本記事は、YouTube動画『2027年に向けて年内にやっておきたいお金のこと10選!新NISA・iDeCo・クレカ積立の最新情報』の内容を基に構成しています。
2026年も残すところ約2ヶ月となりました。年末が近づくと、家計の見直しや来年の資産形成について考える機会が増えますが、投資に関する手続きの中には12月末を待たずに締め切られるものがあります。
特に2026年は、投資信託の信託報酬引き下げ競争、クレジットカード積立のポイント還元条件の変更、2027年に向けたNISA制度の準備、iDeCoの拠出限度額拡大など、投資家にとって重要な話題が数多くあります。
これらの変更を知らずに従来の設定を続けていると、受け取れるはずのポイントを逃したり、非課税投資枠を十分に活用できなかったりする可能性があります。
今回は、動画で紹介された内容を基に、2026年末までに確認しておきたい10項目について詳しく解説します。
なお、動画で紹介されている2027年の制度変更や各社のキャンペーン、手続き期限については、実際に申し込む際に金融機関や関係機関の最新の公式案内を確認してください。
投資信託の信託報酬引き下げ競争が加速!乗り換えるべきなのか
2026年は、投資信託の運用コストを巡る競争がさらに激しくなっています。
投資信託を長期間保有する場合、特に重要になるのが「信託報酬」です。これは投資信託を運用・管理するために継続的に発生する費用で、保有している資産から日々差し引かれます。
信託報酬が低ければ、それだけ投資家の手元に残る運用成果が増える可能性があります。
SBI証券が低コストのNASDAQ100ファンドを投入
動画では、2026年5月に登場した「SBI・NASDAQ100インデックス・ファンド」が紹介されています。
このファンドの信託報酬は年率0.1958%で、NISAの成長投資枠の対象商品とされています。
NASDAQ100は、米国のNASDAQ市場に上場する主要な非金融企業約100社で構成される株価指数です。Apple、Microsoft、NVIDIAなど、世界的なテクノロジー企業が大きな比率を占めています。
動画によると、このファンドはSBI証券の2026年9月の積立件数ランキングで7位に入るなど、投資家の関心を集めています。
一方、従来から人気のある「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の信託報酬は年率0.495%です。
両者の差は約0.3ポイントあります。
仮に1,000万円を保有している場合、単純計算では年間約3万円のコスト差が生じます。
さらに、毎月10万円を15年間積み立て、その後15年間保有するという試算では、30年後の資産額に約532万円の差が生まれると動画では説明されています。
ただし、この数字は一定の運用条件を前提としたシミュレーションであり、実際の運用結果を保証するものではありません。
楽天証券でも「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が信託報酬年率0.198%という低水準で提供されています。
いずれも動画で紹介された商品はNISAの成長投資枠の対象となっており、積立投資枠との違いには注意が必要です。
オルカンの信託報酬差は年間わずか250円
一方、全世界株式に投資する「オルカン」では事情が異なります。
動画では、2026年11月17日に登場予定の「SBI・オールカントリー・インデックス・ファンド」が紹介されています。
信託報酬は年率0.055%とされ、人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と比較されています。
動画ではeMAXIS Slimのコストを約0.05775%とし、その差を約0.0025ポイントとして説明しています。
この場合、1,000万円を保有していても年間の差額は約250円です。
NASDAQ100型のように年間数万円の差が出るケースとは異なり、オルカンの信託報酬差は非常に小さくなっています。
また、eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指す方針を掲げています。
そのため、わずかな信託報酬差だけを理由に、現在保有している投資信託を売却する必要性は必ずしも高くありません。
新しい投資信託については、純資産総額の増加状況や実際の運用コスト、指数との連動性などを半年から1年程度確認してから判断する方法もあります。
特にNISAでは、現在の保有商品を売却せず、今後の積立先だけ変更するという選択肢も検討できます。
クレカ積立のポイント還元ルールが激変!2027年に向けた見直しが重要
投資信託の信託報酬と並んで、長期投資の成果に影響するのがクレジットカード積立のポイント還元です。
証券会社によっては毎月10万円までクレジットカードで投資信託を積み立てられ、利用するカードや条件に応じてポイントが付与されます。
しかし、2026年から2027年にかけて、各社の還元条件が変更されています。
マネックスカードは買い物利用額によって還元率が変化
動画によると、マネックスカードでは2026年10月から、積立以外のカードショッピング利用額が月1万円未満の場合、積立ポイントが0になるという変更が紹介されています。
これまで積立専用としてカードを利用していた人にとっては、大きな影響があります。
また、dカードを使ったマネックス証券の積立では、最大1.1%という還元率が案内されていますが、実際には積立金額によって段階的に還元率が変わります。
一般のdカードで月10万円を積み立てた場合、動画の試算では年間8,760ポイントとなります。
これは実質約0.73%の還元率です。
最大還元率だけを見て年間13,200ポイントを受け取れると考えてしまうと、実際の数字との間に差が生じます。
楽天証券はみずほ楽天カードにも注目
楽天証券では、一般の楽天カードを使って低コストの投資信託を積み立てる場合、基本還元率は0.5%です。
月10万円を12ヶ月積み立てると、年間6,000ポイントになります。
一方、動画で注目されているのが「みずほ楽天カード」です。
条件を満たすと楽天ポイント0.5%にみずほポイント0.5%が加わり、合計1%相当の還元を受けられると説明されています。
月10万円の積立なら年間12,000ポイント相当となり、一般の楽天カードと比較して年間6,000ポイント相当の差が生まれます。
ただし、みずほ銀行を引き落とし口座に設定することや、みずほダイレクトの契約などが必要です。
普段利用している銀行との相性も考慮する必要があります。
楽天カードの種類による還元率の違い
動画では、楽天証券のカード積立について次の還元率が紹介されています。
| カード | 積立還元率 | 年会費 |
|---|---|---|
| 楽天カード | 0.5% | 無料 |
| 楽天ゴールドカード | 0.75% | 2,200円 |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 11,000円 |
| 楽天ブラックカード | 2.0%、条件により最大3.2% | 33,000円 |
月10万円を積み立てる場合、楽天ゴールドカードでは年間9,000ポイント相当となります。
年会費2,200円を差し引くと6,800円相当となり、一般カードの6,000ポイントを上回ります。
一方、楽天プレミアムカードでは年間12,000ポイント相当でも、年会費11,000円が発生します。
そのため、積立ポイントだけを目的とする場合は、必ずしも上位カードほど得になるわけではありません。
また、楽天ブラックカードについては、2027年1月からの積立で条件に応じて最大3.2%の還元が紹介されています。
ただし、最大還元には前年の買い物利用額400万円以上などの厳しい条件があるため、誰でも利用できるわけではありません。
SBI証券は三井住友カードとOliveの活用がポイント
SBI証券では、三井住友カードを利用した積立が主な選択肢となっています。
一般カードの基本還元率は0.5%ですが、動画では2年目以降、前年の対象カード利用額が年間10万円以上という条件が紹介されています。
この利用額には投資信託の積立金額が含まれません。
条件を満たさなければ、基本還元率が0%になる可能性があります。
上位カードでは、三井住友カード ゴールド(NL)が最大1%、プラチナプリファードが最大3%、Visa Infiniteが最大4%という還元率が紹介されています。
さらに、三井住友銀行の総合金融サービス「Olive」を組み合わせた場合、条件によって最大5%の還元を狙えるとされています。
Oliveは銀行口座とカード機能などを一体化したサービスで、毎月選べる特典や振込手数料の優遇なども用意されています。
動画では、Oliveの預金残高が500万円以上の場合、積立還元率に0.5ポイントが上乗せされる例も紹介されています。
ただし、最大還元率を達成するためには、年間500万円から700万円規模のカード利用や、数千万円規模の預金残高などが必要になるケースがあります。
高額な年会費を支払ってまでポイントを増やす価値があるかどうかは、慎重に判断する必要があります。
その他の証券会社も条件の確認が必要
三菱UFJ eスマート証券では、三菱UFJカードによる積立が紹介されています。
一般カードでは0.55%、ゴールドカードでは1.1%を基本とし、銀行関連の条件を組み合わせることで還元率が上がる仕組みです。
さらに上位カードでは最大7%という還元率も紹介されていますが、年間700万円以上のカード利用など、厳しい条件が設定されています。
au PAYカードの一般カードでは0.5%の還元が紹介されています。
松井証券のJCBカード積立では、ゴールドカード以上で月5万円以上の買い物利用を条件として、1%の還元が受けられるケースが説明されています。
重要なのは、還元率だけではなく、年会費、通常の買い物利用額、預金条件などを総合的に確認することです。
ポイントを獲得するために不要な買い物を増やしてしまえば、本来の資産形成という目的から外れてしまいます。
クレカ積立の設定変更は11月・12月が重要!楽天証券とSBI証券の操作方法
2027年から積立金額を増額したい人は、設定変更の締め切りを確認しておく必要があります。
例えば、現在の毎月3万円の積立を5万円に増額する場合でも、実際に反映されるタイミングは証券会社によって異なります。
楽天証券は毎月12日の締め切りに注意
動画によると、楽天カード積立で2027年1月分から金額を変更する場合、締め切りは2026年12月12日です。
2026年12月分を変更したい場合には、11月12日までの手続きが必要と説明されています。
楽天証券では、スマートフォンアプリ「iGrow」から積立金額を変更できます。
アプリを開き、積立注文の画面から対象の投資信託を選択し、積立金額を変更します。
その後、口座区分や決済方法を確認し、取引暗証番号を入力して変更を確定します。
変更後は積立設定一覧に戻り、金額が正しく反映されているか確認することが大切です。
また、次回買付予定日についても確認しておくと安心です。
SBI証券は毎月10日が重要な締め切り
SBI証券の三井住友カード積立では、動画によると毎月10日23時50分が設定変更の締め切りです。
2026年12月分の変更は11月10日まで、2027年1月分の変更は12月10日までと説明されています。
2027年1月分だけを変更したい場合は、11月11日から12月10日までの間に手続きすることになります。
SBI証券のアプリでは、保有銘柄から積立対象の投資信託を選択し、積立設定画面へ進みます。
ウェブサイトに移動した後、積立金額や決済方法を変更し、取引パスワードを入力して確定します。
なお、積立設定の画面から特定口座とNISA口座の区分を直接変更することはできません。
特定口座からNISA口座に変更したい場合などは、元の積立設定を解除し、希望する口座区分で新しく設定し直す必要があります。
この操作によって、すでに購入した投資信託が自動的に移動するわけではない点にも注意が必要です。
2027年の子供NISAに向けた準備!SBI証券と楽天証券の競争が激化
2027年に向けた大きな話題として、動画では新たな子供向けNISA制度が取り上げられています。
動画で紹介されている制度内容では、0歳から17歳を対象に年間60万円まで投資でき、非課税で保有できる投資元本の上限は600万円とされています。
ただし、制度の正式名称や開始時期、利用条件については最新の制度情報を確認する必要があります。
毎月2万円を18年間積み立てるとどうなる?
仮に毎月2万円を18年間積み立てた場合、元本は432万円になります。
この金額を長期運用した場合の資産額について、動画では次の試算が紹介されています。
| 想定年利 | 18年後の資産額 |
|---|---|
| 0% | 432万円 |
| 3% | 約570万円 |
| 5% | 約691万円 |
毎月の積立金額が小さくても、運用期間が長くなることで複利効果が期待できます。
例えば、年率5%で運用できた場合、432万円の元本が約691万円になる計算です。
もっとも、実際の金融市場では毎年一定の利益が得られるわけではありません。
株価が下落して元本割れする可能性もあるため、近い将来に必ず必要となる教育費などは、現金で確保しておくことも重要です。
12歳以降の引き出しと18歳での移行
動画では、子供向けNISAについて12歳までは原則として引き出しができず、12歳以降は教育費などの用途や本人の同意といった条件を満たすことで引き出せる仕組みが紹介されています。
また、18歳になると大人のNISAへ移行する仕組みも説明されています。
教育費の準備だけではなく、子供が成人した後の長期的な資産形成につながる制度として注目されています。
ただし、年齢による引き出し条件や成人後の取り扱いは、正式な制度規定を確認する必要があります。
SBI証券が信託報酬0%の子供向けファンドを投入
動画では、SBI証券が子供向けNISA専用商品として「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」を用意していることが紹介されています。
信託報酬は0%とされ、18歳以降も保有を続ける限り、その条件が継続する仕組みと説明されています。
長期投資では運用コストの違いが資産形成に影響するため、信託報酬0%という条件は注目を集めています。
一方、楽天証券も子供向けの低コスト投資信託を準備しており、信託報酬0%の商品を予定していると動画では説明されています。
ただし、投資信託には信託報酬以外にも実質的な運用費用が発生する場合があります。
そのため、商品選択では信託報酬だけではなく、実際の運用コストや投資対象も確認することが重要です。
子供NISAの口座開設キャンペーンにも注目
動画では2026年11月2日時点の情報として、各証券会社が子供向け口座の獲得に向けてキャンペーンを実施・準備していると紹介されています。
楽天証券では、楽天銀行との組み合わせによって子供1人当たり2,000円、親に3,000円相当の特典が用意され、家族4人で最大1万円相当になる例が説明されています。
松井証券では1人最大2,000ポイント、マネックス証券では2027年1月に投資信託を3万円以上購入すると抽選で最大10万円相当の特典が当たるキャンペーンが紹介されています。
特に動画で高く評価されているのがSBI証券です。
子供向けNISAを予約し、クイズへの回答やエントリーなどの条件を満たすと、子供の口座に現金2,000円が付与されるキャンペーンが紹介されています。
さらに親がSBI証券でNISA口座を開設または移管すると、追加の特典を受けられる仕組みも説明されています。
SBI新生銀行との組み合わせで特典が拡大
動画では、SBI証券だけではなくSBI新生銀行との組み合わせも取り上げられています。
子供名義の銀行口座開設や預金条件に応じて、現金特典が受け取れるキャンペーンが紹介されています。
特に注目されているのが、1ヶ月もの定期預金に年率21.3%の上乗せ金利が適用されるというキャンペーンです。
預入上限は60万円とされ、1ヶ月間の上乗せ金利による税引後の利息は約8,370円と説明されています。
ここで注意したいのは、21.3%という数字が年率表示であることです。
1ヶ月間預けたからといって、元本の21.3%を受け取れるわけではありません。
動画では、証券口座と銀行口座の特典を組み合わせることで、子供1人当たり合計12,000円を超える特典を狙えると説明されています。
ただし、各キャンペーンには予約期限やエントリー条件が設定されています。
動画ではSBI証券の予約期限が2026年12月30日、SBI新生銀行のキャンペーン期限が2027年1月末とされていますが、申し込み前に最新の公式情報を確認してください。
2027年からNISAの証券会社を変更するなら早めの手続きが必要
2027年から別の証券会社でNISAを利用したいと考えている場合も、年内の準備が重要です。
大人のNISAは年単位で金融機関を変更できます。
ただし、2027年の非課税投資枠を利用して1度でも買い付けを行うと、原則としてその年分の金融機関変更ができなくなります。
そのため、年明けの自動積立が実行される前に、変更手続きを進めておくことが重要です。
証券会社の変更方法
例えば、楽天証券にNISA口座を変更する場合、まず現在利用している金融機関から「勘定廃止通知書」などの必要書類を取り寄せます。
その後、楽天証券のNISA口座申し込み画面で他社からの乗り換えを選択し、必要情報を入力します。
本人確認書類の提出などを行うことで、変更申請を進められます。
ただし、申し込み完了と金融機関変更の手続き完了は異なります。
申請後は証券会社からの通知を確認し、変更が完了したことを確認する必要があります。
また、変更先の証券会社で新たに積立設定を行うことも忘れてはいけません。
すでに保有しているNISA商品は売る必要がない
証券会社を変更する場合、現在保有しているNISAの商品を売却する必要はありません。
既存のNISA資産は元の証券会社に残し、そのまま非課税で保有を続けることができます。
一方、NISA口座で保有している商品を別の証券会社のNISA口座へ直接移管することはできません。
例えば、2026年までに楽天証券で購入した投資信託を保有しながら、2027年からSBI証券で新しく積み立てることも可能です。
証券会社を変更する際は、ポイント還元率だけでなく、取り扱い商品、サービスの使いやすさ、銀行との連携なども比較して判断することが大切です。
年末だけNISAの積立額を増やす方法!楽天証券の使い切り設定とSBI証券のボーナス設定
2026年のNISA積立投資枠がまだ残っている場合、年末に追加投資を行う方法があります。
通常、クレジットカード積立は月10万円までという上限がありますが、証券会社によっては現金決済を利用した追加買付が可能です。
楽天証券の「NISAつみたて投資枠使い切り」
動画では、楽天証券の「NISAつみたて投資枠使い切り」機能が紹介されています。
この機能では、通常のクレジットカード積立を維持したまま、年末に追加買付を設定できます。
例えば、積立投資枠が20万円残っている場合、10万円ずつ2つの投資信託に振り分けることも可能です。
名称は「使い切り」ですが、必ず全額を使う必要はありません。
投資可能な上限の範囲内で、5万円や10万円など任意の金額を設定できます。
操作は楽天証券のウェブサイト、またはiGrowから行います。
積立設定一覧から対象の投資信託を選択し、追加金額を入力します。
取引暗証番号を入力して設定を確定した後、追加注文の金額と買付予定日を確認します。
動画では、設定期限が2026年12月17日23時59分、買付予定日が12月18日と紹介されています。
また、追加注文はクレジットカード決済ではなく、証券口座からの引き落としになる点に注意が必要です。
楽天銀行との自動入出金サービスを設定している場合は、利用できる銀行残高も確認しておきましょう。
SBI証券ではボーナス設定を利用
SBI証券では「ボーナス設定」によって、特定の月に積立金額を増額する方法が紹介されています。
ボーナス設定は、年2回まで指定した月に追加積立ができる仕組みです。
ただし、動画ではクレジットカード決済の積立にはボーナス設定を併用できないため、いったん現金決済に切り替える方法が説明されています。
例えば12月の追加投資を行う場合、カード積立の設定締め切り後に決済方法を現金へ変更し、ボーナス設定を追加します。
その際、「NISA枠ぎりぎり注文」を利用すると、非課税投資枠を超える注文を避けやすくなります。
動画では、12月の追加買付を行う場合、12月10日より前の発注日を設定する方法が紹介されています。
追加買付が完了した後は、決済方法をクレジットカードへ戻す必要があります。
戻し忘れると2027年1月以降も現金積立が継続する可能性があるため、特に注意が必要です。
なお、ボーナス設定の利用条件や買付可能日は、金融機関の最新の案内を確認してください。
楽天証券・SBI証券の2026年末スケジュールを確認
年末のNISAでは、積立設定の締め切りだけでなく、投資信託の受渡日にも注意する必要があります。
特に投資信託は、注文した日と実際の受渡日が異なるため、12月末に注文しても翌年のNISA枠での買付となる場合があります。
動画で紹介された主な日程を整理すると、次のようになります。
| 手続き | 動画で紹介された期限 |
|---|---|
| SBI証券の12月分クレカ積立変更 | 11月10日 |
| 楽天証券の12月分クレカ積立変更 | 11月12日 |
| SBI証券の2027年1月分クレカ積立変更 | 12月10日 |
| 楽天証券の2027年1月分クレカ積立変更 | 12月12日 |
| 楽天証券のNISA使い切り設定 | 12月17日 |
| 楽天証券の使い切り買付予定 | 12月18日 |
また、楽天証券で受渡しまで6営業日を要する投資信託については、動画では12月23日が年内買付の目安として紹介されています。
ただし、実際の注文締め切りや受渡日は商品によって異なります。
外国株式を投資対象とする投資信託では、海外市場の休場日なども影響します。
2026年のNISA枠を確実に利用したい場合は、証券会社の商品画面で受渡日を確認し、余裕を持って注文することが重要です。
特定口座の年間損益を確認!損益通算で税負担が変わる可能性
年末はNISAだけでなく、課税口座の損益も確認しておきたい時期です。
通常、株式や投資信託の売却益には約20.315%の税金がかかります。
一方、課税対象となる利益と損失を一定の条件で相殺する「損益通算」を利用すると、税負担が軽減される場合があります。
利益30万円と損失20万円のケース
例えば、2026年中に株式や投資信託の売却によって30万円の利益を確定していたとします。
この場合の税額は、単純計算で60,945円です。
一方、別の商品を売却することで20万円の損失が確定した場合、損益通算できる条件を満たしていれば課税対象の利益は10万円になります。
その場合、税額は20,315円です。
| 項目 | 損失確定前 | 損益通算後 |
|---|---|---|
| 確定利益 | 30万円 | 30万円 |
| 確定損失 | 0円 | 20万円 |
| 課税対象の利益 | 30万円 | 10万円 |
| 税額 | 60,945円 | 20,315円 |
この例では、税額に40,630円の差が生じます。
ただし、損失20万円がなくなるわけではありません。
税金を減らすためだけに、本来売却する必要のない商品を売ることが必ずしも合理的とは限りません。
すでに売却を検討している商品がある場合に、年間の損益状況を判断材料に加えることが大切です。
楽天証券とSBI証券で年間損益を確認する方法
楽天証券では、パソコンサイトのマイメニューから「特定口座損益」を開くことで、年間の損益状況を確認できます。
SBI証券では、口座管理から取引履歴へ進み、譲渡益税明細などを確認する方法が紹介されています。
源泉徴収ありの特定口座では、同一口座内で対象となる損益通算が自動で行われる仕組みがあります。
一方、異なる証券会社の口座をまたいで損益通算する場合は、原則として確定申告が必要です。
また、確定申告によって所得情報が変わり、国民健康保険料などに影響する場合もあるため、税額だけで判断しないことが重要です。
2026年のNISA残り枠はどうする?非課税メリットを最大限に活用
NISAの年間投資枠は、翌年に繰り越すことができません。
現在のNISA制度では、年間の投資上限は積立投資枠120万円、成長投資枠240万円で、合計360万円です。
一方、生涯の非課税保有限度額は取得額ベースで1,800万円とされています。
年間投資枠を使わなかった場合でも、生涯の非課税保有限度額がその分減るわけではありません。
そのため、無理に年末までに枠を埋める必要はありませんが、投資に回せる資金がある場合は非課税枠の活用を検討する価値があります。
NISA残り枠の確認方法
動画では、楽天証券のスマートフォンサイトでNISAの利用状況を確認する方法が紹介されています。
ログイン後、NISAのメニューから履歴などを開くと、積立投資枠と成長投資枠それぞれの利用状況や残り金額を確認できます。
例えば、積立投資枠が30万円残っている場合を考えてみましょう。
今後、毎月5万円のクレジットカード積立が2回予定されていれば、追加で投資できる金額は20万円となります。
つまり、表示されている残り枠の30万円をそのまま追加投資するのではなく、まだ実行されていない積立予定額を差し引く必要があります。
NISAで20年間運用した場合の節税効果
動画では、100万円を年率5%で20年間運用する例が紹介されています。
この場合、運用後の資産額は約265万円となり、利益は約165万円です。
課税口座で最終的に売却した場合、利益に対する税金は約33万6,000円になります。
一方、NISA口座で同じ利益が出た場合、対象となる売却益は非課税です。
つまり、同じ運用成果でも、利用する口座によって手元に残る金額が大きく変わる可能性があります。
もちろん、年率5%という数字は仮定であり、実際の運用結果を保証するものではありません。
成長投資枠でもオルカンやS&P500に投資できる
NISAの成長投資枠という名称から、個別株専用の投資枠だと考える人もいるかもしれません。
しかし、成長投資枠では個別株だけでなく、対象となる全世界株式やS&P500連動型の投資信託も購入できます。
例えば、楽天証券で成長投資枠を利用する場合、投資信託の購入画面で金額を入力した後、口座区分として「NISA成長投資枠」を選択します。
動画では、購入画面で特定口座が初期選択されている場合があるため、誤って課税口座で購入しないよう注意が呼びかけられています。
注文完了後は、取引履歴を開き、正しい口座区分で注文が受け付けられていることを確認しておきましょう。
iDeCoの拠出限度額拡大に備える!2027年の節税効果を試算
2027年に向けたもう1つの重要なテーマが、個人型確定拠出年金「iDeCo」の拠出限度額拡大です。
iDeCoは自分で掛金を積み立て、投資信託や定期預金などを利用して老後資金を形成する制度です。
最大の特徴は、掛金が原則として全額所得控除の対象となることです。
つまり、積み立てた金額に応じて所得税や住民税の負担を軽減できる可能性があります。
会社員の掛金上限が月6万2,000円に拡大
動画では、企業年金のない会社員について、iDeCoの拠出限度額が月2万3,000円から月6万2,000円へ拡大する制度変更が紹介されています。
説明では2026年12月から新たな上限が適用され、実際の買付は2027年1月からとなる想定です。
月額では3万9,000円、年間では46万8,000円の増額となります。
これは老後の資産形成に回せる金額が大きく増えることを意味します。
なお、実際の適用時期や掛金の取り扱いについては、最新の制度案内を確認する必要があります。
iDeCoの掛金を増やすと税金はいくら変わる?
動画では、iDeCoの所得控除を適用する前の課税所得が500万円のケースを想定しています。
所得税率を20%、住民税率を10%とし、復興特別所得税などの細かい要素を除いた単純計算です。
| 項目 | 月2万3,000円 | 月6万2,000円 |
|---|---|---|
| 年間掛金 | 276,000円 | 744,000円 |
| 年間の税負担軽減額 | 82,800円 | 223,200円 |
| 20年間の税負担軽減額 | 1,656,000円 | 4,464,000円 |
同じ税率条件が続くと仮定すると、年間の税負担軽減額は140,400円増える計算です。
これを20年間続けた場合、単純計算で約280万円の差になります。
ただし、実際の税負担軽減額は年収や課税所得、企業年金の有無、扶養状況などによって異なります。
また、所得控除による税負担の軽減と、積み立てた資産の運用益は別のものです。
自営業者や企業年金のある会社員も制度変更の対象
動画では、企業年金のある会社員について、月6万2,000円から企業型DCの事業主掛金やDBの相当額などを差し引いた範囲で拠出できる仕組みが説明されています。
また、自営業者などについては、国民年金基金などと合わせて月7万5,000円という上限が紹介されています。
一方、扶養されている配偶者などの第3号被保険者については、月2万3,000円のままと説明されています。
自分がどの区分に該当するかによって利用できる限度額が異なるため、制度変更に合わせて確認しておく必要があります。
iDeCoは60歳まで引き出せない点に注意
iDeCoには大きな税制上のメリットがありますが、原則として60歳まで資産を引き出すことができません。
そのため、生活費や近い将来に使う予定のある資金までiDeCoに回してしまうと、家計の柔軟性が失われる可能性があります。
また、iDeCoは掛金の所得控除だけでなく、受け取り時の税金についても考える必要があります。
受取方法によって退職所得控除や公的年金等控除の取り扱いが異なり、他の退職金や年金との関係によって税負担が変わります。
動画では、老後が近づいてきた段階で投資信託から定期預金などへスイッチングする方法も紹介されています。
スイッチングによって運用資産の価格変動リスクを抑えることはできますが、それ自体が受取時の税率を自由に変更する手段になるわけではありません。
受取方法や受取時期、他の退職金との関係まで含めて考えることが重要です。
iDeCoの掛金変更は年内の手続きが重要
動画では、2027年からの掛金変更に向けて、2026年中に手続きを進める方法も紹介されています。
楽天証券やSBI証券では、マイナンバーカードを利用したオンライン手続きが案内されていると説明されています。
動画によると、12月1日から24日までに所定の変更手続きを行うことで、2027年1月の引き落としから新しい金額を適用できるとされています。
また、事前申請を済ませた人が重複して手続きすると、申請が無効になる場合があるとの注意も紹介されています。
手続き方法や受付期間は加入状況によって異なる可能性があるため、金融機関の最新の案内に従って進める必要があります。
年末の資産形成で大切なのは「手続き」と「お金を使う目的」
今回の動画では、NISAやiDeCo、クレジットカード積立など、資産形成に関するさまざまな制度や手続きが紹介されています。
共通しているのは、制度そのものを知っているだけでなく、必要なタイミングで実際に設定や申請を行うことが重要だという点です。
例えば、クレジットカード積立の還元条件が変わっていても、設定を見直さなければ従来のままになってしまいます。
NISAの投資枠が残っていても、年末の注文期限を過ぎれば、その年の枠を使うことはできません。
iDeCoの拠出限度額が拡大しても、掛金を変更しなければ実際の積立額は増えません。
一方で、金融制度を最大限に活用することだけが資産形成の目的ではありません。
動画の最後には、配信者が子供の頃に欲しかった青い自転車を、両親が少しずつお金を貯めて買ってくれたというエピソードが紹介されています。
自転車店で茶色い封筒からお金を取り出す両親の姿や、新しい自転車で帰る自分を父親の車がゆっくり先導してくれた記憶が語られています。
このエピソードは、お金を貯めることそのものではなく、そのお金で何を実現したいのかという視点の大切さを伝えています。
教育費、旅行、家族との時間、老後の安心など、お金を使う目的は人によって異なります。
投資の設定を見直すと同時に、将来どのようなことにお金を使いたいのかを考えることも、資産形成の重要な要素といえるでしょう。
まとめ:2027年に向けて2026年末までに資産形成の設定を見直そう
2026年末は、2027年の資産形成に向けて準備を進める重要な時期です。
今回の動画では、投資信託の信託報酬引き下げ、クレジットカード積立の還元条件変更、NISAの証券会社変更、年間投資枠の活用、iDeCoの拠出限度額拡大など、幅広いテーマが紹介されました。
特に注意したいのは、金融機関の手続きにはそれぞれ締め切りがあることです。
2027年1月から積立金額を変更する場合、楽天証券やSBI証券では2026年12月上旬までに対応が必要となるケースがあります。
また、2026年のNISA投資枠を使いたい場合には、投資信託の注文日だけでなく受渡日も確認しなければなりません。
クレジットカード積立については、最大還元率だけでなく、通常の買い物利用額や年会費などを踏まえ、自分に合ったカードを選ぶことが大切です。
さらに、2027年に向けたiDeCoの制度変更についても、自分の拠出限度額と節税効果を確認し、無理のない掛金を検討する必要があります。
一方、NISAの年間投資枠を無理に使い切ったり、ポイント還元のために高額なカードへ変更したりすることが、必ずしも最善とは限りません。
資産形成では、運用コストや税制上のメリットを活用することと同時に、生活資金を確保し、長期間継続できる仕組みを作ることが重要です。
2026年の残り約2ヶ月で現在の投資状況を確認し、必要な設定変更や手続きを進めておくことで、2027年の資産形成をより計画的に始められるでしょう。


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