※この記事は、YouTube動画「【配当金・資産公開】S&P500最高値更新!」を基に執筆しています。
目次
結論:株価は絶好調だが、為替の壁に注意!それでも長期的には資産は伸びる
2025年6月末時点でS&P500が最高値を更新し、投資家にとって明るいニュースとなりました。ナスビさんの金融資産も順調に回復し、資産総額は1億8901万円(不動産除く)に到達しました。
しかし、為替が円高方向に進んだ影響で、円建て資産評価額は抑えられている状況です。とはいえ、構造的な円安トレンドを背景に、長期的には資産増加が見込まれるとしています。
ナスビさんの資産ポートフォリオ(2025年6月末時点)
資産項目 | 金額(円) |
---|---|
株式・債券 | 1億6567万8908円 |
ビットコイン | 588万5947円 |
待機資金(キャッシュ) | 1744万6584円 |
合計 | 1億8901万1439円 |
前月比で+324万円(株式債券+305万円、BTC+10万円、キャッシュ+9万円)となっています。
株価上昇の背景とテクニカルな見方
- S&P500は2024年12月~2025年2月に抑えられていた高値を突破
- 通常、最高値付近では売り圧力がかかり下落・停滞するが、今回はスムーズに突破
- テクニカル的には「買い優勢」であり、さらなる上昇が見込まれる状況
一方、日本株は日経平均が4万円の壁で停滞しており、明確なブレイクアウトがあれば大きな上昇が見込めそうです。
為替の構造:円高でも心配なし?
- ドル円は145円〜140円のレンジで横ばい
- ドルインデックスはドル安が進行中だが、ドル円では大きな変動なし
- 円安の構造は継続中と見られており、将来的には再び150円~160円を目指す可能性あり
- 貿易赤字が続く限り、円安トレンドは変わらない
ナスビさんの金融資産推移(2022年12月〜)
- 2023年前半は円高により苦戦
- 2023年6月以降は株高と円安が同時進行し、大きく資産増加
- 約1年間で資産が1.2億円 → 1.8億円(+6000万円)
- 2025年に入り横ばい気味だが、株価の回復で再び資産増加中
配当金の実績と推移
- 2025年6月配当金:64万9637円
- 昨年6月比では約5万円減(主に円高が原因)
- 過去1年の配当合計:385万1437円
- 前年比:+54万円
- 2022年9月からの2年9ヶ月で+156万円の増加
年間400万円の配当金達成まであと一歩。 この水準を超えれば「取り崩し不要の安定収入」となり、完全なFIREも現実味を帯びます。
配当成長の秘密:連続増配株中心のポートフォリオ
- 保有銘柄は**配当王・配当貴族・VIIG(連続増配10年以上)**が中心
- 配当金が増える=企業の売上・利益も伸びている証拠
- 株価上昇+配当増=ダブルでリターンを享受できる構造
4%ルール実験の途中経過(SBI証券・楽天証券)
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
初期投資 | 100万円 | 100万円 |
6月末残高 | 92万9227円 | 93万73円 |
取り崩し額 | 3333円(定額法) | 3057円(定率法) |
- 定率法の方が資産減少を若干抑えられた
- 1億円ファイヤーであれば、15万円程度の資産差
**精神的には「引退時の資産を下回った状態での取り崩しは不安」**という感覚がリアルに語られています。
ファイヤー後の取り崩し戦略:資産クラス分散がカギ
- 株価が下がった時に売らない工夫
- 債券が上がっていれば債券を売却
- 債券も株も下がっていれば現金を使う
常にプラスの資産から取り崩すことで「マイナス評価の資産」を売らずに済みます。
まとめ:株価は絶好調、為替は一時的な逆風。今後も淡々と継続!
- S&P500の最高値更新は心強い追い風
- 円高の影響は一時的であり、構造的な円安トレンドは継続
- 配当金は着実に増加中、FIRE達成まであと一歩
- 投資は「決めつけず、ルール通りに淡々と続ける」のが最強
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