これからの時代は中長期投資。短期売買より中長期の方が儲かる理由とは

本記事は、YouTube動画「これはからの時代は中長期。短期より中長期の方が儲かる理由について」の内容を基に構成しています。

株式投資と聞くと、デイトレードやスキャルピングといった短期売買で一気に利益を狙うイメージを持つ人も多いかもしれません。

しかし近年、相場環境や市場構造の変化により、短期売買が以前よりも難しくなってきているという指摘が増えています。本動画では、長年短期売買を中心に相場と向き合ってきた投資家の視点から、なぜ今は中長期の方が合理的で、結果的に儲かりやすいのかが語られています。

以下では、その内容を初心者にも分かるよう整理しながら、背景や補足も交えて詳しく解説していきます。

目次

短期売買が成立しにくくなっている背景

まず動画の冒頭で語られているのが、取引時間の延長という環境変化です。取引時間が30分延長されるだけでも、週換算では約5時間、月換算では約20時間も相場に拘束される時間が増える計算になります。これは一般的な労働時間に換算すると、数日分に相当します。

短期売買は、相場が動いている時間に常に集中し続ける必要があります。

そのため取引時間が延びるほど、肉体的・精神的な負担は確実に増加します。これは単なる時間の問題ではなく、判断力の低下やミスの増加にも直結する重要な要素です。

さらに、短期売買において避けて通れないのが流動性の問題です。

ロットを上げられないデイトレードの限界

動画内では、デイトレードにおけるロットの限界について具体的な金額を交えて語られています。ワンショットで200万円から300万円、多くても2500万円程度が限界であり、それ以上の金額を入れると例外なく負けてしまうという実体験が語られています。

これはメンタルの問題というよりも、市場の流動性による制約が大きな要因です。

出来高が十分でない銘柄では、大きな資金を一度に入れると自分の売買が価格に影響を与えてしまい、思った価格で売買できなくなります。

一方で、東京メトロのように極めて流動性の高い銘柄であれば、数億円規模の取引も可能な場面はあります。しかしそのような銘柄やタイミングは限られており、常に再現できるわけではありません。

このような理由から、短期売買を続けていくと次第に「これ以上ロットを増やせない」という壁に突き当たります。

資産が増えるほど効率が落ちる短期売買

動画内では、実際にデイトレードで毎月100万円程度の利益を安定して出している投資家の例も紹介されています。ただしその投資家は、ロットを増やせないため、資産が増えるにつれて資産に対する利益率は徐々に低下していく選択をしています。

家族がいる、生活を安定させたいという理由から、リスクを抑えた短期売買を続けるという判断も一つの正解です。しかし「資産を大きく増やしたい」という目的においては、短期売買だけでは限界が見えてきます。

この点が、中長期トレードへシフトする大きな理由の一つです。

中長期トレードへ移行するという選択

動画の中では、短期売買を続けるか、それとも時間軸を伸ばして中長期トレードに移行するかは、どちらが正しいという話ではないと明確に語られています。

ただし、より大きな資金を市場に投入し、効率的に資産を増やしたい場合は、時間軸を伸ばすことで対応できる場面が増えていきます。スイングトレードや中長期トレードであれば、デイトレードほど瞬間的な流動性に縛られず、大きなトレンドを狙うことが可能になります。

結果として、取引回数は減るものの、1回あたりの期待値を高めることができるという考え方です。

仕事をしている人に向いている投資スタイルとは

視聴者からの質問として、「仕事をしている人はスイングトレードと長期投資のどちらが良いのか」という問いが投げかけられています。

これに対して動画では、現在はデイトレーダー自体が減少しており、短期売買は以前よりも勝ちにくくなっているという現状が指摘されています。そのため、無理にデイトレードを選ぶ必要はないという見解が示されています。

ただし一方で、資金が少ない状態での長期投資については注意が必要だとも語られています。

小資金での長期投資が難しい理由

動画内では、100万円を5年かけて3倍にしても300万円にしかならないという具体例が挙げられています。この場合、時間と労力を考えると、アルバイトを1つ増やした方が早いという極端ながらも分かりやすい例えが使われています。

このため、資金が少ないうちは、ある程度時間軸を短くして効率よく資金を増やす必要があるという考え方が示されています。特に小資金でのバリュー投資は、資金効率の面で不利になりやすく、資産を増やす目的には向かないと強く述べられています。

中長期でも活きる短期売買の思考

興味深い点として、中長期トレードに移行した後も、短期売買で培った思考が活きているという話があります。特に需給を見る力やテクニカル分析の感覚は、中長期トレードにおいても大きな武器になります。

中長期になるとファンダメンタルズ重視の投資家が増えてきますが、動画内では需給やテクニカルをベースにしつつ、ファンダメンタルズを組み合わせるスタイルが語られています。完全に短期思考を捨てるのではなく、うまくミックスすることが重要だという点は、多くの投資家にとって参考になる考え方です。

デイトレードをやめること自体が成長

動画の終盤では、デイトレードをやめることが自分自身の成長だったという振り返りが語られています。

デイトレードを行う場合、銘柄選定から思考のすべてを短期用に切り替える必要があり、その状態から抜け出すのは想像以上に大変だったと述べられています。

無意識のうちに短期目線でチャートを見てしまう癖を断ち切り、ようやく別の時間軸で相場を見られるようになったことが、現在の成長につながっているという実感が語られています。

大型株をあえて避ける理由

最後に、大型株についての考え方も紹介されています。大型株は安定している反面、短期間で3倍になる可能性は低く、資金効率の面で魅力が薄いとされています。同じ資金を使うなら、1年で3倍になる可能性のある銘柄に資金を集中させたいという考え方です。

もちろん大型株を全く買わないわけではありませんが、あくまで「最大で1.5倍程度」という前提で扱い、より魅力的な銘柄が見つかれば資金を移動させるというスタンスが語られています。

まとめ

本動画では、短期売買が難しくなっている現代の相場環境を踏まえた上で、なぜ中長期トレードの方が合理的で儲かりやすいのかが、具体的な実体験と数字を交えて解説されています。

短期売買は決して否定されるものではありませんが、流動性やロットの限界、時間的拘束といった現実的な制約があります。資産を大きく成長させたいと考えるのであれば、時間軸を伸ばし、中長期で大きな値幅を狙うという選択肢は、これからの時代においてますます重要になっていくと言えるでしょう。

自分の資金量、生活スタイル、投資目的に応じて、最適な時間軸を選ぶことの重要性を改めて考えさせられる内容でした。

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