NTT株「下落の要因」と『底値』の考察→カギは“相場の歴史”だというハナシ

2024年6月16日に公開された動画です

現在急落しているNTT株の急落について考察した動画です。

NTT株が急激に下がっている理由と、今後の底値について詳しく見ていきましょう。

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目次

NTT株の下落の要因

まず、2024年の初めからの株価の動きを振り返ります。

今年の1月5日、新しいNISA制度が始まり、多くの人が投資を始めました。その結果、NTT株を含む多くの銘柄が急激に値上がりしました。

しかし、これは投資初心者が市場に参入したことによる一時的なブームだった可能性があります。

NTT法の改正

次に、NTT株が急落した大きな要因の一つとして、NTT法の改正があります。

この法改正により、政府がNTT株の一部を売却する可能性が出てきました。

現在、NTTの時価総額は約13兆円で、そのうち政府が約4兆円分を保有しています。もしこれが市場に出回ると、株価は大きく下がる可能性があります。

信用倍率の上昇

また、NTT株の信用倍率が非常に高くなっていることも問題です。

現在、信用倍率は46.52倍で、約2億株の信用買いが積み上がっています。これは、多くの投資家が株価の下落を見越して買いに走っていることを示しています。

しかし、下落が止まらないうちに買い進むのは危険です。

底値の考察

それでは、NTT株の底値について考えてみましょう。

株価がどこまで下がるかを予測するために、配当利回りに注目します。

現在の配当予想は年間5.2円です。

これに基づいて計算すると、株価が130円になると配当利回りが4%を超えます。過去には4%を超える配当利回りを示したことがないため、この水準で買いが入る可能性が高いと考えられます。

さらに、もし株価が100円まで下がると配当利回りは5%を超えます。

この水準になる前に、多くの資産家や投資家が買いに入るため、100円に到達する可能性は限りなく低いと言えます。

過去の例として、ビットコインの価格動向を挙げました。ビットコインも大きく下落した後に多くの投資家が買いに入り、価格が再び上昇しました。同様に、NTT株もある程度の水準まで下がれば、多くの投資家が買いに走ると予想されます。

高配当利回りの魅力

不動産オーナーは、通常、不動産投資を通じて定期的な収益を得ています。

不動産収益は一般的に安定していますが、管理費用や修繕費用などもかかります。NTT株が安くなり、配当利回りが高くなると、これが魅力的な投資先になります。

例えば、NTT株が100円まで下がり、配当利回りが5%を超えると、安定した高い収益が期待できるため、不動産投資と同様に魅力的です。

流動性の高さ

不動産は購入や売却に時間がかかり、手続きも複雑です。

一方、株式は市場で簡単に売買でき、流動性が高いです。NTT株が安くなった場合、不動産オーナーは高配当利回りを享受しつつ、必要な時にすぐに売却できるというメリットがあります。

これは、流動性の低い不動産にはない魅力です。

資産分散のメリット

不動産オーナーがNTT株を購入することで、投資ポートフォリオを多様化し、リスクを分散することができます。

不動産市場と株式市場は異なる動きをすることが多いため、一方が不調でも他方で利益を得ることが可能です。これにより、全体の投資リスクを低減することができます。

経済情勢に対するヘッジ

不動産は経済情勢や市場動向によって価格が変動します。

NTT株のような高配当株を保有することで、経済の変動に対するヘッジが可能になります。

特に、NTTのような安定した企業の株は、経済の不確実性が高い時期でも比較的安定した収益を提供してくれます。

具体的な例

具体的に考えてみると、例えば、NTT株が100円に下がり、配当利回りが5%になった場合、1万株を購入すれば年間で約5万円の配当収入が得られます。

不動産オーナーにとって、この収益は物件の一部管理費やローン返済に充てることができるため、非常に有利です。

以上の理由から、不動産オーナーがNTT株が安くなった場合に買いたいと思うのは、収益性の高さ、流動性の良さ、資産分散のメリット、そして経済情勢に対するヘッジの観点から非常に魅力的だからです。

まとめ

現在のNTT株の急落は、NTT法の改正と高い信用倍率が大きな要因です。

しかし、配当利回りの観点から見ると、130円を割ったあたりで底値をつける可能性が高いです。長期的な視点で見れば、NTT株は再び上昇する余地があります。

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