テスタ氏は毎日数百のコレを見ていた。ここまで成り上がれた理由

https://www.youtube.com/watch?v=BiV5_IFLrTQ
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テスタ氏はなぜ勝てる投資家になれたのか

株式投資で大きな成功を収めた投資家として知られるテスタ氏ですが、その道のりは最初から順調だったわけではありません。

動画では、過去に数千万円単位の損失を出した経験や、前年に稼いだ利益を短期間で失った苦い出来事が振り返られています。一方で、そうした失敗を経験しながらも、毎日大量のチャートを確認し、勝っている投資家と負けている投資家の違いを研究するなど、地道な努力を継続してきたことも語られています。

特に印象的なのが、毎日およそ400銘柄のチャートを確認していたというエピソードです。

単にチャートを見るだけではありません。翌日の値動きを予想し、次の日に結果を確認し、自分の予想と実際の値動きの違いを検証する。この作業を何カ月、何年と繰り返していったことが、現在の相場を見る力につながっていると考えられます。

今回は、動画で語られたテスタ氏の失敗経験、チャートの勉強方法、初心者へのアドバイス、そしてトレードスタイルを変えていった過程について詳しく整理します。

数千万円を一気に失った過去もある

現在では大きな資産を築いているテスタ氏ですが、過去には非常に大きな損失を経験しています。

動画の冒頭では、ある銘柄を前場に大量に購入し、そのまま株価を見ないようにして昼寝をしたところ、起きた時には約4000万円の損失になっていたというエピソードが紹介されています。

株を大量に購入した後、「もう株価を見ない」と決めていたものの、午後になって確認すると株価はストップ安付近まで下落していました。

最終的には保有株をすべて売却し、約4000万円の損失を確定したといいます。

テスタ氏自身もこの出来事を忘れていたようですが、質問をきっかけに当時の状況を鮮明に思い出したと語っています。

投資では、成功したトレードばかりが注目されがちです。しかし、大きな利益を積み上げた投資家であっても、その過程では大きな損失や判断ミスを経験していることが分かります。

1年間で稼いだ利益をわずか1週間ほどで失った経験

テスタ氏が特に記憶に残っているトレードとして挙げたのが、2015年頃のさくらインターネットでの取引です。

前年には年間で1億円以上の利益を上げており、テスタ氏自身も「今年は2億円、3億円を目指したい」という気持ちで新年を迎えていたといいます。

ところが、その年のスタート直後に大きな損失を出します。

最初の1週間から2週間程度で、約1億円を失ってしまったのです。

前年1年間を通して努力して稼いだ金額が、わずかな期間で消えてしまいました。

この時は非常に精神的につらかったと振り返っています。

前年の利益が消えるという強烈な無力感

単に1億円という金額を失ったことだけが苦しかったわけではありません。

前年1年間を通じて積み上げた成果が、一瞬でなくなってしまったことに強い無力感を感じたといいます。

さらに、「今年はもう年間収支をプラスにできないのではないか」といった不安も同時に押し寄せてきました。

トレードは基本的に自分自身の判断によって行うものです。

特に個人投資家の場合、会社員のようにチームで仕事をしているわけではありません。そのため、大きな損失を出したとしても、その判断と結果を1人で受け止める必要があります。

テスタ氏も、この時にトレーダーという仕事の孤独を強く感じたと語っています。

その後、別のトレードで利益を積み重ね、その年も最終的には年間収支をプラスにすることができました。

しかし、そこに到達するまでの期間は非常につらかったと振り返っています。

テスタ氏は毎日400銘柄のチャートを見ていた

動画の中で特に注目したいのが、テスタ氏のチャート勉強法です。

テスタ氏はトレードを始めた頃、毎日およそ400銘柄のチャートを確認していました。

当時、日本株には約4000銘柄が上場していましたが、そのすべてが毎日活発に動いているわけではありません。

そこで、まず上場している銘柄を1つずつ確認し、その中から出来高があり、日々ある程度値動きしている銘柄を抽出しました。

その結果、実際に毎日しっかり動いている銘柄は、およそ400銘柄程度だったといいます。

この400銘柄を紙やノートに書き出し、それ以降は毎日1銘柄ずつ証券コードを入力しながらチャートを確認していました。

動いている銘柄をすべて見るという発想

この方法のポイントは、「日本株すべてを見る」のではなく、「実際に動いている銘柄をほぼすべて見る」ということです。

仮に4000銘柄が上場していても、3000銘柄以上がほとんど動いていないのであれば、それらを毎日確認する必要性は高くありません。

一方、日々値動きしている400銘柄を確認すれば、その日に市場で起きている主要な値動きをかなり広く把握できます。

テスタ氏は、この作業を半年から1年ほど毎日続けたと語っています。

400銘柄と聞くと非常に多く感じますが、チャートを素早く確認するだけであれば、約30分ほどで見ることができたといいます。

チャートを見る時は「翌日の値動き」を予想する

もちろん、ただ400銘柄のチャートを眺めていたわけではありません。

テスタ氏はチャートを見ながら、「明日はどう動くのか」を予想していました。

そして翌日、再びその銘柄のチャートを確認します。

すると、

「昨日上がると思った銘柄が実際に上がった」

「この形は以前にも見たことがある」

「この形では思ったように動かなかった」

といった経験が積み上がっていきます。

この作業を毎日繰り返すことで、チャートの形とその後の値動きの関係が少しずつ頭の中に蓄積されていったと考えられます。

チャートパターンの名前を覚える必要はない

興味深いのは、テスタ氏がチャートパターンについての専門書をほとんど読んでいないという点です。

一般的なテクニカル分析では、ダブルトップ、三尊、フラッグなど、さまざまなチャートパターンに名前が付けられています。

しかしテスタ氏は、こうした名称を詳しく知らなくても、毎日チャートを見続けることで「この形は良い」「この形はあまり良くない」といった感覚が身についてくると話しています。

つまり、知識としてパターンを暗記するよりも、大量の実際の値動きを観察することを重視していたわけです。

手法よりもチャートを読む力が重要なのか

動画では、「手法とチャートを読む能力のどちらが重要か」という質問も寄せられています。

これに対してテスタ氏は、そもそも両者は比較するものではないという考えを示しています。

チャートを読む能力を磨き、その中から自分の手法を作っていくという関係だからです。

トレード初心者は「勝てる手法」を探すことに集中しがちです。

しかし、どれだけ優れたルールを知っていても、市場の状況を判断する力がなければ、適切に使うことは難しくなります。

そのため、長期的には大量のチャートを見ることで相場の特徴を理解し、その中から自分のトレード方法を作っていくことが重要だという考え方です。

最初の数カ月はテスタ氏も負けていた

動画では、資金60万円でデイトレードを始め、現在約5万円の損失になっている視聴者から相談が寄せられています。

これに対しテスタ氏は、「全然いいと思います」と回答しています。

自身もトレードを始めた最初の数カ月間はマイナスだったからです。

重要なのは、負けたという結果だけを見るのではなく、その日のトレードを振り返ることだと話しています。

「今日は何がダメだったのか」

「どうすれば勝てたのか」

「売買の判断を逆にしていれば勝てたのであれば、なぜ自分は逆の判断をしたのか」

このようなことを毎日考えることが大切だとしています。

資金を増やすのは勝てるようになってから

初心者にとって特に重要なアドバイスが、資金管理に関する部分です。

テスタ氏は、60万円程度の資金でも十分だと話しています。

仮に追加で投資に使える資金を持っていたとしても、勝てるようになるまでは資金を増やす必要はないという考えです。

トレードでは、資金を増やせば利益も増えますが、同時に損失も増えます。

まだ安定して勝てない段階で資金だけを大きくすると、失敗した時の損失額も大きくなります。

そのため、小さい資金で経験を積み、ある程度安定して利益を出せるようになった段階で資金を増やすという考え方は、リスク管理の面でも非常に合理的です。

テスタ氏が最も苦労したのは「デイトレをやめること」

成功するためには新しい手法を身につけることが重要だと思われがちですが、テスタ氏が最も苦労した課題として挙げたのは意外にも「デイトレードをやめること」でした。

テスタ氏は長期間デイトレードを中心に取引していました。

そのため、チャートを見ると反射的に短期売買のチャンスを探してしまう癖が身についていたといいます。

「ここはデイトレのチャンスだ」と思えば、つい取引を始めてしまいます。

一度デイトレードを始めると、その取引に集中することになります。

その結果、別の重要なチャンスを見逃してしまう問題がありました。

デイトレに集中すると中長期のチャンスを見逃す

テスタ氏がデイトレードを減らそうと考えた背景には、投資スタイルの変化があります。

短期売買に集中している間は、中長期投資やスイングトレードの銘柄を十分に見ることができません。

目の前の数分、数時間の値動きを追い続けているため、より大きな時間軸で市場を見ることが難しくなります。

その結果、本来なら気づけたはずの中長期の投資機会を見逃してしまいます。

しかし、長年続けてきたデイトレードを突然やめることは簡単ではありませんでした。

「またやってしまった」という経験を何度も繰り返しながら、何年もかけて少しずつ取引回数を減らしていったといいます。

現在では、そもそもデイトレードの視点で相場を見ること自体がほぼなくなり、デイトレードをすることもほとんどなくなったと語っています。

勝っている人だけでなく負けている人も研究した

テスタ氏がトレードを始めた頃に行っていた勉強は、チャート分析だけではありません。

当時は自分自身でもブログを書きながら、他の投資家のブログも大量に読んでいました。

特に特徴的なのが、勝っている投資家だけでなく、負けている投資家のブログも読んでいたことです。

一般的には、成功している人の手法や考え方を学ぼうとする人が多いでしょう。

しかしテスタ氏は、勝っている人だけを見ていても「なぜ勝てるのか」が分かりにくいと考えていました。

そこで、勝っている人と負けている人の両方を比較していました。

同じ銘柄でも考え方が違う

同じ銘柄を取引していても、勝つ人と負ける人では判断が異なる場合があります。

例えば、同じ値動きを見ていても、

ある投資家は買い場だと考える。

別の投資家は危険だと判断する。

ある投資家は早めに損切りする。

別の投資家は損失を抱え続ける。

こうした違いを比較することで、「勝っている人と負けている人では何が違うのか」を探していたのです。

単に成功者の売買を真似するのではなく、失敗例と比較することで成功の理由を理解しようとしていた点が特徴的です。

毎日ブログを書くことでトレードを言語化した

テスタ氏自身も、トレードを始めた頃はブログを書いていました。

ブログを書くという作業には、単なる情報発信以上の意味があります。

その日のトレードについて文章を書くためには、

「なぜこの銘柄を買ったのか」

「なぜ売ったのか」

「どこで判断を間違えたのか」

といったことを改めて考える必要があります。

頭の中だけで考えていると曖昧だった判断も、文章にすることで整理されます。

現在であれば、ブログでなくてもトレードノートや日記などで同じことができます。

重要なのは、その日の取引を言葉にして振り返ることです。

翌日の予習も欠かさなかった

テスタ氏は、その日のトレードを振り返るだけでなく、翌日の予習も行っていました。

株式市場では、月曜日の値動きと火曜日の値動きが完全に独立しているわけではありません。

前日に起きた材料や値動き、市場参加者のポジションなどが翌日の取引にも影響します。

そのため、その日の相場を振り返ることは、そのまま翌日の準備にもなります。

テスタ氏はブログを書いた後、翌日の値動きを想像しながら予習をしていました。

「今日こう動いたのであれば、明日はどうなるのか」

と考え続けることで、単に過去の値動きを確認するだけでなく、未来を予測する練習にもなっていたのです。

テスタ氏の成長を支えたのは「反復」と「検証」

動画全体を通じて見えてくるのは、特別な必勝法というよりも、圧倒的な反復と検証です。

テスタ氏が行っていたことは非常にシンプルです。

毎日チャートを見る。

翌日の値動きを予想する。

次の日に結果を確認する。

自分のトレードを振り返る。

勝っている人と負けている人を比較する。

そして、翌日の準備をする。

1回だけ行っても大きな効果はないかもしれません。

しかし、これを毎日何百回、何千回と繰り返せば、経験の蓄積量には大きな差が生まれます。

400銘柄を1年間の取引日およそ240日確認したとすれば、単純計算でも約9万6000回のチャートを見ることになります。

こうした大量の実例を目にすることで、「以前にも似た形を見た」という経験が増えていきます。

テスタ氏が語る「見ていればだんだん分かってくる」という感覚は、この膨大な反復から生まれたものだと考えられます。

初心者がテスタ氏の方法から学べること

もちろん、すべての投資家が毎日400銘柄を見る必要があるわけではありません。

会社員であれば、毎日30分から1時間を投資の勉強に使うだけでも大変です。

重要なのは銘柄数そのものではなく、同じ作業を継続し、予想と結果を検証することです。

例えば毎日20銘柄だけでも、

「明日は上がりそう」

「この形は下落しそう」

「ここから出来高が増えれば強そう」

など、自分なりの予想を立てます。

そして翌日に結果を確認します。

この作業を半年、1年と続ければ、単にチャートの本を読むだけとは違った経験が蓄積されていきます。

また、トレード日記を付けることも有効です。

勝ったトレードだけでなく、負けたトレードについても、

「なぜエントリーしたのか」

「どこで判断を間違えたのか」

「同じ場面が来たら次はどうするか」

まで記録すれば、自分自身の弱点を把握しやすくなります。

大きな成功の裏には失敗の積み重ねがある

動画を見ると、現在のテスタ氏の成功だけを見て、「特別な才能があったから勝てた」と考えるのは適切ではないことが分かります。

最初の数カ月はマイナス。

4000万円規模の損失。

1年間で稼いだ金額を短期間で失う経験。

長年続けたデイトレードをやめられない葛藤。

こうした失敗や課題を経験しながら、少しずつ改善を重ねています。

そして、その改善を支えていたのが、毎日のチャート確認、トレードの振り返り、予習、他の投資家との比較といった地道な習慣でした。

まとめ

テスタ氏が大きな成功を収めるまでの過程を見ると、短期間で使える必勝法よりも、長期間にわたる反復と検証が重要だったことが分かります。

特に象徴的なのが、毎日約400銘柄のチャートを確認していたという習慣です。

動いている銘柄を抽出し、毎日チャートを見て翌日の値動きを予想する。そして次の日に結果を確認する。この作業を半年から1年以上繰り返すことで、チャートを見る経験を膨大に積み上げていました。

さらに、自分のトレードをブログで言語化し、勝っている投資家だけでなく負けている投資家の行動まで研究していました。

一方で、その道のりでは4000万円や1億円規模の損失も経験しています。

成功した投資家だから失敗しなかったのではなく、多くの失敗を経験し、そのたびに原因を考えて改善を続けてきたことが重要なのでしょう。

初心者にとっても参考になるのは、「最初から勝てなくてもよい」という点です。

小さな資金で経験を積み、毎日のトレードを振り返り、少しずつ改善する。そして勝てるようになってから資金を増やす。

派手な手法ではありませんが、こうした地道な積み重ねこそが、長期的にトレード能力を高めていく方法の1つだといえそうです。

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