本記事は、YouTube動画「【水平線活用術】今から始めてもFXで勝率が2倍になる3大ラインの正しい引き方、相場の『節目』を利用したライントレード戦略」を基に、初心者でも分かりやすく、かつ実践にすぐ活かせるように詳しくまとめたものです。
結論:ラインを正しく引くだけでFXの勝率は劇的に変わる
トレードの基礎である水平線・トレンドライン・ネックラインの正しい引き方と活用法を理解することで、相場の節目を見抜き、勝率を2倍以上に引き上げることが可能になります。
特に初心者が陥りがちな「どこにラインを引けばいいか分からない」という悩みを解決する内容になっており、動画内で紹介されたステップに従えば、トレードの軸がしっかりしてきます。
水平線の引き方:まずは「折り返しポイント」に注目
水平線は価格が反転したポイント(高値・安値)に引きます。
特に次のような特徴が重要です:
- 実体ではなく「ヒゲの先端」に引く
- 週足、日足、4時間足と上位足から順に落としていく
- 「JFXのジグザグハイロー」など、インジケーターを活用して折り返し点を視覚化すると便利
また、時間足ごとにラインの色を変えることで、どのラインがどの時間足で引かれたのかが一目でわかるようになります(例:日足=青、4時間足=緑、1時間足=黄など)。
ネックラインの引き方:5分足〜15分足の「目先の動き」を捉える
ネックラインは短期足(1分足〜15分足)での目先の意識されやすい価格帯に引きます。
- 「直近の安値・高値」をベースに水平線を引く
- チャートが多少ごちゃついてもOK。最初はとにかく多く引いてみる
- ラインを引いておくことで「ダブルトップ・ダブルボトム」「レンジ内の価格推移」が把握しやすくなる
特に15分足では「どこで反発しそうか」「どこを抜けたら上昇が加速するか」を明確にできるため、エントリー・利確・損切りポイントを的確に判断できるようになります。
トレンドラインの引き方と角度の見極め
トレンドラインは、高値切り下げ・安値切り上げの連続点に引いていきます。
- 角度が急:売り圧力が強い(抜けにくいが、抜けたら一気に動く可能性)
- 角度が緩やか:揉み合いやすく、抜けてもすぐ戻ることがある
また、トレンドラインは2〜3回抑えられたら意識されている証拠。4回目・5回目でブレイクする可能性が高くなります。
加えて、トレンドラインとネックラインの両方を抜けた場合は、強いトレンド発生のサインと捉えられます。
上位足と下位足のラインの違いと組み合わせ方
ラインの種類 | 特徴 | 時間足 |
---|---|---|
水平線 | トレンドの大局を把握 | 日足・4時間足 |
ネックライン | 目先の値動きに反応 | 5分足・15分足 |
トレンドライン | 相場の勢いを視覚化 | どの足でも引ける |
ラインは1つだけで使うのではなく、複合的に使うことで相場の方向性や反転ポイントが明確になるという点がポイントです。
勝てない原因とその克服方法:ラインを引くだけでは不十分
「水平線を引いているのに勝てない」という方にありがちなのは、以下の点を見落としていることです:
- ダウ理論の安値切り上げ/高値切り下げに注目していない
- 時間帯・市場(東京、ロンドン、ニューヨーク)の特性を無視
- 値幅の狭さ/広さを考慮していない(小さいならすぐに抜ける、大きいなら戻されやすい)
動画では、市場オープン直後の動きに乗ることの重要性も説かれており、例えば東京市場開始時の8:30〜9:00の値動きが突破のヒントになることも。
エントリー・利確・損切りの考え方:平均足とネックラインの併用
動画後半では、「ふうた平均足(オリジナル)」を使ったエントリータイミングの判断法も紹介されています。
- 平均足が赤から青に変わったタイミングがエントリーの合図
- ネックラインや直近安値を損切りラインの基準に
- 利確は「直近の高値」や次の意識される水平線まで
例えば:
- 安値切り上げ+平均足青転換=買い優勢と判断
- 利確候補:①直近高値、②上位足の抵抗帯、③エントリー後の買いの勢いを見て柔軟に
補足:ピボットライン・インジケーター活用
- ピボット(P)、サポート(S)、レジスタンス(R)のラインも意識されやすい節目として有効
- JFXの「ジグザグハイロー」など無料で使えるインジケーターも紹介
まとめ:3大ラインを極めれば、相場の読みが格段に上達する
水平線・トレンドライン・ネックラインは、FXにおける**「相場の地図」**とも言える重要な武器です。
初心者はまず以下を徹底しましょう:
- 上位足から順に折り返し地点にラインを引く
- ネックラインで短期の反転を掴む
- トレンドラインで勢いと角度を分析する
- ダウ理論を意識して「切り上げ・切り下げ」で方向性を確認
- 平均足やピボットラインも併用してエントリー精度を高める
こうしたテクニックを習得すれば、「どこで入って、どこで出るか」が明確になり、トレードの精度と勝率が確実に向上します。
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