本記事は、YouTube動画『2月権利目前最後はアレか!急落高配当も』の内容を基に構成しています。
2月権利確定日目前、最後の投資チャンスをどう見るか
2月も後半に入り、いよいよ最終権利確定日が目前に迫っています。配当や株主優待を狙う投資家にとって、この時期は銘柄選択の最終判断を迫られる重要な局面です。
動画では、2月に権利が確定する高配当REIT銘柄を中心に、直近で株価を落としている注目銘柄、さらにメガバンクや通信株などの動向まで幅広く解説されています。
単なる銘柄紹介ではなく、「今この局面でどう考えるべきか」という投資スタンスが語られている点も印象的です。
なぜ今REITが注目されるのか
現在の相場環境では、不動産関連株は堅調に推移している一方で、REIT(不動産投資信託)はやや出遅れ感があります。年末比で約1%安にとどまっているという指摘もありました。
本来、金利上昇局面では不動産関連は不利とされます。しかし通常の不動産株が上昇している中でREITが取り残されている状況は、「チャンス」と見ることも可能です。
REITの最大の魅力は高配当です。利益の多くを分配することで税制上の優遇を受けられる仕組みがあるため、分配金利回りは一般企業よりも高くなりやすい特徴があります。
この「高配当+出遅れ」という組み合わせが、2月権利取りのタイミングと重なり、改めて注目されているのです。
動画内容の詳細解説
ミラースリート:利回り6.03%の高配当REIT
まず紹介されたのがミラースリートです。分配金利回りは約6.03%と非常に高水準です。
安定的に分配金を出しており、自己資本比率も一定水準を維持しています。ミラスホールディングス関連という点も安心材料とされています。
チャートを見ると、直近高値からは下落しており、権利取りを狙う投資家にとってはエントリーしやすい価格帯といえます。
ダイワハウスリート:利回り約5%の安心感
次に紹介されたのがダイワハウスリートです。利回りは約5%です。
ただし、REITの利回り計算は直近予想を基にしているため、分配金が維持されなければ利回りは低下します。その点には注意が必要です。
業績見通しはやや減益予想ですが、分配は維持・増配傾向であり、自己資本比率も高めです。ブランド力を重視する投資家にとっては検討余地のある銘柄といえます。
セントラルリート:利回り5.5%の安定銘柄
セントラルリートは約5.5%の利回りです。
業績はやや減益見込みですが、安定的な分配実績があり、自己資本比率も約54%と財務面は標準以上です。
REITは株高の波に乗れていない銘柄も多く、価格面での割安感が生まれている点が強調されていました。
後半戦:急落高配当銘柄の検証
NTT:150円割れなら難平検討?
後半で強く取り上げられたのがNTTです。
直近で4連続下落しており、決算内容が市場期待を下回ったことが背景にあります。現在の配当利回りは約3.5%です。
連続増配銘柄であり、時価総額も大きく、安定感があります。株主優待としてdポイントも付与されます。
150円を割る水準になれば積極的に難平を検討するというスタンスも語られていました。インカムを重視する長期投資の考え方が示されています。
共立メンテナンス:優待重視銘柄
ホテル・寮運営の共立メンテナンスも紹介されました。
配当利回りは約1.7%ですが、優待価値が高く、年間最大6000円相当の優待が得られます。長期保有で価値が増す設計です。
株価は右肩下がりですが、優待目的投資としては魅力があるとされています。
メガバンク:含み益が吹き飛ぶ展開
三井住友フィナンシャルグループは利回り約4.3%、みずほ約3.9%です。
一時は含み益が大きく減少しましたが、直近で反発しています。今が天井かどうかは判断が難しいとしつつも、配当を得ながら保有継続の方針が示されました。
日本インベストメントアドバイザー:利回り5.3%
JIAは約5.3%の利回りです。決算は良好でしたが、期待未達で株価が下落しました。
6月配当で54円予定という具体的な数字も示され、次の権利取り候補として言及されました。
エア・ウォーター:押し目を逃した後悔
エア・ウォーターは前日に3%下落、翌日に3.5%上昇という動きでした。
高配当かつ優待も魅力的な銘柄で、不正問題の影響を見極めつつ検討する価値があるとされています。
テーマパーク関連(オリエンタルランド)
株価は3.2%下落しましたが、直近では大きく上昇していました。
優待拡充もあり、20株単位での取得も選択肢とされています。ただしテーマパーク銘柄は下落局面で大きく下げるリスクもある点に注意が必要です。
海運株:商船三井・日本郵船
商船三井は上昇、日本郵船は比較的割安水準とされています。
配当重視であれば日本郵船も候補になり得るとの見解が示されました。
2月権利銘柄の注意点
2月は外食、小売、アパレルなど優待銘柄が豊富です。クリエイト・レストランツ、バロックジャパンなども代表例です。
権利直前は株価が動きやすく、1週間で急落する可能性もあります。焦らず押し目を待つ戦略も重要です。
REITは高配当ですが、金利動向に敏感です。分配金の持続性と財務健全性を必ず確認する必要があります。
高配当だけで判断せず、事業内容やスポンサー企業の信頼性も考慮することが重要です。
まとめ:2月最終局面は冷静な選別を
2月権利確定日まで残り約1週間です。
REITは出遅れ+高配当という魅力があります。一方で、NTTやメガバンクのような大型安定銘柄の押し目も検討余地があります。
重要なのは、「権利を取りに行く」ことだけでなく、その後も安心して保有できるかどうかです。
配当と優待を組み合わせたインカム重視戦略は、相場が不安定な局面でも心の支えになります。ただし、無理な難平や過度な集中投資は避け、分散と余力管理を徹底することが求められます。
2月相場の最後は、冷静な銘柄選別が明暗を分ける局面です。高配当の魅力に目を向けつつ、長期視点での投資判断を行っていきたいところです。


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