日常生活で貯めているポイント、皆さんはどのように使っていますか?ポイ活ブームでポイントを貯めることに夢中な人も多いですが、この動画では「ポイントは貯めるのではなく、使い切るべき理由」が丁寧に解説されています。
この記事では、動画の内容を5つの理由を中心に詳しくお伝えします。最後には、お金持ちの思考法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
1. ポイントを貯めることで無駄な買い物をしてしまう
多くの人がポイントを貯めるために必要以上の買い物をしているケースがあります。
例:楽天のお買い物マラソン
複数のショップで買い物をするとポイント倍率が上がる仕組みです。
- 1店舗目でポイント1倍
- 2店舗目で2倍、最大10店舗で10倍
このキャンペーンに参加すると、必要のないものまで買いがちです。ポイントを貯めることが目的化してしまい、結果として無駄遣いにつながります。
2. 不利な条件でも買い物をしてしまう
ポイントを貯めることに執着すると、合理的な判断ができなくなります。
例:商品の価格比較
- Amazon:1,000円(ポイントなし)
- 楽天:1,200円(ポイント100円分還元)
本来なら1,000円で買うべきところを、「ポイントが付くから」と楽天で購入してしまうことがあります。このように、ポイントを貯める心理が不利な条件での買い物を誘発します。
3. ポイント発行会社の倒産リスクがある
ポイントはあくまで発行会社が提供するサービスの一環であり、その会社が倒産すればポイントは価値を失います。
例:ポイントと日本円の信頼性の違い
- 日本円:政府が価値を保証しているため、ほぼすべての場所で使える
- ポイント:特定の企業や店舗でしか使えず、倒産や閉店で消滅するリスクがある
ポイントを多く貯めた状態で消滅してしまうリスクを考えると、早めに使い切る方が安心です。
4. ポイントには有効期限がある
法定通貨には有効期限がありませんが、ポイントには期限があります。これが、多くのポイントを無駄にしてしまう原因となります。
データ:執行されるポイントの額
野村総研の調査によると、主要ポイントだけで年間約1兆ポイントが発行され、そのうち約4,000億円分が執行しているとされています。
これは、消費者が得られるはずの利益を失っていることを意味します。
5. ポイントには利息がつかない
お金を貯めれば、普通預金や定期預金で利息がつきます。また、株式を購入すれば配当金も得られます。しかし、ポイントをどれだけ貯めても利息は一切つきません。
ポイントを貯めることは企業に無利息でお金を貸しているのと同じ
例えば、企業が商品を100円で売り、10円分のポイントを付与した場合、企業は手元に90円しか残りませんが、ポイントには利息がつかないため、企業側にとっては非常に有利な仕組みです。
お金持ちの思考法:資産は収益を生むものを選ぶ
ポイントを貯めずに使い切るべき理由の背景には、お金持ちの思考法があります。お金持ちは次のような考え方を持っています:
- すべての資産を把握する
- 現金、株式、保険、不動産、ポイントまで全てをリスト化。
- 生活に必要な資産を確保する
- 1年分の生活費や教育費を取り分け、それ以外を投資に回す。
- 収益性の低い資産を見直す
- 利息や配当を生まないポイントは、運用する現金や株式に比べて優先度が低い。
ポイントを使い切る実践法
動画では、ポイントを無駄なく使う具体的な方法も提案されています:
- 必要なものを購入する際に優先的に使う
ポイントを現金の代わりとして使い、手元のキャッシュを残す。 - 有効期限を確認する
ポイントの期限切れを防ぐため、定期的に確認して早めに使う。
結論
ポイントを貯めることは「数字が増えていく」という満足感を与えますが、実際には無駄遣いやリスクを伴うことが多いです。
特に、ポイントには利息がつかず、発行会社の倒産や有効期限切れのリスクもあるため、できるだけ早く使い切ることが賢明です。
これからは、ポイントを「資産」ではなく「すぐに使うべきもの」として考え、日々の買い物や節約生活に役立てていきましょう。
あなたのポイントの使い方を見直すことで、未来の資産形成が大きく変わるかもしれません!
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