※この記事は、YouTube動画「FX、-1億6850万円!含み損が減らない!いい加減にして!!」をもとに構成しています。
結論:ドル高・円安の流れとスワップ地獄で、含み損が膨張中。耐えるしかない局面に突入
YouTubeチャンネル「俺的ゲーム速報FX」より、毎週恒例のFX運用報告が公開されました。今回の報告では、含み損が1億6850万円に到達したとのことで、現実離れした数字に驚かされます。
動画内では、米FRBの利下げ遅延、スワップ金利の負担、日本の金利政策の鈍さ、さらにトランプ発言による市場攪乱など、多くの要因でポジションが焼かれている様子が語られています。
含み損の実態:1億2280万円+スワップの累積ダメージ
- 含み損(FX口座): −1億2143万円
- CFD口座(中国株): −140万円
- 合計: −1億2280万円
- さらにスワップや損切り分など含めると、トータル損失−1億6849万円
含み損は数字だけでもインパクト大ですが、さらにスワップ金利での“ジリジリ削られる地獄”も大きな要因となっています。
ドル円のテクニカル節目:146.5円を突破できるか
ドル円の動向について、動画では以下の見立てが語られています。
- テクニカル的な節目:146.5円
- これを超えるとさらなる上昇(=円安)が進む可能性
- 抜けられなければ下落するが、あくまでファンダメンタルが支配する相場状況
加えて、FRBパウエル議長の発言(「今は利下げできない」「ウェイト」)が利下げ期待を後退させ、ドル高に拍車をかけています。
ゴールデンウィークの“円高アノマリー”は効かず
例年5月初旬は“円高アノマリー”が意識される季節ですが、今年はまったく機能せず。
- 日本の利上げ見送り
- FRBの利下げ後ずれ
- 世界的にインフレが粘着質
などの要因から、円高を期待していたポジションが逆に焼かれ、ダメージが拡大しています。
捕まっている通貨ペア:クロス円全面敗北
動画内で明かされたポジションと状況:
- ドル円ロング(153円台で掴まる)
- クロス円(ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZドル円、スイスフラン円)ショート全敗中
- 特にポンド:利下げしたのに下がらず反発
ポンドの強さに関しては、「利下げはしたが連続ではないとの見方が広がったため、逆に買い戻しが入った」と解説しています。
中国株(CFD)も捕まり中、脱出できず
- 中国株に関しても昨年の急騰を逃し、ポジション保有中
- 上昇場面で逃げ損ねたため、現在も含み損が継続
バフェットの日本株買い:丸紅が年初来高値を更新
トレーダー本人も注目していたウォーレン・バフェットの5大商社株投資についても触れられました。
- 丸紅(バフェット銘柄)を保有
- 年初来高値を更新し含み益に転換
- 「株は勝てるのに、FXはなぜ勝てないのか」との嘆きも
今後のシナリオと対策
円安加速シナリオ(5〜6月)
- ゴールデンウィーク明けから円安が加速する傾向あり
- 夏までトランプがドル高発言を控えている可能性も
- ポジティブニュースが出るなら今週か?
円高反転シナリオ(7〜8月)
- 夏場の円高アノマリー
- トランプのドル高牽制発言が来る可能性
この2つが発動すれば、「FX引退するつもり」とも発言しています。
メンタルとフィジカルのケア
- 運動はほぼできていない(FOMC張り付き)
- 食事制限のみで体重は94.3kg
- 収録後にジムに行くと決意
FXのストレスと体重管理は密接に関係しており、健康管理も大切なリスク管理の一部だと実感させられます。
まとめ:もはや相場は“トランプ次第”、希望は夏の円高
項目 | 内容 |
---|---|
含み損総額 | −1億6849万円(スワップ含む) |
トレンド | ドル高・円安が加速中 |
注目レベル | ドル円146.5円突破がカギ |
クロス円 | 全通貨ペアで損失中 |
ポジティブ要因 | トランプのドル高牽制発言/夏の円高アノマリー |
市場のトレンドは完全に「利下げできない米国」「利上げできない日本」という金利差構造に支配されています。
トランプ氏の一言が相場を大きく動かす可能性もあり、**予測より“耐える戦略”**が最善といえる状況です。
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