※本記事は、YouTube動画「【徹底検証】FANG+に長期積立投資して大丈夫?新NISAつみたて投資枠で最強リターンの裏側を解説!」をもとに内容を分かりやすく整理したものです。
結論:FANG+は長期積立投資に向いている
FANG+(ファングプラス)は、わずか10社に集中投資するハイリスク・ハイリターン型のインデックスファンドですが、長期積立との相性は非常に良好です。特に右肩上がりの成長が続く限り、長期投資によってリスクを軽減しながら高いリターンを狙える点が最大の魅力です。
動画では、実際に毎月10万円を2024年1月から積み立てている投資家のリアルな経過も紹介され、18ヶ月間で+28.6%(+514,800円)のリターンを得ていることが明かされています。
FANG+とは?特徴と構成銘柄
FANG+は、米国を中心とする巨大テック企業10社で構成されるインデックスファンドで、アイフリーネクストFANG+インデックスなどが該当します。
構成銘柄(2024年時点):
- Apple(アップル)
- Microsoft(マイクロソフト)
- Nvidia(エヌビディア)
- Amazon(アマゾン)
- Meta(旧Facebook)
- Alphabet(Google)
- Netflix(ネットフリックス)
- Broadcom(ブロードコム)
- Tesla(テスラ)
- CrowdStrike(クラウドストライク)
※構成銘柄は定期的に見直しが行われます。
FANG+とS&P500/NASDAQ100の比較
以下は主要インデックスとの比較です。
指数 | 構成銘柄数 | 過去リターン(参考) | 特徴 |
---|---|---|---|
FANG+ | 10社 | 非常に高い | テック企業集中 |
S&P500 | 500社 | 安定的 | 米国全体をカバー |
NASDAQ100 | 100社 | 高め | テック系中心 |
FANG+は10社に集中投資しているため、パフォーマンスは高いもののリスクも大きいです。しかし、ここで紹介されている通り、長期積立によってそのリスクを抑えることが可能になります。
実際の投資結果(18ヶ月間)
動画の中で紹介された筆者の実績:
- 投資期間:2024年1月〜2025年7月(18ヶ月)
- 毎月積立額:10万円
- 合計投資額:180万円
- 現在の評価額:231万4,800円
- 含み益:+514,800円(+28.6%)
※いずれも月末時点でのデータ
この結果からも分かる通り、一度もマイナスに転じることがなく右肩上がりで成長中というのは、FANG+の持つ強力な成長力を裏付けています。
FANG+のメリット
- 圧倒的なリターン
- 積立投資枠の中でもリターンナンバーワン
- モチベーションの維持につながる
- 成長企業に厳選投資
- 世界を代表するイノベーション企業に集中投資
- トレンドに乗りやすい
- 生成AIや半導体など、今後の成長産業と密接
FANG+のデメリットとその対処法
1. ハイリスク
「リスク」とは「価格の変動幅」のことで、FANG+は値動きが大きい分リターンも大きくなります。
例として、以下のような違いがあります:
投資信託 | 値動き(リスク) | 傾向 |
---|---|---|
A(FANG+) | 大きい | ハイリスク・ハイリターン |
B(分散型) | 小さい | ローリスク・ローリターン |
つまり、長期保有することで高リターンが期待できるという理論です。
2. 信託報酬が高い
- FANG+は**信託報酬が年率0.715%(アイフリーネクストの場合)**とやや高め
- しかし、リターンで上回っていれば信託報酬は気にしなくてOK
- トータルリターンはコスト込みで計算されているため、最終的な「儲け」を見るべき
3. 分散投資が効かない
- 構成銘柄は10社のみ
- そのためセクターや地域分散はできない
対処法:長期積立を続けること
時間をかけて積み立てることで、一時的な下落リスクを吸収しやすくなり、**リスクが薄まる=「時間分散」**の効果が得られます。
長期積立投資とFANG+の相性
動画内でもグラフを用いて説明されていた通り、ハイリスク商品ほど長期的には急成長しやすいという傾向があります。
右肩上がりを前提にした場合、長く投資するほど利益の傾き(勾配)は大きくなります。
さらに、リターンの高さゆえに「投資を継続するモチベーション」が保ちやすい点も無視できません。
まとめ
- FANG+は新NISAのつみたて投資枠で最強のリターン実績を持つ投資信託
- デメリットはあるが、長期積立でほとんどカバー可能
- 成長力のある企業に厳選投資することで、高い成果を目指せる
- 2024年から18ヶ月間の実績では、+28.6%、+514,800円の利益
結論
FANG+は「リスクは高いが長期で持てば報われる」タイプの投資信託です。新NISAのつみたて投資枠で、高いリターンを狙いたい人には非常に有力な選択肢になるでしょう。
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