【ビットコインは来年に3500万？】トランプ再選の影響／買い時はいつか

今回は、楽天ウォレットの松田康生さんをゲストに迎え、ビットコインの今後の動向について解説したpivot公式チャンネルの内容をご紹介します。

トランプ再選の影響とビットコインの価格上昇

まず、ビットコインの価格が大きく動いた背景について松田さんは、トランプ大統領の再選が大きな要因であると説明しています。トランプ政権が誕生したことで、ビットコインが上昇する理由がいくつかあります。

このように、トランプ氏の再選はビットコインにとってプラスの影響を与え、価格は急上昇しました。実際、ビットコインの価格は1300万円を突破しました。

需要と供給のサイクル

次に、ビットコインの価格上昇には供給と需要のサイクルが深く関わっています。特に、ビットコインは4年サイクルで価格が動くことが知られており、その理由として半減期（ハーフィング）があります。

ビットコインの未来予測

松田さんは、2025年にはビットコインが3500万円に達する可能性が高いと予測しています。過去の半減期からの上昇ペースを基にすると、現在の価格から約3倍に上昇する可能性があるということです。

• 初回の半減期後、ビットコインの価格は90倍に上昇しました。
• 2回目の半減期では30倍、3回目では8倍という上昇が見られました。

今回の半減期後、ビットコインは1000万円から3500万円に達する可能性があるとしています。この予測はかなり保守的であり、価格はもっと上昇するかもしれません。

法定通貨の信用とビットコイン

さらに、ビットコインは法定通貨の代替として、価値の保存手段として注目されています。

特に、アメリカの金融機関であるブラックロックのCEO、ラリー・フィンク氏がビットコインを価値保存手段として認める発言を行ったことは、大きな影響を与えました。

アメリカでは、法定通貨の価値が毀損しているとし、ビットコインがそのヘッジ手段となる可能性が高いと語っています。

このような動きが加速すると、ビットコインの需要はますます高まります。アメリカ政府や年金基金がビットコインを購入することを検討する可能性もあり、これがビットコインの価格に大きな影響を与えるでしょう。

投資家にとってのビットコイン

松田さんは、ビットコインに投資することは、長期的に見るとリスク分散の手段として有効であると述べています。特に、法定通貨の信用が揺らいでいる現状では、ビットコインは資産として魅力的な選択肢となる可能性があります。

また、投資家はビットコインに投資する際のタイミングに注目すべきです。

現在、上昇期に入っているということですが、価格が上がりすぎると、いつか調整が入る可能性が高いとも言われています。そのため、調整局面で購入することが賢明かもしれません。

各国の税制比較とETF

ビットコインの投資には税制も関わってきます。日本では、ビットコインの利益に対して最高税率が55%であることを考慮しなければなりません。

この税率は、所得税45%と住民税10%を合わせたものです。

また、ビットコインのETFについても議論が進んでおり、他国ではすでにETFが導入されています。

特にアメリカでは、ビットコインETFが2024年1月に誕生し、大きな反響を呼びました。

日本でも、ビットコインETFの導入に向けた動きがあり、これにより**分離課税で税率が20%**になる可能性があります。これが実現すれば、ビットコインの取引がさらに活発になるでしょう。

まとめ

ビットコインは今後ますます注目される資産となり、特に供給の減少と需要の増加が価格を押し上げる要因となります。

2025年には3500万円に達する可能性があるという予測もあり、投資家は今後の動向に注目すべきです。また、法定通貨の価値の毀損が進む中で、ビットコインが価値の保存手段としての役割を果たすことが予想されます。

ビットコインの投資タイミングや税制の変化についてもしっかりと理解した上で投資を検討することが重要です。そして、今後のビットコイン市場は、供給と需要のバランスによって大きな変動を見せる可能性があるため、長期的な視点で投資することが鍵となります。