S&P500とNASDAQ100でこの1年を生き残る戦略とは?地政学リスクと株価の真実

※本記事は「この1年、絶対生き残れ!【S&P500, NASDAQ100】」というYouTube動画の内容を基に作成しています。

目次

結論:ニュースに踊らされず、淡々と積み立てを継続せよ

地政学リスク(特に中東情勢)や市場の不透明感が高まる中、多くの投資家が不安を抱えています。

しかし、長期的なデータやプロの行動を見る限り、投資は「続ける者が勝つ」ゲームです。動画では、焦らず積立を継続することでリターンを出している実例や、今後も期待できる米国株市場の展望が多数語られていました。


ポートフォリオの実績と今週の市場動向

動画の投稿者は、6月上旬時点で「S&P500系ETF(1557や1655)」と「NASDAQ関連ファンド」に投資しており、合計で175万円の評価益を記録しました。具体的には以下のような構成です:

  • S&P500、全米系ETF:約80%
  • NASDAQ系ファンド:約18%

為替の影響もあり、円安による資産増も確認されています。


米国市場の1週間の動き(戦争と経済指標)

S&P500:週間で▲0.15%、6000pt割れ

  • イランの「戦争を望まない」報道で週初に上昇
  • しかし、戦争激化の懸念報道で右肩下がり
  • 年初来では+1.5%と堅調

ドル円:146.1円、1.39%の円安進行

  • 戦争リスクが高まるたびに円安が進行
  • 昔と違い「有事のドル買い」の傾向が強い

長期金利・資産クラスの動き

  • 長期金利:じりじりと低下
  • 債券(TLT):やや上昇
  • ゴールド・ビットコイン:下落
  • ドル高により「安全資産からの資金流出」が顕著

ドローダウン分析:今年も去年と同じような形

S&P500の年初来ドローダウンは最大10%→現在9%台に回復。これは「株価のバーゲンセールは長く続かない」という事実を物語っています。


地政学リスクと冷静な判断

「第3次世界大戦が始まるのでは?」という懸念に対して、動画では「今回は違うおじさん」になるなという名言が登場します。過去にも同様の報道が多くありましたが、結局大きな暴落には至っていません。

投資家のジョン・テンプルトンも「今回は違う」という言葉がもっとも危険だと指摘しています。


FOMCと金利見通し

  • 政策金利は据え置き
  • 年内2回の利下げが市場に織り込まれている(9月・12月)
  • 失業率は2025年に向けて5%前後まで上昇する見込み

S&P500は「上がりすぎ」か?冷静なデータ分析

SNSでよく見かける「株価はバブル」といった声に対し、以下のデータで反論:

データ項目2020年代の平均参考比較
配当利回り妥当な水準2010年代と同等
利益成長率平均的バブルではない
総リターン歴史的に見て中間

小売売上高・GDPと今後の景気

  • 小売売上高:2ヶ月連続減少(自動車需要の反動)
  • GDP:次回発表で「関税の影響」が顕在化予定
  • 市場は景気後退シナリオを徐々に織り込み中

投資方針と現金管理

  • 200万円を現金でキープし、超えた分を投資
  • 月額18.8万円をイーマキシススリムS&P500に積立
  • 配偶者口座にも分配金で積立実施
  • 定額・自動化・無感情投資が長期成功のカギ

含み益と目標資産

  • 現在の総資産:約1.524億円
  • 目標資産(1.6億円)まであと760万円
  • ご褒美はMac購入予定!

新NISAの運用実績(2025年6月時点)

区分評価損益含み益
積立枠+5.6%+10万円
成長投資枠プラス+16万円
合計+26万円

市場全体と投資家心理

  • 米国外インデックス(VXUS)はやや低調
  • 恐怖指数(VIX)はやや上昇
  • 投資家心理は「グリード → ニュートラル」に移行中

過去のデータから見る相場傾向

  • 6月後半~7月初旬は「上がりやすい」
  • 直近2ヶ月でS&P500は+20.5%
  • その後1年で+30%上昇する可能性も(過去6例すべてで上昇)

自分に合ったスタイルと「長く続ける」ことが最強の戦略

  • 市場の主人公にならず、傍観者として生き残る
  • ニュースに踊らされて売却→失敗を繰り返す人が脱落していく
  • リスク許容度を守ることが、何よりも重要

まとめ:時間こそ最大の武器

1年単位ではニュースに左右されがちですが、時間を味方につけた人だけが勝てるのが長期投資の本質です。

  • 上がればラッキー、下がれば買い増しのチャンス
  • ニュースよりも数字とデータに向き合う
  • 淡々と積立てを続ける「ジャスト・キープ・バイイング」

この考え方で、地政学リスクや金融政策に左右されず、しっかり資産を築いていきましょう。

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