本記事は、YouTube動画「完璧W増配!ここ絶対買いだと思う!暴落注目銘柄も」の内容を基に構成しています。
決算発表シーズンが本格化する中、増配や業績動向に注目が集まっています。
今回の動画では、ダブル増配という非常に好内容の決算を発表した銘柄を中心に、直近で株価が大きく下落している注目銘柄、さらに当日発表された複数の決算銘柄について幅広く解説されています。本記事では、初心者の方でも理解できるよう、動画の内容を整理しながら丁寧に解説していきます。
決算シーズンの背景と投資家が注目すべき視点
1月下旬から2月にかけては、日本株市場において決算発表が集中する時期です。この時期は、業績や配当方針の変更、通期予想の修正などが株価に大きな影響を与えます。
特に近年は、日経平均が高水準で推移していることもあり、高配当株と呼ばれていた銘柄でも配当利回りが2%台、場合によっては1%台まで低下しているケースが増えています。そのような環境下で、しっかりと増益を達成し、かつ増配を実施する企業は、投資家にとって非常に魅力的な存在となります。
ダブル増配を発表したヒューリックの決算内容
今回、動画の中で最も強く推奨されていた銘柄が、証券コード3003のヒューリックです。ヒューリックは不動産関連の大手企業であり、近年は株主優待銘柄としての知名度も高まっていますが、実際には配当面の魅力が非常に大きい企業です。
今回発表された決算では、今期の利益が7%増益となりました。これだけでも十分に評価できる内容ですが、さらに前期配当を2円増額し、今期については5円の増配を発表しています。いわゆる「ダブル増配」と呼ばれる形で、業績と株主還元の両面が揃った決算内容でした。
この結果、配当利回りは約3.8%となっており、現在の市場環境を考えると、非常に高い水準だと言えます。日経平均が堅調な中でも、ここまでの利回りを確保しつつ増配を続けている点は、ヒューリックの大きな強みです。
株価水準と割安感の考え方
ヒューリックの株価は、決算発表を受けて上昇していますが、動画内では「内容と比較すれば、まだ十分に買える水準」と評価されています。過去には株価が数百円台だった時期から、現在は1700円台から1800円台まで上昇してきましたが、メガバンクなどが数倍に上昇している状況と比較すると、依然として割安感が残っていると考えられます。
業績は安定しており、過去最高益を更新し続けている点、そして継続的な増配実績を積み重ねてきた点を踏まえると、長期目線での投資先として評価しやすい銘柄です。
ヒューリックの株主優待制度の魅力
ヒューリックのもう一つの大きな特徴が、株主優待制度です。株主優待ではカタログギフトが提供されており、現在は2年以上の継続保有が条件となっていますが、条件を満たすとカタログギフトを2つ選ぶことができます。
必要株数は300株で、投資金額としては50万円から60万円程度とややハードルは高いものの、カタログ内容は実質8000円相当と考えることもでき、配当と合わせた総合利回りは非常に高い水準になります。
短期売買向きの銘柄ではなく、「石の上にも3年」という言葉が当てはまるような、長期保有向けの銘柄として紹介されていました。
暴落局面で注目したい鶴ハホールディングス
続いて紹介されていたのが、最近株価を大きく下げている鶴ハホールディングスです。この銘柄は2月権利銘柄であり、直近では一時4%近い下落を見せるなど、いわゆる暴落局面にあります。
配当利回りは2%を超えており、さらに株主優待として5000円分の買い物券が付与されるため、総合利回りは4%を超える水準になります。動画内では、すでに購入して含み損が出ているものの、これから購入する投資家にとってはタイミングとして面白いと評価されています。
ウエルシアとの統合による業績の見えにくさはあるものの、時価総額1兆円を超える大手企業である点は安心材料の一つです。
その他、当日決算を発表した注目銘柄の整理
動画後半では、当日決算を発表した複数の銘柄について簡潔に触れられていました。
オリエンタルランドは、4月から12月期で5%増益となり、決算内容自体は堅調でしたが、株価の反応は限定的でした。すでに高水準にある株価を考えると、材料出尽くし感も意識されています。
武田薬品工業は、今期予想を1%上方修正しました。修正幅は小さいものの、配当維持が確認されたことで安心感のある決算と評価されています。
広瀬通商は32%増益と好決算を発表しました。株主優待が有名な銘柄でもあり、業績と優待の両面から注目されています。
沖縄セルラーは第3四半期累計で5%増益と順調な内容でした。KDDIグループの安定感を再確認できる決算であり、通信株全体への期待感にもつながっています。
キャノンは税引前利益が3%増益となり、自社株買いも発表しました。円高影響で株価が調整していた中、プラス材料が出た形です。
富士通は今期最終利益を9%上方修正し、増配も実施しました。PTSでは好反応を示しており、翌日の株価動向が注目されます。
NECは第3四半期累計で99%増益と非常にインパクトのある数字を出しましたが、株価の反応は限定的でした。
コナミは15%の上方修正と増配を発表しましたが、ゲーム関連株全体の弱さもあり、株価は伸び悩んでいます。
アスクルは業績や配当面で厳しい状況が続く中でも株価が反発しており、悪材料出尽くしの可能性が意識されています。
伊藤園は株価が昨年来安値を更新していますが、日本を代表する飲料メーカーとして中長期での見直し余地があると紹介されています。
まとめ
今回の動画では、決算発表を軸に、長期保有向けの優良銘柄から暴落局面で注目したい銘柄まで幅広く紹介されていました。特にヒューリックは、7%増益とダブル増配を同時に達成し、配当利回り、株主優待、業績安定性のすべてが揃った銘柄として強く評価されています。
一方で、鶴ハホールディングスのように、株価が大きく下落している中でも総合利回りが高く、権利取りを意識した投資が可能な銘柄も存在します。決算シーズンは情報量が多くなりがちですが、業績、配当、株主還元の3点を冷静に見極めることが重要です。
今後もメガバンクを含めた大型銘柄の決算が続くため、市場全体の動きと合わせて、慎重かつ柔軟に投資判断を行うことが求められます。


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