本記事は、YouTube動画『現在急落中でこっそり購入 決算注目銘柄も』の内容を基に構成しています。
導入
今回の動画では、株主優待や高配当株を中心に投資している発信者が、最近こっそり購入していた銘柄として「ワールド」を紹介しています。
ワールドは証券コード3612の総合アパレル大手で、株価が直近で下落している一方、配当利回りや株主優待の魅力が高まっている銘柄として取り上げられています。
さらに動画後半では、今後買い増しを検討している銘柄や、決算発表を控えて注目している銘柄についても紹介されています。具体的には、NTT、ツムラ、フジ、日本製鉄、アサヒグループホールディングス、飯田グループホールディングス、JR西日本、ジャパンインベストメントアドバイザー、海運株、トヨタ通商、日本航空などです。
決算シーズンは高配当株・優待株のチャンスにもリスクにもなる
株式投資では、決算シーズンは非常に重要な時期です。
企業が発表する決算では、過去の業績だけでなく、今後の業績予想、配当方針、増配・減配、自社株買い、株主優待の変更などが示されることがあります。
特に高配当株や株主優待株に投資している人にとっては、決算内容によって株価が大きく動くことがあります。
たとえば、決算内容が市場予想より良ければ株価が上昇する可能性があります。一方で、業績見通しが悪かったり、減配が発表されたりすると、株価が急落することもあります。
そのため、決算前に買うのか、決算後に買うのかは投資家にとって悩ましいポイントです。
動画の発信者は、決算またぎを過度に気にしすぎるのではなく、自分が「この価格なら欲しい」と思える水準を決めて、淡々と買っていくスタイルを取っていると説明しています。
こっそり購入していた銘柄はワールド
今回、発信者が月曜日にこっそり購入していた銘柄として紹介したのが、ワールドです。
ワールドは証券コード3612の総合アパレル大手です。男性向けブランドでは「TAKEO KIKUCHI」などがあり、女性向けブランドや雑貨、生活関連商品なども幅広く展開しています。
動画では、ワールドの魅力として、単なるアパレル銘柄ではなく、株主優待が日常生活で使いやすい点が強調されています。
発信者自身も、若い頃にTAKEO KIKUCHIの服に憧れていたと話しています。当時は1万円の服を買うことが大きな贅沢で、セール時期を狙って購入していたという思い出も語られていました。
現在はユニクロなどで十分と感じる場面もあるものの、将来的にワールドの株主優待で年間10万円分の商品券を受け取れるようになれば、たまには良い服を買っておしゃれを楽しみたいという考えも紹介されています。
ワールドの購入価格と株価水準
発信者は、ワールドを1503円で購入したと話しています。
ワールドの株価は、少し前には1700円近くまで上昇していたものの、そこから1500円前後まで下落している状況です。
動画では、この1500円付近は直近の安値圏に入っているのではないかと見ています。
もちろん、株価が高いか安いかを断定することはできません。しかし、ワールドは配当利回りが4.4%程度あり、さらに株主優待もあるため、配当と優待を合わせて考えると魅力がある銘柄として紹介されています。
ワールドの株主優待は保有株数が増えるほど魅力が高まる
ワールドの大きな特徴は、保有株数や継続保有期間によって株主優待の内容が充実していく点です。
動画では、特に2000株以上保有し、3年以上継続保有すると、5万円相当の商品券が年2回もらえる点が強調されています。
つまり、年間では10万円相当の株主優待になります。
これは非常に大きな金額です。アパレルや雑貨、生活用品などに使える優待であれば、家計の助けにもなりますし、普段は買わない少し良い商品を選ぶ楽しみにもつながります。
また、100株でも半年以上の継続保有で買い物券がもらえる仕組みになっており、さらに継続保有によって内容がグレードアップする点も魅力です。
動画では、ワールドは過去に株式分割をしているため、200株保有の優待メリットが比較的大きいとも説明されています。100株から200株に増やすことで、優待内容の効率が良くなるため、予算に余裕がある人は200株以上を検討する価値があるという見方です。
ただし、発信者は「優待を追いかけすぎて損をした経験もある」とも話しています。
そのため、ワールドに限らず、株主優待銘柄を買うときは無理に株数を増やしすぎず、予算の範囲内で検討することが大切です。
ワールドは配当と優待の両面で注目
ワールドは配当利回りが4.4%程度あり、株主優待も充実しています。
配当だけでも高めの水準ですが、そこに優待が加わることで、総合利回りの魅力が高まります。
特に、アパレル関連や小売関連の銘柄は、株価が下がると配当利回りや優待利回りが上がることがあります。
動画では、最近はアパレル関連で高配当かつ割安感のある銘柄が増えているとし、こうした銘柄をうまく拾っていくことで、日々の生活に潤いを与えられるのではないかと話しています。
後半では今後欲しい銘柄と決算注目銘柄を紹介
動画後半では、今後買い増しを検討している銘柄や、決算発表を控えて注目している銘柄が紹介されています。
ここからは、銘柄ごとにポイントを整理していきます。
NTTは150円前後なら注目したい鉄板銘柄
まず紹介されたのがNTTです。
NTTは株価が150円台前半まで下がっており、そこからあまり大きく動いていない状況です。
動画では、NTTは150円前後で買われ、160円程度まで戻るというボックス的な値動きを繰り返していると説明されています。
発信者は先週もナンピンしており、今後もチャンスがあれば買い増ししたいと話しています。
現在の株価水準では配当利回りが3.5%程度あり、NTTほどの大型通信企業でこの利回りがあるなら、魅力的ではないかという見方です。
また、NTTは5月8日に決算を控えており、10年以上連続増配している点も注目されています。次の決算でさらに増配があるのかどうかが、重要なポイントになります。
動画では、KDDIやソフトバンクにも触れられており、通信株全体として高配当銘柄が多く、注目に値すると説明されています。
ツムラは年初来安値圏で配当利回り3.9%程度
次に紹介されたのがツムラです。
ツムラは漢方薬で知られる企業です。医療系に近い事業であり、生活インフラに近い安定感があると見られています。
動画では、ツムラの株価が年初来安値圏にあり、配当利回りが3.9%程度まで高まっている点が注目されています。
漢方薬という強みを持つ企業で、比較的安定した事業基盤があるにもかかわらず、株価が下がって配当利回りが高まっているため、面白い水準に来ているのではないかという見方です。
ただし、こちらも決算をまたぐかどうかは悩ましいポイントです。
発信者は、決算を気にしすぎると、悪い決算なら怖くて買えず、良い決算なら株価が上がって買えなくなることもあると説明しています。
そのため、自分の場合は決算前でも欲しい価格なら買い、あとは良くも悪くも保有するスタイルだと話しています。
フジは食品系優待銘柄として注目
続いて紹介されたのがフジです。
ここでいうフジは、お豆腐など食品関連の商品を展開している企業として紹介されています。
発信者はまだ保有していないものの、いつか欲しい銘柄だと話しています。
直近では株価が上がったことで配当利回りが3%を下回ったものの、少し前には3%を超えていた場面もありました。
株価が再び下がり、配当利回りが3%を超えるような水準になれば、食品系の株主優待も含めて面白い銘柄になる可能性があります。
食品系の優待は、生活に直接役立つため人気があります。来年に向けて継続保有条件を満たしたい人にとっては、早めにチェックしておく価値がある銘柄として紹介されています。
日本製鉄は分割後で買いやすくなった高配当銘柄
次に紹介されたのが日本製鉄です。
日本製鉄は株式分割によって購入しやすくなり、配当利回りも4.2%近くある点が魅力とされています。
動画では、日本製鉄が24円を下限配当として設定し、2030年ごろまで基本的に下げない方針を示している点に触れています。
現在の利回りで安定的に配当がもらえるのであれば、5年間で20%程度の投資回収が期待できる可能性があるという見方です。
もちろん、日本製鉄にはUSスチール買収問題など、業績に影響を与える不透明要因もあります。
しかし、だからこそ一定の配当維持方針を示している点は、投資家にとって安心材料になる可能性があります。
アサヒグループホールディングスは年初来安値圏で注目
アサヒグループホールディングスも紹介されています。
アサヒは飲料大手であり、安定感のある企業として知られています。
直近では株価が下落し、年初来安値を更新する場面もありました。配当利回りは3.3%程度で、一時は3.4%程度まで高まっていたと説明されています。
動画では、飲料という生活に身近な分野であることから、株価が下がっている今は注目に値するとされています。
株主優待については、以前はあったものの現在はなくなっていると見られます。ただし、もし将来的に100株から優待が復活するようなことがあれば、さらに注目される可能性があると話されています。
飯田グループホールディングスは配当と優待の総合利回りに魅力
続いて紹介されたのが飯田グループホールディングスです。
発信者はすでに保有しているものの、家族名義でも追加したいと考えている銘柄として紹介しています。
飯田グループホールディングスは株価が大きく下がっており、配当利回りが4.5%程度まで高まっています。
さらに株主優待として、リゾート施設で使える利用券がもらえる点も魅力です。
動画では、アイランドリゾートの利用券4万円分について、普通に使えば1万円相当程度の価値があるのではないかと説明されています。また、売却する場合でも一定の価値があると見られています。
配当利回りに優待価値を加えると、総合利回りはさらに高くなる可能性があります。
JR西日本は4月30日決算に注目
ここからは、決算発表を控えた注目銘柄としてJR西日本が紹介されています。
JR西日本は4月30日に決算発表を予定している企業として取り上げられました。
発信者は直近でJR西日本を購入しているものの、そこから株価はやや下落していると話しています。
注目点は、JR東海がすでに発表した決算で減益予想を出していたことです。万博終了などの影響が指摘されており、JR西日本にも同様の影響が出るのではないかと懸念されています。
ただし、決算は実際にふたを開けてみないと分かりません。
もし決算内容が厳しく、株価が大きく下がるようであれば、逆に買い場になる可能性もあると説明されています。
JR西日本は配当利回りが3%程度あり、さらに株主優待として乗車券の割引券がもらえる点も魅力です。鉄道を利用する人にとっては、実用性のある優待銘柄といえます。
ジャパンインベストメントアドバイザーは高配当と優待カードに注目
次に紹介されたのがジャパンインベストメントアドバイザーです。
この企業は、航空機のオペレーティングリースなどを手掛けています。
発信者は直近で100株購入しており、明日の決算を前に少しドキドキしていると話しています。
ジャパンインベストメントアドバイザーは、200株保有で株主優待カードがもらえる内容になっており、最大で3000円分になると説明されています。
優待利回りだけを見ると1%未満ですが、配当利回りが5.4%程度あるため、総合利回りはかなり高くなる可能性があります。
決算も現時点では良い内容が期待されているようですが、決算後に株価が急落するようであれば、チャンスになる可能性もあると紹介されています。
海運株は本決算で配当方針に注目
次に取り上げられたのが海運関連株です。
海運株は配当が大きく変動しやすい特徴があります。業績が良いと大幅増配することがありますが、逆に業績が悪化すると大幅減配になる可能性もあります。
動画では、ホルムズ海峡封鎖など地政学リスクにも触れられています。
通常であれば地政学リスクは企業にとってマイナスに見えますが、海運の場合は迂回によって航行距離が伸び、売上や収益が改善する可能性もあります。
そのため、本決算で今後の業績予想や配当方針がどう示されるかが非常に重要です。
海運株は高配当銘柄として人気がありますが、配当が大きく動く可能性があるため、初心者は特に注意が必要です。
トヨタ通商は商社株決算の前哨戦
トヨタ通商も注目銘柄として紹介されています。
商社関連では、三菱商事、住友商事、丸紅などが5月1日前後に決算を発表する予定であり、その前哨戦としてトヨタ通商の決算が注目されています。
トヨタ通商の決算を見ることで、他の商社株の決算を予想する手がかりになる可能性があります。
動画では、前回決算でしっかり増配をしており、今後も増配への意識がある企業として紹介されています。
株価は直近高値から下落していますが、決算をきっかけに回復するのかどうかが注目点になります。
日本航空は今期見通しと配当方針が焦点
最後に紹介された決算注目銘柄が日本航空です。
日本航空は直近で株価が大きく下がっており、配当利回りが3.9%程度まで高まっています。
一見すると魅力的な水準に見えますが、問題は今後の業績見通しです。
原油価格の上昇、人の移動の制限、国際情勢などが航空会社の業績に影響する可能性があります。
本決算自体はある程度の数字が出るかもしれませんが、今期見通しが悪かったり、減配が示されたりすると、株価が大きく下落する可能性もあります。
そのため、日本航空については、決算内容をしっかり確認したい銘柄として紹介されています。
高配当株・優待株で大切なのは「利回り」だけではない
今回の動画では、配当利回りや株主優待の魅力がある銘柄が多く紹介されました。
ただし、高配当株や優待株に投資するときは、利回りだけを見て判断するのは危険です。
配当利回りが高いということは、株価が下がっている可能性があります。株価が下がっている理由が一時的なものであれば買い場になることもありますが、業績悪化や減配リスクが原因であれば注意が必要です。
また、株主優待も将来ずっと続くとは限りません。企業の方針変更によって、優待が廃止されたり、内容が改悪されたりすることもあります。
そのため、初心者が確認しておきたいポイントは、次のような部分です。
- 業績が安定しているか
- 配当性向に無理がないか
- 自己資本比率など財務に問題がないか
- 優待内容が自分の生活で本当に使えるか
- 株価が下がった理由を理解できるか
特に株主優待は、使わない優待をもらっても実質的な価値は低くなります。
ワールドのように自分や家族が使いやすい商品券であれば魅力がありますが、使い道が限られる優待の場合は、実際の価値を冷静に考える必要があります。
決算またぎは無理に勝負しなくてもよい
動画では、決算をまたぐかどうかについても重要な考え方が語られていました。
決算前に買えば、良い決算が出たときに株価上昇の恩恵を受けられる可能性があります。しかし、悪い決算が出れば大きく下がるリスクもあります。
一方で、決算後に買おうとすると、良い決算の場合は株価が上がって買いにくくなり、悪い決算の場合はさらに下がるのではないかと不安になり、結局買えないこともあります。
つまり、決算またぎには正解がありません。
大切なのは、自分の投資方針を決めておくことです。
短期的な値動きを狙うのか、配当や優待を受け取りながら長期保有するのかによって、判断は変わります。
長期保有を前提にするなら、多少の決算ブレよりも、その企業の事業内容や配当方針、財務の安定性を重視する考え方もあります。
まとめ
今回の動画では、発信者がこっそり購入していた銘柄として、ワールドが紹介されました。
ワールドは総合アパレル大手で、株価が直近で下落している一方、配当利回りが4.4%程度あり、株主優待も魅力的な銘柄です。
特に、保有株数や継続保有期間によって優待内容が充実していく点が大きな特徴です。2000株以上を3年以上保有すると、年間10万円相当の商品券がもらえる可能性があり、日常生活に役立つ優待銘柄として注目されています。
また、動画後半ではNTT、ツムラ、フジ、日本製鉄、アサヒグループホールディングス、飯田グループホールディングスなど、今後買い増しを検討したい銘柄も紹介されました。
さらに、JR西日本、ジャパンインベストメントアドバイザー、海運株、トヨタ通商、日本航空など、決算発表を控えた注目銘柄についても解説されています。
決算シーズンは、株価が大きく動きやすい時期です。良い決算なら上昇のチャンスになりますが、悪い決算なら急落するリスクもあります。
そのため、投資する際は利回りだけで判断するのではなく、企業の業績、配当方針、優待内容、財務状況、自分の投資目的を総合的に考えることが大切です。
高配当株や株主優待株は、うまく活用すれば資産形成を続けるうえで心強い味方になります。しかし、無理に買いすぎたり、優待だけを目的に投資したりすると、株価下落で損をする可能性もあります。
今回紹介された銘柄も、あくまで投資判断の材料の1つとして確認し、自分に合った価格や保有方針を決めながら、冷静に向き合うことが重要です。


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