ディープステートに寝返ったトランプ?

本記事は、元動画タイトル「【緊急ライブ】ディープステートに寝返ったトランプ (ジェイソンモーガン× 石田和靖)」を基に作成しています。

目次

結論(最初に要点)

トランプはディープステートを解体するどころか、自身に都合の良い権力構造へ取り込んだのではないか。

番組では、軍産複合体への傾斜、エプスタイン問題への関与疑惑、対外政策の強硬化の懸念、AIによる権力の自動化、米国内の保守言論人への圧力と暗殺陰謀論までが一気通貫で語られた。

あわせて、デンマークとグリーンランドの対照的な統治モデルを引きながら、日本が自立性を取り戻すための示唆が提示された。

このライブの全体像

上野での帰国直後ライブ。

石田氏はグリーンランド取材帰りで現地の政治状況を新鮮な素材として共有。モーガン氏は新刊の主題である「ディープステートに寝返ったトランプ」という仮説を軸に、米国政治から世界情勢、日本の主権と文化の再興まで射程を広げた。

主張の骨子とキーワード

  1. ディープステートは二層構造
    軍産複合体と医産(医療・製薬)複合体。トランプは後者を抑え込みつつ、前者と結びついたという見方。
  2. エプスタイン問題
    トランプと旧知関係、誕生日カードの存在、ファイル非開示への転換が隠蔽動機との指摘。
  3. 対外政策の強硬化懸念
    イラン、イスラエル、ガザ、カタール、ベネズエラまで緊張が波及するとの見立て。
  4. AIとディープステート
    軍事判断や生物兵器運用判断のAI化というディストピア的リスク。
  5. チャーリー・カーク暗殺陰謀論
    資金提供と方針転換の取引拒否説、屋上狙撃・逃走映像の不自然さ、背後勢力の推測などが語られた。
  6. デンマークとグリーンランドの対比
    便利さと管理が先行するデンマークと、独立志向を強めるグリーンランド。小国でも自立の道はあるというメッセージ。
  7. 日本への処方箋
    水・食料・エネルギーの土台に回帰し、文化と精神を立て直す。熊野での実践例や武道・神道学習の紹介。

ディープステートをめぐる整理

番組内の用語整理として、以下の二類型が提示された。

類型主なプレイヤー収益構造の焦点番組での評価
軍産複合体国防産業、軍事テック、保守系政治家武器・軍事テクノロジー輸出、紛争持続トランプがここに接近
医産複合体製薬、国際保健機関、官僚機構ワクチン・公衆衛生事業バイデン期に強勢、追いやられつつ日本などへ展開の懸念

モーガン氏と石田氏の見立てでは、トランプは医産複合体と距離を取りつつ軍産複合体の論理を通した。メッセージとしての「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」が軍需輸出やテック優位の美名として機能しているという解釈である。

エプスタイン問題とトランプ

番組での論点
・旧知の関係、下ネタを含む誕生日カードの存在が紹介された
・エプスタイン・ファイルの非開示方針転換は自己防衛ではないかという疑い
・結論として、ディープステートの解体ではなく、自身に都合の良い統治構造への「接続」と評価

対外政策の火種

ベネズエラへの軍事介入懸念、イラン・イスラエル情勢の長期化、ウクライナの戦争継続などが挙げられた。

名前としてルビオ上院議員がタカ派の象徴として言及され、ラテンアメリカに対する攻勢が懸念された。

AIと統治の自動化という新リスク

軍の作戦判断や生物兵器の使用判断までAIが関与しうる未来像を提示。

ディープステートが技術で自動化されるほど、説明責任や責任主体が曖昧になるという問題意識が共有された。

チャーリー・カーク暗殺陰謀論

番組で語られたストーリーライン

・暗殺直前に巨額の方針転換オファーを拒否したとの噂
・屋上からの狙撃と逃走映像の不整合、銃器の所在の不明瞭さ
・単独犯ではなく複数関与、さらには外国情報機関関与説まで幅広い仮説
・結論は断定せず、ただし映像や動線の不自然さから疑義を提示

注記
本節は番組内で提示された見解・仮説の紹介であり、筆者が事実認定するものではない。報道や公的資料による裏取りが不可欠である。

デンマークとグリーンランドの対照

石田氏が現地で見た光景と聞き取りからの対比。

デンマーク
・人口約600万人
・国民IDを軸に行政・医療・教育が高速連結された管理型の利便社会
・主流メディアの影響が強い
・移民受け入れやウクライナ支援などでコンセンサス形成が早い
・便利ゆえに思考停止が生まれるという批判的見取り図

グリーンランド
・人口約5万5000人
・自治拡大を経て独立志向が強化
・水・食料・エネルギー・レアアースなどの資源ポテンシャル
・アメリカ・ロシア・中国が注視する地政学的要地
・グリーンランド人のためのグリーンランドというスローガンで自立を模索

参考になる数字(番組内言及)
・地球上の淡水の約10%がグリーンランド氷床として存在
・独立を推進する新首相の任期は4年想定で、その間の変化に注目

日本への示唆

  1. 自立の三本柱
    水、食料、エネルギーの国内基盤を回復する。海外依存を減らし、価格・供給リスクに左右されにくい構造へ。
  2. 文化と精神の再起動
    熊野での実践や神道・武道の学びを通じ、生活実践としての共同体回復を紹介。小さな一歩の積み重ねが最短の近道という姿勢。
  3. 情報環境の再設計
    メディアへの受動的依存を避け、一次資料・現場・歴史文献に当たり「自分の頭で考える」回路づくり。

重要タイムライン(番組内言及の整理)

・2024年7月13日頃
 トランプ暗殺未遂事件。以降、トランプの姿勢が変質した可能性が示唆された。
・直近
 チャーリー・カークの暗殺をめぐる疑義。資金オファーの拒否、映像の不整合などの仮説。
・グリーンランド
 2025年4月に選挙。独立志向のリーダー就任と改革加速。
・告知
 ジェイソン・モーガン氏の国際情勢セミナーが10月4日、目黒で開催予定(QR案内あり)。

初心者向け要点まとめ

・番組の主題は、トランプの権力構造との関わりの変質をどう見るか
・ディープステートは単一ではなく、軍産と医産の二枚看板で理解すると整理しやすい
・対外政策、AI、国内言論の圧力など、統治の新しいリスクが重層化
・デンマークの管理モデルと、グリーンランドの独立モデルが対照例
・日本は資源基盤と文化の再起動で自立度を高めるという提案

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