FANG+が大幅下落した今は本当に買い時なのか?逆張り投資の考え方を徹底解説【初心者向け】

本記事は、YouTube動画『【驚愕】FANG+がついに崩れた!大幅下落の今こそ買い時のチャンス到来?』の内容を基に構成しています。

近年、米国株投資の中でも特に高い人気を誇ってきたFANG+指数が、足元で大きく下落しています。これまで右肩上がりの成長を続けてきた印象が強いだけに、「いよいよ崩れたのではないか」「それとも今が絶好の買い場なのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、FANG+が下落している背景を整理しつつ、動画内で解説されている逆張り投資の考え方や注意点を、投資初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

目次

FANG+が直面している足元の状況

まず結論から整理すると、FANG+は2026年2月9日時点で、3か月前と比較して約12%の下落となっています。短期間で見ても、1か月前比でマイナス8.25%と、これまでの好調な推移から一転して大きな調整局面に入っています。

一方で、少し期間を広げて見ると、6か月ではプラス1.90%、1年ではプラス7.10%と、長期ではまだプラスを維持しています。ただし、直近半年の上昇分がほぼ帳消しになった形であり、投資家心理が冷え込んでいるのは事実です。

この急落が注目を集めている理由は、FANG+を構成する主要なメガテック企業の株価が、決算発表をきっかけに相次いで下落したことにあります。

FANG+とはどのような指数なのか

FANG+は、米国を代表する成長企業10銘柄で構成される株価指数です。現在の主な構成銘柄には、Meta、Amazon、Netflix、Google、Apple、Microsoft、NVIDIA、Tesla、Palantir、Broadcomなどが含まれています。

これらはいずれもAI、クラウド、半導体、ビッグデータといった最先端分野を牽引する企業であり、過去数年間で驚異的な株価上昇を記録してきました。その反面、値動きの振れ幅が非常に大きい点も、この指数の大きな特徴です。

FANG+に連動する投資信託としては、「iFreeNEXT FANG+インデックス」などがあり、信託報酬は年率0.7755%程度と、一般的なインデックスファンドと比べるとやや高めです。ただし、新NISAでは成長投資枠だけでなく、つみたて投資枠でも選択可能となっています。

下落の直接的な要因はメガテック決算後の株価急落

今回のFANG+下落の大きな要因となったのが、MicrosoftとAmazonの決算発表後の株価急落です。

Microsoft決算とAI設備投資への懸念

Microsoftの直近決算は、売上高が約813億ドルで前年同期比プラス17%、営業利益も約382億ドルでプラス21%と、数字だけを見れば非常に優秀な内容でした。

それにもかかわらず、決算発表後に株価は時間外取引で約6.5%下落しています。その背景にあるのが、過去最高水準となった巨額の設備投資です。特にAI分野への投資額が大きく、市場では「投資額に見合う成果が本当に得られるのか」という不安が広がりました。

MicrosoftはOpenAIへの出資を通じて生成AI分野をリードしていますが、競合であるGoogleの新AIモデルなどが台頭する中で、AI投資が将来的に重荷になる可能性も意識され始めています。

Amazonも同様に設備投資が重荷に

Amazonも決算内容自体は悪くありませんでした。売上高は約2133億ドルで前年同期比プラス13.63%、営業利益も約249億ドルでプラス17.80%と堅調です。AWSを中心としたクラウド事業も引き続き成長しています。

しかし、2026年の設備投資額が約2000億ドルに達する見通しが示されたことで、将来的な利益圧迫への懸念が強まり、株価は一時11%下落しました。EPSが市場予想を下回ったことも、ネガティブに受け止められています。

このように、メガテック各社は「業績は良いが、投資額が大きすぎる」という評価に直面しており、それがFANG+全体の下落につながっています。

それでも逆張り投資はアリなのか

動画内では、この急落局面を「逆張り投資のチャンス」と捉える考え方が示されています。ポイントは、一気に資金を投入するのではなく、段階的に投資することです。

例えば、ピークから10%下落した段階で資金の4分の1を投資し、さらに10%下落したら追加で4分の1を投資する、という方法です。このように分割して投資すれば、仮に最大で40%下落した場合でも、資金を使い切ることなく対応できます。

下落相場では「どこが底か」は誰にも分かりません。そのため、段階的な投資によってリスクを分散し、精神的な余裕を保つことが重要だと強調されています。

今後もAIと半導体は成長セクターなのか

将来性については、動画内では一貫して「AIと半導体は今後も外せない成長分野」とされています。AIや半導体は、単なる流行ではなく、経済安全保障や国家戦略の観点からも重要な位置づけにあります。

たとえ一時的に株価が割高と見なされても、企業の売上高や利益が伸び続ければ、長期的には株価もそれに追随する可能性が高いという考え方です。ただし、過去のリターンが将来を保証しない点には十分注意が必要です。

FANG+の過去リターンとリスクの大きさ

FANG+の年間リターンを振り返ると、その値動きの激しさがよく分かります。

2020年はプラス83%、2021年はプラス31%、2022年はマイナス33%、2023年はプラス115%、2024年はプラス70%、2025年はプラス17%と、毎年大きな変動があります。

仮に100万円を投資して50%下落すれば、含み損は50万円になります。それでも冷静に保有を続けられるかどうか、自分のリスク許容度を事前に考えておくことが欠かせません。

初心者には積立投資という選択肢も

動画の最後では、月1万円の積立投資という実例も紹介されています。8か月間積み立てた時点で、評価額はマイナス4.43%となっていますが、金額が小さい分、精神的な負担は限定的です。

初心者の方にとっては、一括投資よりも積立投資の方が、相場の上下に振り回されにくく、長期的に続けやすい方法と言えるでしょう。

まとめ

FANG+は2026年2月9日時点で、3か月前から約12%下落するなど、大きな調整局面に入っています。その背景には、MicrosoftやAmazonといった主要構成銘柄が、巨額のAI関連設備投資を理由に決算後に株価を下げたことがあります。

一方で、AIや半導体といった分野は今後も成長が期待されるセクターであり、急落局面を逆張り投資のチャンスと捉える考え方もあります。ただし、下落はさらに続く可能性もあるため、段階的な投資や積立投資など、リスク管理を重視した手法が重要です。

FANG+は高いリターンを狙える一方で、値動きも非常に大きい指数です。自分のリスク許容度を冷静に見極めたうえで、無理のない投資判断を心がけることが、長期的な資産形成につながると言えるでしょう。

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