本記事は、YouTube動画『【上がる材料株!?】中東紛争長期化懸念が後退し日本株まさかの急復活!?、原発・銅精錬関連株が夜間高騰など!2026年3月5日(木)の日本株最新情報』の内容を基に構成しています。
2026年3月5日の日本株市場は、まさに「ジェットコースター相場」とも言える激しい値動きとなりました。
日中の東京市場では中東情勢の緊迫化を背景に日経平均株価が大幅下落しましたが、取引終了後に状況が一変します。イランが米国に対して紛争終結に向けた協議を提案したとの報道が流れ、夜間の先物市場では急激な上昇が発生しました。
この記事では、当日の日本株の動きや市場が急反発した背景、さらに関連銘柄として注目された原発関連株や銅精錬関連株の動向について、初心者にも分かりやすく解説します。
日本株は大暴落からスタート、日経平均は2000円安
まず、3月4日の東京株式市場は全面安で始まりました。
背景にあったのは、中東情勢の急激な悪化です。アメリカとイランを巡る軍事的緊張が高まり、紛争が長期化するのではないかという懸念が広がりました。このような状況では投資家はリスクを避ける行動を取りやすく、株式市場では売りが優勢になります。
その結果、日経平均株価は約2000円の大幅下落となり、下落率は3.6%に達しました。
さらに市場全体の状況を見ると、
・TOPIXも約4%の下落
・グロース株も約4%の下落
という状況で、日本株はほぼ全面安となりました。
株式市場のヒートマップを見てもほぼすべての銘柄が下落しており、例外的に一部銘柄が小幅上昇した程度で、ほとんどの業種が売られる展開でした。
特に下落が目立ったのは次のようなセクターです。
・半導体関連株
・銀行株
・総合商社株
・重工業株
・電線株
・化学株
・保険株
・建設株
・電力ガス株
大型株だけでなく、小型株やテーマ株も崩れ、まさに市場全体が崩壊したような状況だったと言えるでしょう。
イランが米国に接触、紛争終結協議の報道で相場急変
しかし、東京市場が引けた後に状況は大きく変わります。
イランがアメリカに対して接触し、現在続いている紛争を終結させるための条件協議を提案したというニュースが流れたのです。
もちろん、この段階では「提案」に過ぎず、交渉が成立するかどうかは不透明です。しかし市場はこのニュースを好感しました。
それまで続いていたリスク回避の動きが一気に反転し、投資家心理は「リスクオン」へと変化します。
その結果、夜間の先物市場では急騰が発生しました。
日経平均先物は約1884円の大幅上昇となり、日中の下げをほぼ打ち消すような勢いとなりました。
このような急激な値動きは、まさにジェットコースターのような相場といえるでしょう。
半導体・銀行・商社など主力株は夜間に急反発
夜間取引では、日本株の主力銘柄が大きく反発しています。
具体的な例を見てみましょう。
半導体株
半導体関連ではディスコが大きく反発しました。
日中は約4070円下落していましたが、夜間では約3240円上昇となり、下げ幅の大部分を取り戻しています。
銀行株
銀行株の代表例として三菱UFJフィナンシャル・グループを見ると、
日中は
130.5円下落
夜間は
80.6円上昇
となり、下げの半分以上を回復しました。
総合商社株
三菱商事も日中は362円安だったものが夜間では167円高となり、こちらも大きく戻しています。
重工株
三菱重工業は
日中295円安
夜間174円高
と、半分以上の下げを回復しました。
電線株
古河電工は
日中155円安でしたが、夜間では185円高と、むしろ下げ幅を超える大幅上昇となっています。
このように、主要セクターの多くが急速に値を戻す展開となりました。
投資家の反応「まさにジェットコースター相場」
今回の相場について、投資家の間では様々な反応が見られました。
たとえば、
「2000円下がって2000円上がるのか」
という声もあり、短期間での極端な値動きに驚く投資家も多かったようです。
また、
「今日売った人は涙目」
という意見もありました。
特に厳しい状況にあるのが空売り投資家です。
株価が急落すると空売りで利益を狙う投資家が増えますが、今回のように急反発すると大きな損失になる可能性があります。
さらに
ダブルインバースETFなどの下落に賭ける金融商品を購入していた投資家も、厳しい状況になる可能性があります。
ただし、市場参加者の中には
「まだ油断すべきではない」
という冷静な意見もあります。
なぜなら、今回のニュースはあくまで「協議提案」に過ぎず、交渉が決裂すれば再び緊張が高まる可能性もあるためです。
今後も相場は上下に激しく振れる可能性があると言えるでしょう。
原発関連株が急騰、政府の大型投資が材料視
今回の相場では、特定のテーマ株にも資金が流入しました。
その一つが原発関連株です。
背景には、日本政府による大型投資計画の進展があります。
報道によると、政府は大規模投資の第2弾として原子力発電所の建設を進める可能性が高いとされています。
さらに関連施設の整備も進められる可能性があり、原発関連銘柄に資金が流入しました。
特に反応した銘柄として挙げられているのが
・日本ギア工業
・木村化工機
などです。
これらの銘柄はストップ高を含む大幅上昇となりました。
銅精錬関連株にも資金流入
もう一つのテーマが銅関連銘柄です。
銅精錬施設の建設に関するニュースが材料視され、非鉄金属関連株も上昇しました。
具体的には次の銘柄が注目されています。
・三菱マテリアル
・住友金属鉱山
・JX金属
・三井金属
・DOWAホールディングス
・Morf
これらの銘柄は夜間取引で買われる動きが見られました。
ただし、一部銘柄については半導体関連の影響もあり、どの材料で上昇しているのかは完全には判別できない状況とも指摘されています。
IPO市場の動きと今後の注目ポイント
今回の動画ではIPO関連の話題にも触れられています。
新たにIPOが2件追加されました。
・システムゼ(グロース)
・シントホールディングス(スタンダード)
ただし、これらのIPOについては市場の評価はそれほど高くなく、参加を見送る投資家も多いと見られています。
現在のように市場が大きく荒れている状況では、IPO銘柄に資金が流入しにくくなる傾向があります。
そのため、IPO投資は慎重に判断する必要がありそうです。
まとめ:日本株は急反発の可能性も、依然として不安定な相場
2026年3月5日の日本株市場は、
日中は2000円下落
夜間は先物が約1884円上昇
という極めて激しい値動きとなりました。
背景にあるのは中東情勢です。
紛争長期化への懸念が売り材料となりましたが、イランがアメリカに対して紛争終結協議を提案したとの報道が出たことで、投資家心理が急速に改善しました。
その結果、日本株は急反発の兆しを見せています。
ただし、交渉が成立するかどうかはまだ不透明です。今後のニュース次第では再び市場が大きく動く可能性があります。
そのため投資家は、
急落時のパニック売り
急騰時の過度な追い買い
の両方に注意しながら、慎重に市場を見ていく必要があるでしょう。
今後の日本株市場では、中東情勢の進展と日経平均先物の動きが引き続き重要なポイントになりそうです。


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