急落時に狙いたい6月権利直前の高配当株10選|株主優待と配当で見る注目銘柄

本記事は、YouTube動画『急落するなら権利直前取り厳選高配当10銘柄』の内容を基に構成しています。

目次

6月権利直前で高配当株に注目が集まる理由

6月の権利付き最終日が近づくなか、高配当株や株主優待銘柄への関心が高まっています。配当や優待を目的に投資する場合、権利確定の直前に購入すれば、比較的短い保有期間で配当や優待の権利を得られるため、投資家にとってはお得感が出やすい時期です。

ただし、注意すべき点もあります。日経平均株価は直近でしっかり上昇しており、先物の動きも堅調です。相場全体が強い局面ではありますが、「山高ければ谷深し」という言葉の通り、急上昇した相場ほど、その反動で急落するリスクもあります。

そのため、6月権利取りを狙う場合でも、ただ高配当だから買うのではなく、株価が大きく下げた場面で拾えるように、事前に候補銘柄を整理しておくことが重要です。

日本株市場で買われている銘柄と高配当株の状況

現在の日本株市場では、半導体関連やAI関連といった成長テーマ株が相場をけん引しています。一方で、バリュー株や高配当株の中には、まだ割安感のある銘柄も残されています。

特に注目されている大型株としては、トヨタ自動車、NTT、三菱UFJフィナンシャル・グループ、日本製鉄などがあります。これらは個人投資家からの人気も高く、配当利回りや株価水準の面から見ても、長期保有を前提に検討されやすい銘柄です。

今回の動画では、前半で6月権利の高配当銘柄、後半で6月権利以外も含めた魅力的な大型株や株主優待銘柄が紹介されています。

6月権利で注目したい高配当株

青山財産ネットワークス

最初に紹介されたのは、青山財産ネットワークスです。財産コンサルティングを手がける企業で、青山商事とは別会社です。

株価は1300円台で、比較的手を出しやすい水準にあります。直近では不動産関連株全体が厳しい動きとなっており、青山財産ネットワークスも株価を大きく落としていました。ただ、先週あたりから少し底打ち感も見られ、安くなった場面で注目したい銘柄とされています。

PERには割安感があり、PBRもやや割安です。配当利回りは4.5%程度と高水準で、高配当株として魅力があります。

業績については、今期にやや弱い部分もありますが、動画内では「誤差の範囲内」と表現されています。また、配当はしっかり増えてきており、連続増配傾向にある点も安心材料です。

年間配当は58円で、そのうち6月権利分は23円です。下期の配当の方が厚い構成ではありますが、株価が安くなっている点を踏まえると、6月権利前に注目しておきたい銘柄といえます。

株主優待もあり、1000株以上の保有でクオカードがもらえます。ただし、1000株以上という条件はややハードルが高いため、基本的には100株で高配当を狙う戦略が現実的だとされています。

住友林業

次に紹介されたのは住友林業です。こちらも不動産・住宅関連の銘柄で、直近では株価が下落していましたが、先週あたりから一息ついた動きが見られています。

長い目で見ると、まだ株価は安い水準にあるとされ、配当利回りは3.8%程度です。大型株でありながら、ここまで利回りが高まっている点は魅力です。

業績面では過去最高水準の数字が出ており、株価下落とのギャップが注目されています。年間配当は50円で、6月権利ではその半分の25円が受け取れる見込みです。

住友林業の強みは、国内だけでなく海外展開にも力を持っている点です。日本では今後人口減少が進むため、住宅関連企業にとって海外展開は非常に重要になります。その意味で、国際的に事業を広げている住友林業は、長期的にも見ておきたい銘柄です。

アサヒグループホールディングス

続いて紹介されたのは、アサヒグループホールディングスです。ビールやカルピスなどで知られる、誰もが知る飲料メーカーです。

直近ではサイバー攻撃の影響により、業績見通しに厳しさが出ています。そのため株価はかなり安くなっており、配当利回りは前期実績ベースで3.5%程度となっています。

時価総額の大きい企業であり、ブランド力も強いため、今のような厳しい局面で購入しておけば、2年後、3年後に通常運転へ戻った際にメリットが出る可能性があります。

動画内では、かつてあった株主優待の復活にも期待が示されています。現時点で優待があるわけではありませんが、もし将来的に復活すれば、配当だけでなく優待面でも注目される可能性があります。

ただし、注意点として、今期の配当や見通しがまだ明確に開示されていない点があります。6月権利で狙いたい高配当株ではあるものの、今後の業績や配当方針にはリスクもあります。

一方で、アサヒは累進配当方針やDOEを意識した配当政策を掲げていると見られ、少なくとも前期の52円配当がある程度維持される可能性は高いのではないか、という見方も紹介されています。

サカタインクス

次に紹介されたのは、サカタインクスです。証券コードは4633で、印刷インキなどを手がける企業です。

インクや塗料関連の銘柄は、直近で株価を落としているものが多く、サカタインクスも高値からはかなり安くなっています。その後は横ばいに近い動きとなっており、買いやすい水準にあるとされています。

PER、PBRには割安感があり、配当利回りは4.3%程度です。時価総額も1000億円を超えており、一定の規模感がある点も安心材料です。

業績はしっかり改善しており、配当性向も低めです。年間配当は100円で、そのうち6月権利分は50円が見込まれています。自己資本比率も50%を超えており、財務面でも評価できる内容です。

株主優待もあり、クオカードが500円から最大2000円相当もらえます。長期保有条件を満たせば、総合利回りはさらに高まります。動画内では、長期では利回り5%も狙える内容として紹介されています。

船井総研ホールディングス

6月権利銘柄の最後として紹介されたのが、船井総研ホールディングスです。

株価は1000円前後で買いやすく、PERには一定の割安感があります。PBRも割安で、配当利回りは4.44%程度と高水準です。時価総額も1000億円を超えており、規模感のある企業です。

株価は直近で大きく下げており、動画内では投稿者自身も高値掴みして含み損になっていると語られています。ただし、現在の水準はかなり安くなっており、ここから狙える可能性があるとされています。

船井総研ホールディングスは連続増配銘柄でもあります。配当性向がやや高めである点は注意が必要ですが、足元の利益は一定程度出ており、自己資本比率も高い点が魅力です。

株主優待ではクオカード500円分が年2回もらえます。配当と優待を合わせた総合利回りは5.4%程度とされ、配当だけでなく優待も含めて考えると、魅力的な内容です。

AIが挙げた6月権利直前の注目銘柄

動画内では、投稿者がAIを活用して6月権利直前の魅力的な銘柄を調べた話も紹介されています。

その中で挙げられていたのが、地主、GMOフィナンシャルホールディングス、青山財産ネットワークス、TOWなどです。

地主は不動産関連で、配当利回りや優待面で注目される銘柄です。GMOフィナンシャルホールディングスは配当利回りが5%を超える水準で、非常に高い数字となっています。TOWも6月高配当銘柄として比較的有名で、1000株保有で株主優待があるとされています。

このように、6月権利直前には高配当と株主優待の両方を狙える銘柄が複数あります。ただし、利回りの高さだけで判断するのではなく、業績、財務、配当の継続性、株価の位置を確認することが大切です。

6月権利以外でも注目したい大型株

トヨタ自動車

後半では、6月権利以外も含めた魅力的な銘柄として、まずトヨタ自動車が紹介されています。

トヨタは直近で株価が安くなっており、年初来安値を更新する場面もありました。高いところでは4000円近くあった株価が2700円台まで下落しており、配当利回りは3.6%程度まで高まっています。

トヨタほどの世界的企業で、配当利回りが3%台後半まで高まっている点は大きな魅力です。また、長期保有によって3000円相当の電子マネーがもらえる株主優待もあります。

配当と優待を合わせると、総合利回りは4.6%程度になるとされ、トヨタのような超大型株としては非常に魅力的な水準です。

NTT

続いて紹介されたのはNTTです。トヨタと並び、個人投資家に人気の高い大型株です。

NTTは株式分割後、少額から買いやすくなったこともあり、多くの個人投資家が保有しています。株価は140円から160円あたりを行ったり来たりしており、適正価格が分かりにくい状況です。

しかし、配当利回りは3.7%程度あり、割安感もあります。動画内では、この水準なら「買わない手はないのではないか」と語られています。

NTTには株主優待もあり、長期保有によってdポイントがもらえます。100株から保有しやすいため、まだ持っていない人にとっては、まず100株を保有する候補になりやすい銘柄です。

JR西日本

JR西日本も注目銘柄として紹介されています。

直近で株価は少し戻していますが、以前は配当利回りが4%近くまで高まる場面もありました。さらに、株主優待として大阪から博多間などで使える鉄道割引券がもらえます。乗車券や特急券が半額になる内容で、実際に利用する人にとっては非常に価値の高い優待です。

動画内では、優待価値を5000円近くと見積もると、総合利回りは6%程度に達する可能性があると紹介されています。

JR西日本のような知名度の高い大型企業で、配当と優待を合わせて高い利回りが期待できる点は、長期保有を考える投資家にとって大きな魅力です。

東京地下鉄

東京地下鉄も、株価が大きく下げている銘柄として紹介されています。

高いところでは2000円近くまで上昇したものの、その後は下落が続いています。配当利回りは3%程度で、交通系の銘柄としては比較的高い水準です。

株主優待は200株以上の保有が必要ですが、東京メトロに乗れる乗車券がもらえます。日常的に東京メトロを利用する人にとっては、実用性の高い優待です。

交通インフラ系の銘柄は、景気変動の影響を受ける面はあるものの、生活に欠かせないサービスを提供している点で、長期保有候補として見られやすい分野です。

兼松

最後に紹介されたのは、商社株の兼松です。

最近は商社株全体が下げてきており、高配当株として改めて注目される可能性があります。5大商社は利回り面でやや手が出しにくい銘柄も多いですが、兼松は配当利回り3.4%程度と、比較的高配当株として検討しやすい水準です。

業績は順調で、配当性向も低めです。足元の業績も良く、自己資本比率も一定程度あります。さらに株価が下がる場面があれば、狙いたい銘柄として紹介されています。

ボーナスや配当金をどう投資に回すか

6月は、会社員にとってボーナスが入る時期でもあります。また、3月決算企業からの配当金が着金する時期でもあり、投資資金に余力が生まれやすいタイミングです。

投資で資産を増やすうえでは、入金力を高め、その資金をできるだけ早く市場に投入することが重要です。インデックス投資であれば、入金力を最大化して長期的に積み立てることで、多くの人が資産形成を進めやすい環境にあります。

ただし、動画内では「お金を増やすこと」だけが人生の目的ではないとも語られています。節約や入金力の最大化ばかりを意識しすぎると、今度はお金を使うことができなくなり、人生の楽しみが減ってしまう可能性もあります。

株主優待投資が人生を豊かにする理由

投稿者が特に重視しているのが、株主優待投資です。

株主優待は、単なる利回りの上乗せだけではありません。外食、旅行、レジャー、宿泊など、普段なら節約して行かない場所へ行くきっかけを与えてくれます。

たとえば、パルグループホールディングスの優待では宿泊が半額になる券がもらえます。これがあれば、普段なら旅行を控えてしまう人でも、「せっかく優待があるから行ってみよう」と思えるかもしれません。

藤田観光の優待では、ワシントンホテルなどで使える内容が拡充され、旅行のきっかけになります。共立メンテナンスの優待も宿泊に使えるため、家族との思い出づくりにつながります。

東京都競馬の優待では、東京サマーランドの招待券や大井競馬場の入場券、施設内カフェの食事券などがもらえます。普段は行かない場所でも、優待があることで新しい体験につながるのです。

このように、株主優待は「お金を増やす投資」であると同時に、「お金を使うきっかけを与えてくれる投資」でもあります。

お金は増やすだけでなく使うことも大切

資産形成では、お金を貯めること、増やすことが大切です。しかし、それと同じくらい、お金を上手に使うことも重要です。

特に投資を続けていると、資産額を増やすことに意識が向きすぎて、消費そのものに罪悪感を持ってしまうことがあります。そうなると、せっかく資産が増えても、人生の満足度が上がりにくくなります。

株主優待投資は、そのような「お金を使えない心理」を少し和らげてくれます。優待券があるから外食に行く。宿泊優待があるから旅行に行く。レジャー施設の優待があるから家族で出かける。こうした体験は、単なる利回り以上の価値があります。

動画内では、株主優待投資は消費を上手に促してくれる投資法であり、人生を豊かにしてくれる存在だと語られています。

まとめ

6月権利直前は、高配当株や株主優待銘柄に注目が集まりやすい時期です。今回の動画では、青山財産ネットワークス、住友林業、アサヒグループホールディングス、サカタインクス、船井総研ホールディングスといった6月権利の高配当銘柄が紹介されました。

さらに、後半ではトヨタ自動車、NTT、JR西日本、東京地下鉄、兼松など、6月権利に限らず長期保有で注目したい大型株も取り上げられています。

配当利回りの高さは魅力ですが、投資判断では業績、財務、配当性向、株価水準、配当の継続性を確認することが重要です。また、権利直前の投資では、権利落ち後に株価が下がるリスクもあるため、短期的な利回りだけで判断しない姿勢が求められます。

一方で、株主優待投資には、数字だけでは測れない魅力があります。外食、旅行、レジャーなど、日常に新しい体験を与えてくれる点は、配当金だけでは得られない価値です。

お金を増やすことは大切ですが、増やしたお金をどう使い、どのように人生を豊かにするかも同じくらい大切です。6月権利直前の高配当株を検討する際には、利回りだけでなく、自分の生活や価値観に合った銘柄かどうかも含めて考えることが重要です。

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