今回は、都道府県別に見た平均年収をランキング形式で紹介した動画です。
。地域ごとの年収を知ることで、隣の県の方と比べて自分の世帯は多いのか少ないのか、立ち位置がざっくり分かると思いますので、ぜひ楽しみながらご覧ください。
賃金構造基本統計調査とは?
今回の年収データは、賃金構造基本統計調査を利用しています。
このデータは、日本全国の労働者の賃金の実態を調べることを目的として毎年3月末ごろに公表されます。
正規雇用者と非正規雇用者を対象にした2765万人のデータを使用しています。ただし、事業規模が10人未満の会社やパート、アルバイトの方は含まれていません。
この統計は全国の労働者の約67%をカバーしているので、実態を表すには十分な大規模データと考えられます。
今回ご紹介するデータは平均値です。
都道府県別の平均年収ランキング
では、早速都道府県別の平均年収ランキングを見ていきましょう。トップ3は以下の通りです。
- 東京都:568万円
- 神奈川県:502万円
- 愛知県:484万円
やはり、東京都が他を大きく引き離して高い年収となっています。続いて、ワースト3も紹介します:
- 青森県:343万円
- 沖縄県:350万円
- 秋田県:356万円
東京都と青森県では、約220万円の差があり、東京の方が青森の1.5倍ほどの年収を得ていることになります。
これらのデータはボーナスは含みますが、残業や休日出勤といったデータは除いた金額になっています。
47都道府県の年収ランキング一覧
次に、47都道府県の年収をランキングしたものを紹介します。このランキングでは、ボーナスや基本給、営業手当を含みますが、残業代や休日出勤の手当は含まれていません。
全国平均は460万円で、上位5位の都府県(東京、神奈川、愛知、大阪、京都)だけが全国平均を上回っています。これは、残りの42都道府県が全国平均以下であることを意味し、非常に興味深い結果です。
残業代や休日手当を含めた年収ランキング
次に、残業代や休日手当を含めた年収ランキングも見てみましょう。
こちらも、先ほどと同様にトップは東京都で595万円、全国平均の487万円よりも100万円以上高い結果となっています。
平均年収だけではわからない、お金が貯まりやすい都道府県ランキング
ここからは、平均年収が高くても物価が高くてお金が貯まりにくいという問題について考えます。
まずは各都道府県の支出ランキングをご覧ください。
全国の年間支出平均は297万円で、最も支出が少ない県は沖縄県で227万円、最も支出が多いのは石川県で320万円でした。
ここから、各都道府県の平均支出と収入から支出を差し引いた金額を貯蓄額と仮定して、お金が貯まりやすい都道府県ランキングを紹介します。
貯蓄額の多い都道府県トップ3は以下の通りです:
- 東京都
- 大阪府
- 滋賀県
一方、貯蓄額が少ないワースト3は以下の通りです:
- 宮崎県
- 徳島県
- 秋田県
収入と支出のバランスが重要
このように、収入だけでなく支出とのバランスも重要です。収入ランキングの上位であり、かつ支出が少ない県で生活することで、より多くのお金を貯めることが可能です。
10年で3000万円貯めた方法
最後に、お金を貯めるための具体的な方法を紹介します。
私が実践したのは、まず固定費の見直しです。家賃や保険、携帯料金などを見直すことで、毎月5万円ほどの節約ができました。
この固定費削減は、収入を増やすのと同じ効果があり、年間で約60万円、10年間で600万円の貯蓄が可能になります。
さらに、貯めたお金を投資に回すことで、お金の増え方を加速させました。特に効果的だったのは保険の見直しです。
投資初心者には積立NISAがおすすめ
投資初心者には、積立NISAを活用した投資信託がおすすめです。難しいテクニックや売買のタイミングを考える必要がなく、誰でも簡単に取り組むことができます。
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