よくある暴落予想はぜったに外れる、という理由について解説した動画です。
なぜ外れるのか?についてぜひご覧ください。
目次
金融危機クラスは当たらない
相場の値動きを見ると、波を描きながら上下しています。
この流れを見ると、10%程度の下落はよく見られますが、この下落は「暴落」とは呼びません。あくまでも調整レベルに過ぎません。
本当の金融危機は50%以上下落するようなレベルだからです。
クライシス・危機は予期しできない
リーマンショック等の危機は、誰もが予測できないからこそ危機になります。
みんなが予測しているのであれば、それは危機になり得ません。なぜなら、みんながそれに備えて準備をするからです。誰もが準備をしていないタイミングで起きるからこそ、ショックが生まれます。
例えば、アメリカの銀行破綻が続く可能性があるのであれば、中央銀行が事前に動いて事態を収束させるようにします。
このように見えているリスクには対策できる。
本当の危機・ブラックスワンは誰もが対処できない時に起きる
本当の危機(ブラックスワン)は、誰も予期していない、誰も準備していない時におきます。これが本当のブラックスワンです。
ショック級の暴落は分からないので、こういった時に備えて素早く対処できるようにリスクを分散しておくことをお勧めしています。
専門用語集
- 市場暴落(Market Crash):株やその他の金融市場で、価格が急激に大幅に下落すること。
- 暴落予想(Crash Prediction):アナリストや投資家による、将来的な市場価格の大幅な下落についての予測。
- 調整(Adjustment):市場価格が一時的に下がることで、過剰な価格上昇を修正し、より持続可能な水準に戻ること。
- リーマンショック(Lehman Shock): 2008年のリーマン・ブラザーズの破綻を中心とした世界的な金融危機。
- ブラックスワン(Black Swan):予測不可能で、非常に珍しい出来事が市場に大きな影響を与えること。
- リスク分散(Risk Diversification):投資を様々な資産に分けることで、リスクを減らし安定したリターンを目指す戦略。
- 危機(Crisis):経済的または社会的に大きな困難や不安定が生じる状況。
- テクニカル(Technical):株価のチャートや過去の価格動向など、市場の統計的な分析に基づく手法。
- 金融危機(Financial Crisis):金融機関が大量の損失を被り、その結果として経済システム全体が危険にさらされる状況。
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