株価暴落局面でも優待新設が追い風に?SBI新生銀行と銀行株急落の背景を整理する

本記事は、YouTube動画『株価暴落中も優待新設で注目!銀行株がヤバい』の内容を基に構成しています。

目次

株高の日に口座残高が減る違和感と「銀行株がヤバい」という実感

動画では、全体相場が上昇している日に限って、自分の証券口座の評価が大きく減ってしまうという違和感から話が始まります。

日経平均が大きく上がっている一方で、銀行株が急落しており、主力株を銀行に寄せている投資家ほどダメージが出やすい。

発信者自身も「最高値から見ると500万円以上減っているかもしれない」と述べており、ここ最近の値動きがそれだけ荒いことが分かります。

そのうえで今回の中心テーマは2つです。

1つは、株価が下がる局面で株主優待を新設した銘柄としてSBI新生銀行を取り上げ、優待の内容と利回り感を確認します。

もう1つは、銀行株がなぜここまで売られているのか、利上げ観測と政治発言を材料にした市場の反応を整理し、今後の見通しの難しさまで踏み込みます。

なぜ銀行株は金利の話に敏感なのか

銀行株は、金利が上がると業績改善期待が高まりやすいと言われます。

ざっくり言えば、預金で集めた資金と貸出金利の差、いわゆる利ざやが広がりやすいからです。

もちろん実際には、貸出の競争環境や保有債券の評価損益、景気の強弱など複数の要因が絡みますが、市場が短期的に反応しやすい材料の1つが「利上げが進むか、止まるか」です。

動画では、首相が利上げに慎重な姿勢を見せたとされる報道をきっかけに、銀行株が急落したという流れが語られます。

利上げ期待が後退すると、銀行株にとっては買い材料が薄れたように見え、短期資金が売りやすくなる。これが「やばい状況」という表現につながっています。

一方で発信者は、利上げを止める判断は現実的に難しいのではないか、という見方も示します。

インフレが進む中で円高が進みにくく、賃上げも十分に実感しにくい環境では、政策判断は簡単ではありません。つまり市場は、金利の先行きが読みにくくなったことで揺れている、という整理になります。

株価急落の中で優待を新設したSBI新生銀行とは

今回紹介される個別銘柄はSBI新生銀行です。直近で上場した銘柄で、SBIが親会社にあたる銀行として認知されている、という説明が入ります。

注目点は株主優待の新設です。

内容は大きく2択で、仮想通貨2000円分、もしくはSBI系のアラプロモが販売する健康食品のような商品がもらえるというものです。

発信者の感覚では「SBIの優待とほぼ同じ内容を実施してくる」という位置づけで、見たことがある人にはおなじみのタイプだと語られます。

ここでポイントになるのは、優待の体感価値です。

動画内では、アラプラス ゴールドのような商品に触れ、「1万2000円ぐらいの値段がつく」と述べています。もちろん実際にどれだけお得かは、その商品を普段買う人かどうかで変わります。

ただ、もし普段から購入している人なら、優待で受け取れる価値は大きく感じやすい、というニュアンスが強調されています。

株価が高値2200円から1800円前後へ 安い局面での優待新設が意味するもの

発信者は、SBI新生銀行の株価が高いところでは2200円程度あったのに対し、現在は1800円程度まで急落していると述べています。つまり、株価が下がっているタイミングで優待が新設された形です。

この局面で優待が新設されると、投資家心理としては「下がったところに材料が出た」と捉えやすくなります。

発信者も、これをチャンスと見るかどうかは人それぞれと前置きしつつ、「安い状況で優待が新設されたのは何かの縁」と表現し、興味を示しています。

さらに、2000円相当の優待を株価水準から考えると利回り感が出る、という話に続きます。

動画では、仮想通貨2000円分を単純計算しても約1%程度になり、配当と合わせた総合利回りは大体3%くらいになりそうだ、と述べています。配当だけでは旨味が薄いが、優待を合わせると面白く見える、というのが今回の主張です。

業績や配当性向への言及 数字は良いが先行きは読みにくい

発信者は、決算内容について直近では良い数字が出ており、今期予想も良いものが出ている、配当性向も低めだ、と説明しています。売上が過去最高という話も出てきます。

ただし、同時に「まだよく分からない」「今後どうなるか見通しにくい」といった慎重さも添えられています。銀行という業態は金利や景気、金融市場の変動の影響を受けやすく、株価もニュースに反応しやすい。良い数字が出ていても、短期で株価が大きく動くことはあり得る、という温度感です。

銀行株が急落した理由と、利上げの行方をどう考えるか

動画の後半は、銀行株の急落そのものに話題が移ります。

代表例として挙げられるのがみずほフィナンシャルグループで、動画では「今日だけで4.1%ぐらい落とした」と述べています。株価水準も、8000円ぐらいあったところから6500円ぐらいまで削られてきている、といった具体的な下落感が語られます。

日経平均が1260円上げるような強い日でも、銀行株が下がれば、銀行株の比率が高い口座はマイナスになり得ます。発信者が感じた「大相場なのに口座は減った」という現象は、まさにセクター間の温度差を表しています。

そして下落のきっかけとして示されるのが、首相の利上げ慎重姿勢とされる報道です。市場は、利上げが進むほど銀行株に追い風という見方をしがちなので、慎重姿勢が見えると売りが出やすい。これが短期の急落を生んだ、という流れです。

発信者の見立て 利上げを止める判断は簡単ではない

発信者は、利上げをしない判断は難しいのではないか、と述べます。

理由として、インフレが進む中で円高に振れにくいこと、賃上げが十分進んでいるように見えないこと、過去に利上げをしても円安が止まっていないように見えることなどを挙げています。

つまり、金利の議論は金融市場だけの話ではなく、生活者の物価や賃金、為替の問題と絡んでいる、という認識です。

この部分は、銀行株投資の難しさにも直結します。

利上げが続くなら銀行株には追い風になりやすい一方で、どこかでピークアウトして金利が下がる局面が来れば、銀行株の追い風が止まる可能性もある。

発信者は、米国の利上げが大きく進んだ後にピークアウトが意識される局面を例に、どのタイミングで利益確定を考えるべきか、という視点も示しています。

優待の変更や廃止、気になる銘柄のチェック

動画では銀行株以外にも、その日に発表があった優待関連ニュースや、発信者が気になった銘柄が紹介されます。ここは「優待投資家の日常のチェック項目」をそのまま追体験できるパートになっています。

まず大きい話として、養命酒のTOBが語られます。

TOBに伴い配当見送り、そして優待廃止という発表があり残念だ、という反応です。

さらに、TOB価格が4050円でディスカウント気味で、直近で4500円を超えていたため、直前で買った人は損失を被る形になった可能性がある、と述べられます。

優待投資では「優待が続く前提」で長期保有する人も多いので、TOBや非公開化は想定外のイベントになりやすい、という現実がにじみます。

次に、早稲田アカデミーの優待変更です。

クオカードがデジタルギフトに変わるという内容で、使える場所が減っているクオカードより便利になる可能性がある、と肯定的に捉えられています。

一方で、優待が良すぎる銘柄はいつか改悪や継続保有条件の追加が来るかもしれない、という警戒感も語られます。これは優待投資をする人が必ず意識すべきリスクで、優待は業績とは別の文脈で突然変わる可能性がある、という教訓につながります。

さらに、サンフロンティア不動産の優待変更として、3000株以上の上位区分新設に触れます。多くの人には関係しにくいが、上位株主向けの拡充という意味では悪い話ではない、というトーンです。

発信者が「気になる」と挙げた銘柄群 下落局面での監視リスト発想

後半では、個別銘柄のチェックが続きます。NTTは下げが続いているがボックス的に動いているなら押し目と見る人もいる、発信者自身は買い増しの検討をする、という話です。

また、壺屋ではなく小売でもなく、優待で有名な小麦系というより、ここではコブキスピリッツが挙がります。3月権利に向けて安くなっている、3000円相当のお菓子詰め合わせが魅力、といった優待目線のコメントが入ります。

JIA、エア・ウォーター、高島屋、三菱重工、ジャパンホテルリートなども名前が出てきます。共通しているのは、株価が下がっている、利回りが相対的に高い、優待がある、あるいは業績材料がある、といった理由で「気になる銘柄」として監視している、という点です。優待投資の現場感として、日々のニュースを拾いながら監視リストを更新し、下落が深くなれば買いを検討する、という行動パターンがそのまま語られています。

まとめ 優待新設は魅力だが、銀行株は金利の不確実性とセットで考える

動画の結論は、株価が厳しい局面でも優待新設があると投資判断の見え方が変わる、という点にあります。

SBI新生銀行は、仮想通貨2000円分または健康食品という優待新設が材料になり、株価が2200円から1800円程度へ下がったタイミングで見ると総合利回りが意識しやすい、と説明されました。

配当だけでは旨味が薄いと感じても、優待が加わることで「面白い」と感じる投資家が出てくる、という整理です。

一方で、銀行株全体は利上げ観測の揺れに敏感で、政治発言や報道1つで急落することがあるという現実も示されました。

みずほが1日で4.1%下がるような値動きが起きると、日経平均が大きく上げても口座残高が減ることがあり得ます。だからこそ、優待という魅力だけで飛びつくのではなく、金利の先行きが読みにくい局面ではポジションの偏りやリスク管理も含めて考える必要がある、というのが全体を通したメッセージです。

最後に動画では、2月の権利取りが終わってもすぐに3月権利が来ること、そして日々の優待変更やTOBによる優待廃止など、優待投資家が直面するイベントが多いことも語られました。

優待は魅力ですが、続くことが前提ではない。だからこそ、優待の新設は追い風になり得る一方で、制度変更や相場の急変と常に隣り合わせだという点を押さえておくことが重要です。

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