本当は教えたくない…FXで大衆心理を読む方法【プロ解説】

今回は相場の予測や予想を行わない理由について解説した動画です。

動画解説者はチャートを見て売買ポイントを探したり後講釈をするのは意味がないと主張しています。

FXをやっている人であればチャートを必ず使うと思いますが、「こういう考えもあるんだな」と考えてご覧ください。

目次

相場予測に意味はない

まず、相場の予測に関してですが、解説者の相場の師匠である林照太郎氏から教わったことを紹介しています。

それは、相場の予測は当たる確率が50%を超えることはなく、そのために予想に基づいてトレードをすることは意味がないという考えです。

予測はどこまでいっても50%の確率でしかありません。今後の相場の予測をする意味はありません。

過去のチャートを見て、「この時はこうだったから」と後付けで解説することは、未来への意味がないと考えています。

後からなら何とでも言えますが、それが未来の相場に対する有益な情報になることはないのです。

直接証言と伝聞証言

相場に関する情報には直接証言と伝聞証言があります。

直接証言はその場で見た人が話す内容で、伝聞証言は人から聞いた話です。

相場における直接証言は、現在の価格(プライス)です。これは最も重要な情報の一つです。ただし、価格だけでなく複合的に他の情報も見ています。

売買比率のデータが見つかります。

相場とお化けは人がいないところに出る

相場の世界では「相場とお化けは人がいないところに出る」という格言があります。

これは、相場は大衆の期待や人気を裏切る方向に動くことが多いという意味です。例えば、多くの人が買いに偏っている時、相場は逆に下がることが多いのです。

売買比率を使った具体的な例

WikiFXのサイトでは、各通貨ペアごとの売買比率が公開されています。

このデータは、全世界のWikiFXのVPSを利用しているユーザーの取引データを基にしています。

例えば、ドル円の売買比率が50:50であれば、買いと売りが均衡していることを示します。しかし、ドルカナダの売買比率が64:36であれば、買いが多く、売りが少ないことを示しています。

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売買比率から見る相場の動き

この売買比率から、相場がどちらに動くかを予測することはできませんが、相場が動く可能性が高い方向を示唆することができます。

例えば、買いが多い場合、相場が下がった時に多くの買い手が投げ売り(損切り)することで、一気に売りが出て相場が大きく動くことがあります。

逆に、売りが多い場合には、相場が上がった時に多くの売り手が買い戻し(損切り)することで、相場が大きく動くことがあります。

利益を伸ばすための戦略

相場で利益を伸ばすためには、大衆の人気とは逆のポジションを持つことが重要です。

大衆の人気が裏切られた時に、その逆のポジションを持っていることで、相場の動きが大きくなる可能性があります。

つまり、損失を小さく、利益を大きくするためには、相場の動きを予測するのではなく、大衆の動向を把握し、逆のポジションを取ることが有効です。

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