連日暴落で含み損が拡大する中で注目したい追加購入候補銘柄とは?ツルハHD・7&I・住宅株・JR株まで徹底整理

本記事は、YouTube動画『連日暴落で含み損拡大中!追加購入検討銘柄』の内容を基に構成しています。

日経平均株価が大きく上昇しているにもかかわらず、自分の保有株はあまり回復していない。むしろ含み損が広がっている。そう感じている個人投資家は、決して少なくないはずです。指数だけを見ると相場全体が好調に見えても、実際には一部の大型ハイテク株や半導体関連株が相場を引っ張っているだけで、個別株全体には厳しい空気が残っていることがよくあります。

今回の動画では、そうした「指数と体感のズレ」が広がる中で、株主優待や配当利回りに着目しながら、今後の追加購入候補として検討できそうな銘柄が紹介されていました。中心となるのはツルハホールディングスですが、それ以外にも流通株、不動産株、鉄道株、外食株など、優待投資家が気になるテーマが幅広く取り上げられています。

この記事では、動画の内容をできるだけ丁寧に整理しながら、初心者にも分かりやすい形で背景や補足を加えて解説していきます。

目次

日経平均は上昇しているのに儲かっている実感がない理由

動画の冒頭では、4月14日時点の日経平均株価が前営業日比で1374円高、率にして2.4%程度上昇したことが紹介されていました。数字だけ見ればかなり強い相場です。日経平均が5万8000円台へ近づき、過去最高圏をうかがうような勢いに見える局面でした。

しかし、発信者自身の証券口座では含み益がほとんど増えておらず、視聴者の中にも同じような感覚を持っている人が多いのではないか、という問題提起がなされていました。これは非常に重要な視点です。

株式市場では、日経平均やTOPIXが上昇しているからといって、すべての銘柄が均等に上がっているわけではありません。

特に日経平均は値がさ株の影響を受けやすく、一部の大型株が大きく動くだけでも指数全体が強く見えることがあります。そのため、個人投資家が多く保有しやすい優待株や内需株、小売株、外食株などが取り残される場面では、「相場は上がっているのに自分は全然恩恵を受けていない」という違和感が生まれやすくなります。

さらに厄介なのは、上昇局面では置いていかれるのに、下落局面ではしっかり下がる銘柄が多いことです。このような相場では、指数だけを見て安心するのではなく、自分が持っている銘柄群がどのような業種に偏っているのか、そして市場全体の資金がどこに向かっているのかを冷静に見る必要があります。

今回の本命として紹介されたツルハホールディングスとは

今回の動画で中心的に取り上げられていたのは、ツルハホールディングスです。証券コードは3391で、イオングループに属する大手ドラッグストア企業として知られています。最近ではウエルシアとの統合もあり、個人投資家からの注目度も高い銘柄です。

発信者は、このツルハホールディングスが大きく株価を下げ続けていることに注目していました。かつて3000円前後まで買われていた株価が、足元では2000円割れに迫る水準まで下がってきており、優待投資家や高配当投資家の目線から見ると、かなり割安感が出てきたと感じているようです。

株価が下がると、当然ながら配当利回りや優待利回りは上昇します。動画では、ツルハHDの配当利回りが約2.4%程度まで高まっており、さらに100株保有で5000円相当のお買物券がもらえる点が大きな魅力として挙げられていました。この5000円分を優待利回りに換算すると、株価水準によっては5%近い総合利回りになる可能性もあり、かなりインパクトがあります。

優待投資では、配当だけでなく優待の価値をどう考えるかが重要です。特に日用品や食品を扱うドラッグストアの優待は、使い道が明確で現金に近い価値を持ちやすいため、人気が高くなりやすい傾向があります。単なる割引券ではなく、実際の生活費を抑える手段として使えるからです。

ツルハHDが下落している理由と、それでも面白いとされる背景

では、なぜツルハHDの株価はここまで下がっているのでしょうか。動画では、主な理由として減配が入ったことが指摘されていました。株主還元を重視する投資家にとって、減配は非常にネガティブな材料です。特に優待株として人気がある銘柄は、配当と優待の両方を期待して買われていることが多いため、どちらか一方でも後退すると売られやすくなります。

ただし、発信者は業績そのものが極端に悪いわけではないとも見ています。今期は最終利益が減少見込みではあるものの、本業に近い売上や営業利益は伸びる見通しと受け止めており、完全な業績崩壊ではないという見方です。もちろん、ウエルシアとの統合を含めた構造変化がある以上、細かい分析をすると慎重に見るアナリストもいるはずですが、それでも足元の水準では「配当と優待の絶対値」に十分な魅力が出てきたという判断なのでしょう。

また、自己資本比率が約53%と高めである点も紹介されていました。自己資本比率は企業の財務の安定性をみる代表的な指標の1つで、一般的には高いほど借金依存が少なく、経営の安全性が高いと評価されやすくなります。もちろん、自己資本比率が高いだけで投資判断を下せるわけではありませんが、「財務が極端に弱い会社ではない」という安心材料にはなります。

発信者自身は2月ごろに比較的高い株価水準で購入しており、現在は含み損を抱えているとのことでした。それでも、今の水準は買い増しや新規購入の候補になりうると考えており、家族名義での追加購入まで検討しているという話でした。これは、優待投資家ならではの発想です。家族名義を使うことで優待を複数口受け取れる可能性があるため、生活実需と組み合わせると投資効率が上がることがあります。

ツルハHDの優待は魅力的だが、権利月まで遠い点には注意

一方で、ツルハHDには分かりやすい弱点もあります。それが権利月の遠さです。動画では、ツルハは2月権利の銘柄なので、4月時点で新規に買うと、優待を受け取れるまで約1年近く待つことになる点が指摘されていました。

これは優待投資ではかなり大きな論点です。たとえば、権利日直前の銘柄なら「近いうちに優待がもらえる」ため投資妙味を感じやすいですが、権利日が遠い銘柄は、その間に業績や市況がどう変わるか分からないため、なかなか手を出しづらくなります。

それでも、長期保有を前提にするのであれば、優待がもらえる時期の遠さはそれほど大きな問題ではない、というのが今回の動画の考え方でした。優待株は短期売買で利益を狙うより、「生活を少し豊かにしてくれる株を長く持つ」というスタンスのほうが相性が良いことが多いからです。

ウエルシアとの比較やドラッグストア業界全体の見方

動画では、ツルハHDの値動きがウエルシアに似ているという話も出ていました。ウエルシアも高値から大きく下落した後、最終的にはTOBのような形で高く売却できた投資家もいたとのことで、ドラッグストア業界全体に再編期待や業界再構築の思惑がつきまとうことを示しています。

ドラッグストア業界は、調剤、食品、日用品、化粧品といった生活密着分野を幅広く扱うため、不況耐性があると見られやすい一方で、競争も激しく、出店競争や値下げ競争に巻き込まれやすい業界です。再編が進めば規模のメリットが生きますが、その過程では統合作業やコスト増も発生します。つまり、業界が強いからといって、どの銘柄も簡単に右肩上がりとは限らないのです。

さらに動画では、ツルハ以外にもクスリのアオキやサンドラッグなど、ドラッグストア関連で安くなっている銘柄があることにも触れられていました。ドラッグストア業界そのものが投資候補として見直されつつある、という視点は覚えておく価値があります。

7&Iやイオンも優待投資家には気になる存在

後半では、ツルハ以外の気になる銘柄として、まず7&Iホールディングスが取り上げられていました。株価は2000円台を割り込むほど下げており、一時盛り上がった買収期待や再編期待が後退したことで、投資家の熱気が冷めた面があるようです。

しかし、その結果として配当利回りは3%を超える水準まで高まり、さらに2000円分のお買物券という優待もあるため、総合利回りでは4%を超える水準になってきたと紹介されていました。セブン&アイの優待は、セブンイレブンなど日常的に使えるグループ店舗で利用しやすい点が魅力です。コンビニで使える優待は現金同様に感じる人も多く、使い勝手の良さは優待価値を高めます。

イオンについても同様に、株価が大きく下がり、かつ優待の魅力が際立っているとされていました。イオンのオーナーズカードによるキャッシュバックやラウンジ利用、映画料金の優遇などは有名で、優待投資の定番銘柄の1つです。特に生活圏にイオンがある人にとっては、株価以上に日々の実利が大きく感じられる銘柄でもあります。

株主優待の変更や廃止にも要注意

優待投資家にとって、優待新設は嬉しい材料ですが、優待変更や廃止は大きなリスクです。今回の動画でも、SFPホールディングスとユナイテッドコレクティブの話題が取り上げられていました。

SFPホールディングスは、クリエイト・レストランツ・ホールディングスとの合併に伴い、株主優待が実質的に終了する流れが説明されていました。単純な業績悪化による廃止ではないものの、優待目的で保有していた投資家にとっては大きな変化です。今後は株式交換比率に基づいてクリレス株を受け取る形になる見通しで、100株保有なら320株相当になるという説明がされていました。

このような合併絡みの優待消滅は、ときどき起こります。優待株を買うときは、「いま優待が魅力的か」だけでなく、「その優待制度がどれくらい続きそうか」という持続可能性も考える必要があります。

ユナイテッドコレクティブについては、優待制度の変更に対して、発信者がかなり強い不満を示していました。額面は同じでも実質的には改悪に近く、しかもIRの説明が回りくどいと感じたようです。優待投資では、このように企業への信頼感が投資判断に直結することが少なくありません。業績悪化で優待を維持できないなら、正直にその事情を説明してくれたほうが、投資家としては納得しやすいものです。

注目セクターとして浮上した不動産・住宅関連株

動画後半で新たに注目されていたのが、不動産や住宅関連の銘柄群でした。具体的には、飯田グループホールディングス、積水ハウス、タマホーム、長谷工コーポレーションなどが挙げられていました。

これらの銘柄に共通するのは、足元で株価が大きく下げている一方で、配当利回りがかなり高くなってきていることです。たとえば飯田グループHDは配当利回りが4.4%近くまで高まり、年初来安値更新という厳しい値動きになっていると紹介されていました。株主優待として利用券がもらえる点も含め、利回り面では魅力が増しているという見方です。

住宅関連株が弱い背景として、動画では原油価格上昇の影響が語られていました。原油価格が上がると、物流費だけでなく、住宅資材や塗料などのコストも上がりやすくなります。そうなると建築コストが上昇し、販売価格に転嫁すれば住宅購入者の負担が増え、需要が弱くなる可能性があります。住宅メーカーにとっては、コスト増と販売鈍化の二重苦が意識されやすい局面です。

積水ハウスについても、2日連続で厳しい展開となり、配当利回りが4.2%程度に高まっているとされていました。積水ハウスは安定配当・累進配当への期待が比較的強い銘柄として知られており、高配当投資家からの人気も高い銘柄です。だからこそ、株価が下がった局面では「鉄板の高配当株が安くなった」と考える投資家も出てきます。

タマホームも減配を受けて大きく下落した後で、なお権利取りを狙うかどうかが悩ましい状況として語られていました。高配当と優待の両面で人気のある銘柄は、減配の影響が特に大きくなりやすいため、配当方針の確認が重要です。

長谷工コーポレーションについても、マンション分野で強みを持つ企業として、下げた局面では注目に値するとの見方が示されていました。

鉄道株ではJR西日本とJR九州が有望候補として登場

不動産株の次に紹介されていたのが、交通関連、とりわけJR株でした。なかでもJR西日本は、発信者が「配当利回りが3%を超えたら買い増ししたい」と考えている銘柄として紹介されており、かなり前向きな見方をしている様子が伝わってきました。

JR西日本の魅力は、配当だけではありません。株主優待によって運賃や特急料金の割引が受けられるため、関西から九州方面へ移動する機会がある人にとっては優待の実用価値が高くなります。大阪から博多などの長距離移動で使えれば、優待1枚の価値がかなり大きくなるため、単純な優待額面以上のメリットを感じる投資家も多いでしょう。

JR九州についても、配当利回りが3.1%程度で、さらに九州の在来線1日乗車券やグループ利用券などがもらえる点が魅力として挙げられていました。鉄道株はコロナ禍で大きく業績を落としましたが、その後の回復局面で徐々に魅力を取り戻しつつあります。ただし、鉄道会社は設備投資負担が大きく、純粋な高配当株とは少し性格が異なるため、優待と配当の合計価値で判断するのが向いています。

アルペンやマースグループなど、割安感が意識される銘柄も

そのほか、アルペンやマースグループホールディングスについても触れられていました。

アルペンは、コロナ禍のアウトドア需要で株価が大きく上昇した後、現在は2000円前後まで戻ってきているという認識で語られていました。長期で見ると歴史的には2000円近辺が下値圏に見えるということですが、日経平均全体が長期で大きく上がっている中で同水準に戻っているという点を考えると、相対的には安いとみることもできます。スポーツ・レジャー需要の変化や個人消費の強弱を見る上でも面白い銘柄です。

マースグループホールディングスについては、決算内容があまり良くなかったことで株価が下落し、結果として配当利回りが5%を超えてきた点が注目されていました。高配当投資家にとっては見逃せない水準ですが、高利回りには必ず理由があります。減益や需要減少、業績の先行き不透明感が株価に織り込まれている可能性もあるため、単純に利回りだけで飛びつくのではなく、配当の持続可能性も見極めることが大切です。

決算シーズンでは2月・8月権利銘柄に要注目

動画後半では、2月・8月権利銘柄を中心に決算発表が相次いでいることにも触れられていました。あまりに件数が多く、すべてを細かく取り上げるのは難しいという前提の中で、いくつか気になる銘柄がざっと紹介されていました。

マックハウスは今期最終黒字浮上見通しで、PTSでも比較的良い反応が出ていたようです。ビットコイン関連事業に手を出している点への不透明感は残るものの、優待面では面白さがあると見られていました。

クリエイト・レストランツHDは、今期最終利益22%増、実質増配という強い決算として取り上げられており、先ほどのSFPとの合併話ともつながる注目銘柄でした。外食系の中でも、レストラン業態は比較的しっかりしている一方、居酒屋中心の企業は依然として厳しいという感覚も語られていました。

ディップについては、業績がやや弱く見えても増配を行う点が面白く、株価がさらに調整するなら狙い目になる可能性があるとされていました。こうした「業績は完全ではないが、還元姿勢が強い」銘柄は、優待・配当投資の世界では注目されやすい存在です。

北の達人、バロック、高島屋、スタジオアリスなどについても、増益や増配、あるいは優待の魅力という観点から言及されており、決算シーズンは個人投資家にとって宝探しのような局面でもあることが伝わってきました。

優待投資で大切なのは利回りだけではなく生活との相性

今回の動画全体を通じて印象的だったのは、単純に株価が下がったから買う、という話ではなく、優待や配当を含めた総合利回りと、自分の生活で実際に使えるかどうかを重視している点です。

たとえばツルハHDの5000円券も、7&Iのお買物券も、イオンのオーナーズカードも、JR西日本の運賃割引券も、使う人にとっては現金に近い価値を持ちます。一方で、使わない人にとっては価値が大きく落ちます。つまり、優待株は万人に同じ魅力があるわけではなく、生活圏や消費スタイルによって評価が変わるのです。

初心者が優待投資を始めるときは、どうしても「利回りが高いからお得そう」と考えがちです。しかし、本当に大事なのは、その優待を自分や家族が無理なく使えるか、そして企業がその優待を今後も維持できそうかどうかです。今回の動画でも、優待の改悪や廃止の話が出ていたように、優待制度は絶対ではありません。だからこそ、優待だけに頼らず、業績、財務、配当方針、業界環境を合わせて見る必要があります。

追加解説 暴落相場で買い候補を探すときの考え方

今回の動画タイトルには「連日暴落で含み損拡大中」という言葉が使われていました。相場が荒れているときは、不安から売ってしまいたくなる反面、安く買えるチャンスでもあります。ただし、暴落局面で本当に大事なのは、「下がっている銘柄を何でも拾う」ことではなく、「なぜ下がっているのか」を見極めることです。

一時的な悪材料で売られているだけなのか、構造的に業績悪化が続くのか、減配リスクはあるのか、優待改悪の可能性はないのか。こうした点を確認した上で、自分が長く持てると思える銘柄だけを選ぶことが重要です。

特に優待株や高配当株は、株価が急騰して短期で大きな利益を狙うタイプではないことが多く、持ち続ける時間がリターンの源泉になります。だからこそ、少し下がっただけで不安になる銘柄ではなく、「この企業なら生活に役立つし、業績も完全には壊れていない」と思えるものを選ぶ必要があります。

また、家族名義を活用するという考え方も、優待投資ではよく使われます。ただし、家族口座で買う場合も、名義管理や税務、売却判断のルールをあらかじめ整理しておくことが大切です。優待が複数もらえるというメリットの裏側で、管理が煩雑になると、かえって投資判断がぶれやすくなることもあります。

まとめ

今回の動画では、指数は強いのに個人投資家の体感は苦しいという現在の相場環境を踏まえながら、その中でも追加購入を検討できそうな銘柄が幅広く紹介されていました。

中心となっていたのはツルハホールディングスで、株価下落によって配当利回りと優待利回りの魅力が増している点が強く評価されていました。加えて、7&I、イオンといった生活密着型の流通株、不動産・住宅関連の高配当株、JR西日本やJR九州などの鉄道優待株まで、優待投資家にとって気になる候補が並んでいました。

一方で、SFPホールディングスやユナイテッドコレクティブのように、優待変更や実質改悪のリスクも改めて浮き彫りになりました。優待株は魅力的ですが、優待が永遠に続くとは限りません。だからこそ、優待の金額や利回りだけでなく、企業の信頼性や業績、財務、そして自分の生活との相性まで含めて判断する必要があります。

相場が荒れているときほど、焦って売買するのではなく、自分が納得して長く持てる銘柄を静かに探すことが大切です。今回紹介された銘柄群は、まさにその候補として一度じっくり見直してみる価値があると言えるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次