロシア産原油を輸入・転売し巨額利益(約2.3兆円)を得ているため
- 米印関係悪化、インドはBRICS寄りの姿勢を強化
- これにより新興国株全体にも逆風
インド株ETF「EPI」も50週移動平均線を下回り、短期的には弱い展開が予想されています。
バフェット太郎氏の相場観
- 8月:夏枯れ相場で軟調
- 9月:米国株が本格的に崩れる
- 10月:底打ち
- 年末にかけて反発
- 米株の下落率は**30〜40%**を想定
- 完全な底打ちは2026年10月頃と予測
つまり今は「米国株売り+国際分散投資強化」のタイミングと見ています。
投資家への提言
- 米国株一辺倒は危険
- 特にオルカンは6割が米国株のため、米株停滞が足かせ
- 欧州株・新興国株・コモディティ分散
- 米国以外の資産に注目する時期
- ドル安に備える
- 為替リスクも考慮したポートフォリオが必要
まとめ
- NVIDIA決算は好調だが株価は材料出尽くしで下落
- 中国リスク・AI需要減退懸念が逆風
- テクニカルでも弱気サイン点灯
- FRB利下げでドル安・株安リスクが同時進行する可能性
- 米国株依存から脱却し、国際分散投資を強化するのが得策
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