「ノラ猫並み」「バカ」バイデンVSトランプ、想像以上に幼稚！？悪夢の討論会を記者が「超訳」解説

今回の米大統領選の討論会では、現職のバイデン大統領と前大統領のトランプ氏が激突しました。

特に高齢の二人が、いかに自分のパワーをアピールできるかが重要なポイントでした。討論会の内容を詳しく見ていきましょう。

バイデン大統領の苦戦

バイデン大統領は、6月20日から大統領の別荘で徹底的に討論会の準備をしていました。

しかし、序盤からつまずき、見ている人たちをハラハラさせました。声がかれて元気がなく、風邪をひいていたという話もありますが、全体的に弱々しい印象を与えてしまいました。

ゴルフの話題での盛り上がり

トランプ氏は討論会中に、自分がゴルフのクラブチャンピオンになったことをアピールしました。

このゴルフの話題が予想外に盛り上がりました。

トランプ氏は、「ゴルフのクラブチャンピオンになるためにはスマートでなければならない」と主張し、自分の知性をアピールしました。

外交政策の議論

外交政策の議論では、トランプ氏が「自分が大統領だったらウクライナとロシアの戦争は起きなかった」と強調しました。

トランプ氏は、自分が大統領になる前にこの戦争を解決すると述べ、強力なリーダーシップをアピールしました。

移民問題の対立

現在アメリカで最もホットな話題である移民問題についても、両者が激しく対立しました。

特にメキシコからの不法移民の増加に関して、トランプ氏はバイデン氏を非難し、バイデン氏もまたトランプ氏を非難しました。

経済政策の評価

経済政策についても、両者は自分の任期中の成果を強調しました。

トランプ氏は、自分の4年間は最高だったと主張し、バイデン氏は自分の4年間は最悪だったと批判しました。

現在のアメリカ経済は、失業率が低く、株価も好調ですが、インフレが問題となっているため、両者の主張は噛み合いませんでした。

討論会の結果

討論会の直後、CNNが行った調査によると、視聴者の67％がトランプ氏が勝ったと評価し、バイデン氏を支持したのは33％でした。

4年前の討論会ではバイデン氏が勝ったと評価されたので、今回の結果はバイデン氏にとって厳しいものでした。

アメリカのメディアの反応

アメリカのメディアも、右派も左派も一致してバイデン氏の敗北を報じました。

フォックスニュースは「バイデンはしゃがれ声と支離滅裂な答えでトランプに苦戦した」と報じ、CNNは「バイデン惨敗で再戦が危機に陥った」と伝えました。

バイデンおろしの動き

討論会の後、民主党内でバイデン氏の交代を求める声が上がりました。

オバマ政権時代の幹部が「バイデンが即退任すべきかどうか議論になる」と発言し、カリフォルニア州知事のニューサム氏が代替候補として浮上しています。

結論

今回の討論会は、バイデン氏にとって非常に厳しいものでした。

高齢の二人がどれだけ自分のパワーをアピールできるかがポイントでしたが、結果的にトランプ氏が優勢だったと多くのメディアが評価しました。

次の選挙までに両者がどのような戦略を取るのか、今後の展開に注目が集まります。