億を稼ぐ7つのマインドセット【株は上】3月に絶好の買い場がくる億を稼ぐ7つのマインドセット

2025年3月の株式市場は投資家にとって絶好の買い場になる可能性があります。本記事では、バフェット太郎氏の最新動画を元に、3月相場の見通しと投資戦略を詳しく解説します。


著:ロバート・G・ハグストローム, 翻訳:小野 一郎
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目次

2月相場の振り返りと市場の動向

まずは直近の2月相場を振り返ります。

  • ダウ平均:1.6%下落
  • S&P 500:1.4%下落
  • NASDAQ:4.0%下落

特にNASDAQの4%下落は、2023年4月以来の大幅な下落率となりました。この動きは、過去75年間の大統領選挙翌年の2月相場の平均騰落率-1.3%と概ね一致しており、市場のアノマリー(季節的な傾向)通りの展開となっています。

しかし、多くの個人投資家がトランプ政権への期待から強気になりすぎた結果、小さな調整にも関わらず「S&P 500をすべて売るべきか?」といった動揺が広がりました。

そこで重要なのが、3月以降の相場の見通しです。


3月の相場見通し:歴史的データからの考察

一般的に、3月相場は1年のうち「まずまず」のパフォーマンスを見せる月ですが、2024年の3月は「選挙の翌年」という特殊な条件が加わるため、波乱の展開が予想されます。

過去75年間のS&P 500の月別騰落率

平均騰落率株高になる確率
2月-0.00%55%
3月+1.1%65%
4月+1.5%71%

このデータから分かるように、3月は比較的強い月で、特に4月に向けた買いが入りやすい時期でもあります。

しかし、2024年3月は選挙の翌年であることから、市場の流れが通常とは異なる可能性があります。


選挙サイクルと3月相場の関係

歴史的に、選挙の翌年の3月相場は以下のような特徴があります。

選挙サイクル平均騰落率株高になる確率
選挙の翌年+0.8%50%
選挙の年+0.4%61%
中間選挙の年+1.2%68%
選挙前年+1.99%79%

選挙の翌年の3月は、株高になる確率が50%と低く、過去のデータを見てもそこまで強気にはなれないことが分かります。

この理由は「納税に備えた売り」が発生しやすいからです。

米国では4月15日に確定申告の期限を迎えるため、3月下旬から4月上旬にかけて納税に備えた売り圧力が増します。

ただし、これは前年の市場パフォーマンスによって左右されるため、必ずしも毎年起こるとは限りません。

2023年のS&P 500は23.3%上昇しており、これは歴史的に高い成績でした。そのため、2024年3月の相場は「納税売り」が発生しやすく、調整局面が訪れる可能性が高いと考えられます。


4月・5月に向けた投資戦略

過去のデータを見ると、選挙の翌年の**4月(+1.75%)、5月(+1.6%)**は比較的高いパフォーマンスを示しています。そのため、

3月の調整局面を買い場として活用し、4月・5月の株高に備えることが重要です。


米国経済の現状と長期金利の動向

アトランタ連銀の予測モデル「GDPNow」によると、2024年1~3月期の米国GDP成長率は**年率-1.55%**と、2022年以来のマイナス成長が予測されています。

これは、

  • 2023年10~12月の関税導入前の駆け込み需要の反動
  • トランプ政権の貿易政策・移民政策に対する不透明感

といった要因によるものです。

また、

  • 米10年債利回り:1月の4.82%から4.22%まで急落
  • 市場の動向:景気後退を見越して債券市場が買われる

という動きも見られます。

一般的に、長期金利が低下すると株式のバリュエーションが上昇しやすくなりますが、景気後退のリスクが高まると株価は下落するため、単純に「金利が下がったから株高になる」とは言えません。


具体的な投資戦略:どの株を買うべきか?

バフェット太郎氏は、「EPS・売上高・ガイダンスが予想を上回る銘柄」や「正しいチャートパターンを形成し、レジスタンスをブレイクアウトした銘柄」を推奨しています。

個別株の選定ポイント

  • 決算が良い銘柄(EPS・売上高が予想を上回る)
  • 強いチャートパターン(ブレイクアウトを確認)
  • 成長性が高い業界(テクノロジー・AI関連など)

ムームー証券では、決算情報や特定の上昇パターンを形成した銘柄を簡単に把握できるツールが提供されており、個別株投資をする方におすすめです。


まとめ

2025年3月相場は、

  • 過去のデータから見ても「納税売り」の影響で調整局面になる可能性が高い
  • ただし、4月・5月の相場は強いため、3月の調整局面を買い場として活用するのが賢明
  • 景気後退リスクを考慮しつつ、EPS・売上高が良好な銘柄を選定する

という戦略が有効です。

今後の相場動向をしっかりと見極め、賢い投資判断を下していきましょう!

著:ロバート・G・ハグストローム, 翻訳:小野 一郎
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