移動平均線を使ったトレード手法について解説した動画です。
主にグランビルの法則について解説したものですが、応用的な使い方も解説してありますので是非ご覧ください。
移動平均線とは?
移動平均線は、一定期間の価格の平均を線で結んだものです。
例えば、5期間の移動平均線なら、5本のローソク足の終値の平均値を計算して、それを結んだ線になります。移動平均線はトレンドの判断やトレードのタイミングを見極めるのに役立ちます。
トレンドの判断方法
トレンドを判断するためには、移動平均線を利用します。
例えば、100期間の移動平均線が上向きなら、上昇トレンドと判断できます。逆に下向きなら、下降トレンドです。また、移動平均線が横ばいの場合は、レンジ相場と見なされます。
他にも2本の移動平均線のクロス具合でトレンド方向を見ることもできます。
グランビルの法則とは?
グランビルの法則は、移動平均線を使ったトレード手法です。
この法則では、以下の4つのポイントで売買を判断しますが、今回は初心者向けに2つのポイントに絞って説明します。
今回の動画で解説しているのが2番と3番です。
これらは移動平均線にしっかりと傾きがあって、トレンドを形成している時に有効です。
実際のトレード例
ここでは、実際の相場でグランビルの法則を使ったエントリー例を紹介します。
使うのは20期間と100期間の移動平均線です。
エントリー例
まず最初のエントリーポイントはグランビルの法則の2と3です。
上昇トレンド中に価格が移動平均線を一度下回り、その後再び上昇した時に買いエントリーとなります。
この方法では、価格が移動平均線を抜け返すタイミングを狙います。
エントリー成功率を高めるポイント
エントリーの成功率を高めるために、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 水平線:過去の価格変動の頂点や底を示すライン。このラインが移動平均線と交わると、反発する可能性が高まります。
- 過去のパターン:同じポイントでの反発を繰り返している場合、エントリーの成功率が高まります。
- 価格変動のパターン:ローソク足の形状やパターンを見て、エントリーのタイミングを判断します。
まとめ
今回は、移動平均線を使ったトレード手法とグランビルの法則について解説しました。
移動平均線を使えば、トレンドの判断が簡単になり、グランビルの法則を活用することで、初心者でも比較的簡単に良いエントリーポイントを見つけることができます。
また、水平線や過去のパターン、価格変動のパターンを取り入れることで、エントリーの成功率をさらに高めることができます。ぜひ、今回の内容を参考にして、実際のトレードに活かしてみてください。
知っておきたい専門用語集
- マルチタイムフレーム:異なる時間軸のチャートを同時に見る分析方法。トレードの精度を高めるために使われる。
- 移動平均線:一定期間の価格の平均値を結んだ線。トレンドの判断に使われる。
- ローソク足:株価や為替の動きを示すチャートの一種。1本のローソク足で一定期間の始値、高値、安値、終値を示す。
- トレンド:相場の動向。上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場がある。
- グランビルの法則:移動平均線を使ったトレード手法。特定のポイントで売買を判断する。
- ゴールデンクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けすること。上昇トレンドのサインとされる。
- デッドクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けすること。下降トレンドのサインとされる。
- 水平線:過去の価格の高値や安値を結んだ線。サポートラインやレジスタンスラインとして機能する。
- 逆行:トレンド方向とは逆の動き。調整や反発と呼ばれることもある。
- ピンバー:ローソク足の形状の一種。長いヒゲが特徴で、反転のサインとされることが多い。
- 抵抗帯:価格が反発しやすいゾーン。サポートラインやレジスタンスラインのこと。
- オシレーター:相場の過熱感や勢いを示す指標。相場の転換点を予測するのに使われる。
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