【新NISA】米国ETFを成長投資枠で買うなら！おすすめ5銘柄

2024年4月17日

米国ETFのメリット

投資するETFのメリットには、手数料の低さ、取引のしやすさ、そして分散投資が容易にできる点があります。

特にS&P 500に連動するETFは、米国の大手企業への広範なインデックス投資を低コストで行えます。

高配当、不動産、金などのセクター特化型ETFもあり、例えばセミコンダクター関連ETFは、特定産業の成長を狙うことができます。

また、通貨リスクの分散という観点からも、米ドル建ての資産を持つことのメリットが指摘されています。高配当ETFを選ぶことで、配当による収益も期待できます。

おすすめETF

SMH（半導体ETF）

SMHは、セミコンダクター産業に焦点を当てたETFであり、テクノロジーの重要部品である半導体を製造する企業に投資します。

SMHはMVIS US Listed Semi-donductor 25指数に連動します。

これはNVIDIAやTSMCなど、AI技術やデジタルデバイスに不可欠な半導体を提供する主要企業に投資することになります。

これにより、技術進歩の波に乗る投資が可能とされ、特にデジタル化やAIの発展が進む中での成長ポテンシャルが注目されています。

SPLG（S＆P500)

SPLGは、S&P 500に連動するETF（上場投資信託）で、S＆P500へ投資することが可能です。少額単位で投資ができます。

SPLGは特にコスト効率が良く、経費率が非常に低いため、長期的なインデックス投資に適しています。

S&P 500の企業群を通じて、広範な市場へ分散投資を簡単に実現できます。これにより、個々の企業のリスクに左右されずに、米国経済全体の成長に参加することが可能です。

QQQM（ナスダック100）

QQQMはナスダック100に連動するETFです。

ナスダック100指数は、NASDAQ証券取引所に上場している非金融セクターの上位100社の株式を追跡する株価指数です。

この指数は主にテクノロジー関連の大企業が多く含まれており、Apple、Amazon、Googleの親会社であるAlphabet、Facebookの親会社であるMeta、Microsoftなどが含まれます。ナスダック100は技術革新と成長を代表する指数として知られています。

このETFは、同じくNasdaq-100指数を追跡するQQQと似ていますが、経費率が若干低いため、特に長期投資を考えている個人投資家に適しています。

コストが低いことから、小額から始める投資家やコスト意識が高い投資家にとって魅力的な選択肢となります。

VYM（高配当利回り投資信託）

VYM、正式にはVanguard High Dividend Yield ETFとして知られています。

このETFは、高配当利回りを持つ米国企業に投資を行います。VYMは、持続可能な配当を提供する能力が高いと見られる大企業を中心にポートフォリオを構成しており、金融セクターやヘルスケア、消費財など複数のセクターにまたがる企業に投資しています。

このETFでは、直近10年で分配金が上昇しているのが特徴で、高配当を狙いたい方にお勧めです。

EDV（超長期米国債）

EDV、またはVanguard Extended Duration Treasury ETFは、長期米国財務省証券（通常は20年以上の期間のもの）に投資するETFです。

このファンドは、利率が変動するときに敏感に反応するため、長期債券の価格変動リスクが高いですが、その分利回りも高くなる傾向があります。

知っておきたい専門用語集

ETF（Exchange-Traded Fund、上場投資信託） – 株式のように証券取引所で取引される投資信託の一種です。株式、商品、債券などの資産を保有し、その純資産価値に近い価格で取引されるように設計されています。
ナスダック100 – ナスダック証券取引所に上場している非金融セクターの上位100社の株式を追跡する指数です。主にテクノロジー関連の大手企業が多く含まれています。
S&P 500 – アメリカの株式市場で最もよく知られる株価指数の一つで、500種類の大手企業の株価で構成されています。
分散投資（Diversification） – 投資リスクを軽減するために、異なる資産、産業、または地域に投資を分ける戦略です。
配当利回り（Dividend Yield） – 株式から得られる配当を株価で割った割合で、投資の利益を表します。
指数（Index） – 特定の市場やセクターのパフォーマンスを測定するために使用される代表的な株式などのサンプル群です。
経費率（Expense Ratio） – ETFや投資信託が運用にかかるコストをパーセンテージで表したものです。
キャピタルゲイン（Capital Gain） – 資産（株式や不動産など）の売却から得られる利益のことです。

Q＆A集

ETFとは何ですか？: ETF（Exchange-Traded Fund）は、株のように取引所で売買される投資信託です。多様な資産に分散投資することができ、一般的に手数料が低いことが特徴です。
ナスダック100指数に投資するメリットは？: ナスダック100はテクノロジー関連の大手企業が多く含まれているため、技術革新に強い影響を受ける業界への投資を通じて高い成長潜力を享受できる可能性があります。
分散投資の重要性は？: 分散投資はリスクを軽減する手法です。異なる産業や地域、資産クラスに投資を広げることで、特定の市場の不振が全体のポートフォリオに与える影響を抑えることができます。
高配当ETFとは何ですか、その魅力は？: 高配当ETFは、高い配当利回りを持つ企業に集中的に投資するETFです。安定した収益の源泉としての役割とともに、インカムゲインを求める投資戦略に適しています。
経費率とは何ですか、なぜ重要なのですか？: 経費率は、ETFや投資信託が管理・運用にかかる年間コストをパーセンテージで表したものです。低い経費率は長期的な投資成果に大きく寄与するため、特にコストを意識する投資家にとって重要です。
インデックスとは具体的に何を指しますか？: インデックスは、特定の市場セグメントのパフォーマンスを示す指標で、例えばS&P 500はアメリカの大企業500社の株価の平均を追跡します。インデックス投資はこれらの指標に基づいて行われ、市場全体の平均的なリターンを目指します。
ETFと投資信託の違いは何ですか？: ETFは証券取引所で株のように日中取引され、価格はリアルタイムで変動します。一方、投資信託の価格は取引日の終わりに計算され、日中の価格変動はありません。ETFは通常、投資信託よりも経費率が低く設定されています。