本記事は、YouTube動画『暴騰から暴落!購入も含み損・・ 昨年来安値更新銘柄も』の内容を基に構成しています。
急騰後の急落はなぜ起きるのかを初心者向けに整理します
今回の動画では、直近で株価が大きく上がったにもかかわらず、その後に急落して購入直後から含み損になってしまったケースとしてサンリオが取り上げられています。
さらに、当日に昨年来安値を更新した銘柄群、そして筆者が気になっている銘柄が次々と紹介され、株主優待や配当、決算、チャートの見方を絡めながら、買い場としてどう考えるかが語られています。
株価が急騰した後に急落する動きは、初心者の方ほど不安になりやすい局面です。
ただ、動画の主題は恐怖を煽るというより、優待や配当といった目的が明確なら短期の値動きに振り回されにくい、という考え方を具体例で示す点にあります。
株価が上がったあとに下がるのは珍しくない
株価が急騰すると、次のような理由で反動が起きやすくなります。
まず、材料が出尽くしたと感じた投資家が利益確定売りを出します。特に決算の上方修正や増配、株式分割、株主優待の拡充といった分かりやすい材料は、発表直後に買いが集中しやすい一方で、短期勢が利益確定に動くと下落も速くなりがちです。
次に、上がるスピードが速い銘柄ほど、チャート上の過熱感が意識されやすくなります。ストップ高のような動きが出た銘柄は、盛り上がりの反動も大きくなりやすいという点は、初心者の方も押さえておくと冷静に見られます。
動画ではこの流れを、実際に大きく上げた後に急落したサンリオの値動きで解説しています。
前半はサンリオ急落と株主優待の魅力
サンリオが急騰した理由は「好決算」と「株主還元強化」
動画の前半で中心となるのはサンリオです。証券コードは8136で、キャラクターグッズやテーマパーク運営で知られる企業として紹介されています。
株価が大きく上がった背景として、決算内容が良かった点が挙げられています。上方修正や増配があり、加えて株式分割が発表されたことが「買いやすくなる」と評価された、という説明です。
さらに注目ポイントとして、分割後の100株でも株主優待がもらえるように変更された点が語られます。優待の内容はテーマパークの入園券で、紙ではなく電子化されることにも触れています。
優待の具体的な使い道 家族がいると価値が上がる
投稿者は過去にサンリオの優待を持っていたものの、当時は独身で使い切れず無駄にした経験があると話しています。しかし現在は奥さんと子どもがいるため、今度は家族でテーマパークに行く目的ができた、という流れです。
ここで、優待投資の分かりやすいポイントが出てきます。株主優待の価値は、単に金額換算だけではなく、実際に使う生活シーンがあるかどうかで体感価値が変わります。動画ではオリエンタルランドの優待も保有しており、今年はディズニー、来年あたりはサンリオのテーマパークというイメージが語られています。
買った直後に含み損 それでも納得できる理由
投稿者はサンリオを「欲しい」と思ってウォッチしており、当日も安くなっていたため購入したと説明しています。ただ購入後も下落が続き、すぐに含み損になったという展開です。
ここで重要なのは、投稿者が購入数量を20株にしている点です。分割後に100株になるように20株買ったという説明で、もし100株買っていたら精神的にきついが、20株なのでダメージは5分の1だと語っています。つまり、優待狙いでも買い方は工夫できるという示唆になります。
また、優待の価値について、入園券は1回あたり約45000円程度の価値があるのではないかというイメージが語られ、分割後の利回りが高いという感覚につながっています。
金額の正確性は別として、優待価値を自分の生活でどう評価するか、という考え方が示されています。
サンリオの決算や財務の見方も触れられる
動画では、サンリオの業績が基本的に良いこと、過去最高の数字をつけていること、配当性向にまだ余裕があること、自己資本比率が約66%程度で財務も悪くないことが説明されています。
初心者の方にとっては、ここが学びどころです。株価だけを見て不安になるのではなく、業績と財務の裏付けも確認することで、短期の値動きに対する見方が変わります。
優待は行動を促すツールにもなる
投稿者は、年齢が上がると出かけるモチベーションが下がりがちだが、優待があると嫌でも行こうと思える、と語っています。桐谷さんの話にも触れ、優待が生活の行動を後押しするというメリットを強調しています。
投資を単なる利益目的だけでなく、生活を豊かにする仕組みとして捉える視点が、動画の前半の結論に近い部分です。
後半は昨年来安値更新銘柄と気になる銘柄の紹介
後半は銘柄紹介が続きます。動画のテンポとしては、まず昨年来安値更新などで下げている銘柄を挙げ、その後に投稿者が気になっている銘柄を挙げる構成です。
昨年来安値更新銘柄として挙げられた例
野村證券が取り上げられ、決算自体は悪くないが市場予想に届かなかったことが下落要因として語られます。配当利回りは約2%程度という説明で、ブランド力や時価総額の大きさを踏まえ、気になる人は見ておくとよいというスタンスです。
続いてLINEヤフーが取り上げられ、高値約570円から約370円付近まで下げているという話が出ます。赤字で崩れているわけではないが下げがきつい、単元が安い、3月権利で期末は1月決算といった点が語られ、少額で検討できる銘柄として触れられています。
マネーフォワードも紹介され、値動きが激しく、赤字決算が続く点も含めて、グロースらしい銘柄として扱われています。ボックス的に見れば大きく戻る余地もあり得るが、初心者には簡単ではないというニュアンスの紹介です。
共立メンテナンスは、毎日のように下がっていると表現されるほど下落が続く銘柄として紹介されます。ただ、ドーミーインの体験価値が非常に高いこと、優待が魅力的であることが強調され、長期保有で総合利回りが上がる可能性が語られています。配当利回り約1.8%、優待は2000円の電子チケットと長期特典があるという説明です。
アスクルも昨年来安値更新銘柄として触れられ、システム障害の影響で厳しいが、企業としての地力があるので持ち直しを期待するという見方が語られます。優待はLOHACOで使える2000円割引クーポンで、癖はあるが量は大きいという説明です。
ここからは投稿者が気になっている銘柄
ジャパンインベストメントアドバイザーは、投稿者が以前から欲しいと言っている銘柄として登場します。
当日約4.2%下落し、配当利回りが約5.5%程度になったという話が出ます。
優待でクオカードが最大3000円もらえるという説明もあり、総合的に魅力があるという評価です。一方で資金が足りず買えなかったというリアルな話もあり、優待投資でも資金配分が重要だと分かります。
住友ファーマは、材料で上げた後に出尽くしや利益確定で下落する典型例として紹介されます。無配でキャピタル狙いになるため、値動きの波を取る考え方もあるという話です。
3Fは増配の話があり、配当利回りが約3.15%程度という説明です。単価が買いやすい、業績や自己資本比率が良いという評価が語られます。優待は現状ないが、今後期待したいというニュアンスです。
ソニーフィナンシャルグループは保険業界の材料があっても弱い動きという話で、下げたタイミングで少量ずつ買い増すようなスタイルに向くという見方が示されます。
ホンダは円高などの影響で下落しているが、3月権利で配当利回りが約4.5%程度と高い点が強調されます。業績には課題があるが配当姿勢は評価できるという語り口です。
SBIグローバルアセットマネジメントは増配の発表があり、配当利回りが約3.7%程度、3月権利で配当がもらえる点が紹介されます。さらに優待で仮想通貨が約2500円分もらえるという点が強く推され、総合利回りが高い銘柄として取り上げられています。
NEは名称の読み方が分からないとしつつ、ハミィからのスピンオフ的な文脈で語られます。株主優待の新設と2分割が発表され、NEXTエンジン関連のサービス利用料が優待としてもらえるという説明です。100株で500円相当、3年継続で1000円相当になるという内容に触れ、興味があれば調べてみてほしいという紹介です。
最後にマクドナルドが登場し、株価がいつの間にか7000円を超えていたという話が出ます。投稿者自身が夕食をマクドナルドの優待で取ったというエピソードもあり、インフレでマクドナルドが高級品化する中で優待の価値が増している、という実感が語られます。
初心者が同じ状況で迷わないための考え方
今回の動画の本質は、個別銘柄の推奨というより、急落局面をどう受け止めるかの思考整理にあります。初心者向けに要点を補足します。
株主優待狙いの場合、短期の株価の上下を完全に避けることはできません。
その代わり、優待を受け取る目的が明確で、実際に使えるなら、株価が一時的に下がっても納得しやすくなります。サンリオの例はまさにそれで、含み損でも優待の使い道がはっきりしているため、精神的に耐えられるという構図です。
また、買い方の工夫も重要です。投稿者は20株で分割後100株の優待取得を狙う形にしており、結果として損失インパクトを小さくしています。初心者の方も、いきなり全力で買うのではなく、段階的に買う、数量を抑える、権利月までのスケジュールを確認するなどの工夫でリスクを調整できます。
さらに、急落の理由が業績悪化なのか、市場予想未達のような短期評価なのか、材料出尽くしなのかで意味合いが変わります。動画では野村證券のように決算が悪いわけではないが予想未達で売られたケース、住友ファーマのように材料出尽くしで売られたケースなどが並べられており、下落にも種類があることが分かります。
まとめ 優待という目的があると相場の揺れ方の見え方が変わります
動画では、急騰後に急落したサンリオを実際に購入し、すぐ含み損になった体験を軸に、株主優待投資の考え方が語られています。サンリオは好決算、上方修正や増配、株式分割、優待拡充といった材料で買われた後に、利益確定などで急落した流れとして整理されました。
後半では、昨年来安値更新銘柄や、投稿者が気になっている銘柄として、
野村證券、LINEヤフー、マネーフォワード、共立メンテナンス、アスクル、ジャパンインベストメントアドバイザー、住友ファーマ、3F、ソニーフィナンシャルグループ、ホンダ、SBIグローバルアセットマネジメント、NE、マクドナルドなどが紹介され、配当や優待、決算、チャートの観点で簡潔に触れられました。
急落局面は怖く見えますが、優待や配当といった目的がはっきりしていると、短期の値動きへの感じ方が変わります。今回の内容を参考に、気になる銘柄は権利月、優待条件、業績と財務、そして自分が本当にその優待を使うのかをセットで確認しながら、無理のない範囲で検討していくのが現実的です。


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