本記事は、YouTube動画『S安暴落ヤバいと年初来安値安いと本日購入銘柄も』の内容を基に構成しています。
9月28日の株式市場では、大きく値を下げた銘柄や年初来安値を更新する銘柄が目立ちました。
動画では、ストップ安となったニデック、年初来安値を更新したイオンを中心に、投稿者が実際に購入したAPホールディングス、さらに住友林業やREIT、キオクシアなどについて取り上げています。
また、後半では共立メンテナンスが展開する「ドーミーイン」に実際に宿泊した感想から、同社のサービスやビジネスモデルについても紹介しています。
ニデックがストップ安、大きな不透明感が意識される展開に
最初に取り上げられたのが、証券コード6594のニデックです。
ニデックはモーターを中心とする大手電機メーカーで、時価総額も大きい日本を代表する企業の1つです。
動画では、以前から不正会計問題によって株価が大きく下落していたものの、その後はいったん株価を戻していたと説明されています。
しかし、9月28日は再び株価が急落し、ストップ安となりました。
動画で大きな材料として挙げられているのが、社長交代に関する報道と、巨額の減損損失に関する話です。
特に動画では、不正会計問題を背景として「1兆円規模の減損損失」が取り沙汰されていると説明しています。
仮に極めて大きな損失が発生すれば、当然ながら企業業績への影響が意識されます。
さらに、経営トップが交代する可能性まで加われば、今後の経営体制に対する不透明感も高まりやすくなります。
こうした複数の材料が重なったことで、株式市場では厳しい評価になったというのが動画での見方です。
ニデックの問題は短期的な利益だけではない
動画では、ニデックの営業利益規模と比較しても、報じられている減損額が非常に大きいことに注目しています。
単純に通常の利益だけで埋め合わせようと考えた場合、相当長い期間が必要になる規模だというわけです。
一方で、ニデックは直近まで業績面で一定の回復を見せており、自己資本比率などを見ても、一見すると極端に財務内容が悪い企業ではありませんでした。
それにもかかわらず株価が大きく下落している点について、動画では今回の問題の根深さを指摘しています。
また、問題はニデック単体だけではありません。
大手企業である以上、取引先や部品供給企業なども多く、今後の展開によっては関連企業にも何らかの影響が及ぶ可能性があります。
そのため、動画ではニデックそのものだけでなく、周辺企業を含めて今後の動きを追う必要があるとしています。
イオンが年初来安値を更新
続いて取り上げられたのがイオンです。
動画によると、9月28日のイオン株は約2.7%下落し、年初来安値を更新しました。
高値圏では3000円を超えていた株価が、動画収録時点では1260円前後まで下落しており、かなり大きな調整となっています。
ただし、動画ではイオンの業績そのものについて、極端に悪化しているわけではないと説明しています。
業績が比較的堅調に推移している一方で、株価はじわじわと下落している状況です。
イオン株で特に注目されているのが株主優待です。
イオンは株主優待を含めて考える銘柄
動画では、イオン株について「配当だけを見るのではなく、株主優待を含めたインカム全体で考える銘柄」として紹介しています。
イオンの株主優待では、保有株数に応じて買い物金額の一部が還元される仕組みがあります。
動画では300株保有の場合に3%の還元を受けられる点を取り上げています。
例えば、対象店舗で年間100万円を利用した場合、単純計算では3万円相当の還元になります。
イオンを日常的に利用する家庭であれば、配当だけを見るよりも、こうした優待によるメリットの比重が大きくなる可能性があります。
さらに動画では、イオンラウンジの利用や映画料金に関する特典なども紹介されています。
全国各地にイオングループの店舗があるため、旅行先などでも利用しやすい点も魅力として挙げられています。
特にイオンを頻繁に利用する人にとっては、株価だけでは測りにくい実用的なメリットのある株主優待銘柄だというのが動画での評価です。
投稿者が購入したのはAPホールディングス
次に紹介されたのが、投稿者が9月の権利日に実際に購入した銘柄です。
購入したのはAPホールディングスです。
APホールディングスは「塚田農場」などの飲食店を展開する企業です。
動画では、純粋な投資判断だけで考えれば別の銘柄を選ぶ選択肢もあったとしながらも、株主優待を実際に利用してみたいという理由から購入したと説明しています。
投稿者自身が株主優待を中心に情報発信していることもあり、実際に優待を取得し、店舗で利用して、その体験を発信するという目的もあるようです。
APホールディングスの株主優待
動画では、APホールディングスの魅力として株主優待を挙げています。
3000円分の食事券を年2回受け取れる仕組みがあり、ギフト商品などへ交換することも可能だと説明されています。
動画内の計算では優待利回りが6%を超える水準になるとしており、投稿者はこの優待内容に魅力を感じて購入したとのことです。
今後、実際に優待を利用し、その使い勝手についても紹介する予定としています。
権利落ち後の株価にも注目
9月は、多くの日本企業にとって中間配当や株主優待の権利確定が集中する時期です。
権利付き最終売買日を過ぎると、配当や優待を受け取る権利がなくなるため、理論上はその価値に相当する分だけ株価が下がる「権利落ち」が発生します。
動画でも、権利落ち後に株価を下げる銘柄が出てくる可能性があるため、そのタイミングをチェックする考え方を紹介しています。
日経平均株価が高値圏にある状況でも、個別銘柄を見ると値下がりしている企業もあり、銘柄ごとの値動きを確認する重要性を指摘しています。
住友林業も年初来安値を更新
動画後半では、投稿者が気になった銘柄も複数紹介されています。
その1つが住友林業です。
住友林業も年初来安値を更新しており、動画投稿者自身も含み損になっていると話しています。
一方、株価下落によって配当利回りは4%台まで上昇しているとして、現在の株価水準では配当面から注目する考え方もあると説明しています。
住友林業は海外事業の比率も比較的大きいため、日本国内の人口減少を考えた際にも、海外で事業を展開できる点はチェックしておきたいポイントとして挙げられています。
REITにも年初来安値をつける銘柄が
動画では、J-REITについても触れています。
積水ハウス・リート投資法人など、株価が下げ止まらず年初来安値圏で推移している銘柄があると紹介されています。
株価が下落した結果、分配金利回りが5%台に達している銘柄もあり、利回りだけを見れば以前より高くなっています。
さらに、森トラスト系のREITやサムティ系のREITについても取り上げられており、一部では6%台の分配金利回りとなっているケースも紹介されています。
REITは価格が下落すると分配金利回りが上昇しますが、利回りが高いという理由だけで安全性が高まるわけではありません。
物件価格や金利、借入コスト、分配金の維持可能性なども合わせて確認する必要があります。
キオクシアは4%超下落
最後に個別株として取り上げられたのがキオクシアです。
動画によると、この日は約4.4%下落しました。
一定の価格帯を挟みながら上下する状態が続いており、短期的には方向感が読みにくい状況だと説明しています。
投稿者自身も高値で購入して含み損を抱えているとして、値動きの大きな銘柄を高値圏で購入する難しさについて触れています。
こうした銘柄については、単純に値下がりしたから安いと判断するのではなく、業績や市場環境を確認しながら慎重に見る必要があります。
権利落ち日のPTSランキングもチェック
動画では、権利付き最終売買日の夜にPTSの値動きを確認する方法も紹介しています。
PTSとは、証券取引所以外で株式を売買できる私設取引システムです。
通常の東京証券取引所の取引時間が終了した後でも売買できるため、夜間に株価が大きく動くことがあります。
特に権利落ち前後では値動きが大きくなる銘柄もあるため、PTSの値上がり率・値下がり率ランキングを見ることで、翌営業日の動きを考える材料の1つになります。
ただし、PTSは通常市場よりも売買参加者や出来高が少ないケースもあるため、PTS価格がそのまま翌日の株価になるとは限らない点には注意が必要です。
共立メンテナンスのドーミーインに実際に宿泊
動画の後半では株式市場の話題から離れ、共立メンテナンスが運営するホテル「ドーミーイン」への宿泊体験が紹介されています。
投稿者は株主優待を利用してドーミーインに宿泊しました。
株主優待を複数回分利用する際、チェックイン時に株主番号などを入力する作業が必要となり、少し時間がかかったとのことです。
一方で、実際に宿泊してみると、ドーミーイン独自のさまざまなサービスに魅力を感じたと話しています。
夜鳴きそばやドリンク、大浴場などサービスが充実
ドーミーインの代表的なサービスとして知られているのが「夜鳴きそば」です。
宿泊者向けに夜の時間帯に提供されるハーフサイズ程度のラーメンで、動画ではおかわりをしている宿泊客も多かったと紹介しています。
また、ドリンクサービスや大浴場、サウナなども用意されています。
宿泊した施設では水風呂もしっかり冷たく、サウナを利用する人にとっても満足度の高い内容だったとしています。
風呂上がりには無料のアイスが用意され、朝になると乳酸菌飲料に切り替わるなど、小さなサービスが多数組み合わされています。
朝食では地域の名物も楽しめる
投稿者が宿泊したのは姫路のドーミーインでした。
朝食には穴子飯やそうめん、姫路おでんなど、地域を意識した料理が用意されていたと紹介されています。
単に全国共通の朝食を提供するのではなく、その土地ならではの食事を用意することで、旅行客の満足度を高めている点もドーミーインの特徴だとしています。
ドーミーインの強みはサービスを組み合わせた付加価値
動画では、ドーミーインのビジネスモデルについても考察しています。
客室そのものだけを見ると、必ずしも豪華な高級ホテルというわけではありません。
しかし、
夜鳴きそば、大浴場、サウナ、ドリンク、アイス、乳酸菌飲料、地域色のある朝食
といったサービスを組み合わせることで、宿泊者に高い満足感を提供しています。
それぞれのサービス単体では、それほど高額な原価ではないかもしれません。
しかし、それらをホテル内でワンストップで利用できる環境を作ることで、通常のビジネスホテルとは異なる付加価値を生み出しているというのが動画での分析です。
結果として宿泊料金が一般的なビジネスホテルより高めであっても利用者が集まり、それが共立メンテナンスのホテル事業の差別化につながっているのではないかとしています。
まとめ
9月28日の株式市場では、ニデックのストップ安やイオンの年初来安値更新など、注目すべき値動きが見られました。
ニデックについては、不正会計問題に加え、動画内で紹介された経営体制や巨額の減損に関する話が市場の不透明感につながっています。
一方、イオンについては株価が大きく下落しているものの、日常的に店舗を利用する人にとっては、株主優待による還元も含めて考える余地があります。
また、APホールディングスや住友林業、REITなど、株価下落によって配当・優待利回りが高く見える銘柄も増えています。
ただし、株価が下落して利回りが上昇しているということは、市場が何らかのリスクを織り込んでいる場合もあります。数字だけを見るのではなく、業績や財務状況、今後の事業環境まで確認することが重要です。
さらに、共立メンテナンスのドーミーインについては、豪華な設備だけで勝負するのではなく、小さなサービスを積み重ねることで宿泊者の満足度を高めるという、特徴的なビジネスモデルが紹介されました。
株式投資では株価や配当だけでなく、実際に企業の商品やサービスを利用してみることで、その企業がどのような価値を顧客に提供しているのかを理解することも、企業を見る1つの方法と言えそうです。


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