本記事は、YouTube動画『ポートフォリオ構築の基本と資産配分の考え方』の内容を基に構成しています。
投資を始めると、「S&P500を買うべきか」「オルカンがいいのか」「日本株やゴールドも持った方がいいのか」と、何を買うかに意識が向きがちです。
しかし、長期的な資産運用において重要なのは、単に「どの商品を買うか」ではありません。
動画では、ポートフォリオ運用でより重要なのは、どの資産を組み合わせ、それぞれを何%保有するかという資産配分(アセットアロケーション)であると説明されています。
株式、債券、ゴールド、コモディティ、現金などは、それぞれ得意とする経済環境が異なります。
そのため「次に最も上がる資産」を当てようとするのではなく、景気、インフレ、金利、金融政策などを見ながら、どのような環境になっても資産全体が大きく崩れにくい形を作ることが重要です。
今回は、動画で解説されたポートフォリオ構築の基本から、景気サイクルと資産価格の関係、相関、具体的な資産配分例、リバランスの方法まで詳しく整理していきます。
ポートフォリオで重要なのは「何を買うか」より「どう組み合わせるか」
投資初心者の場合、まずS&P500やオール・カントリーなどのインデックスファンドを購入し、そこから日本株やゴールドなどを少しずつ追加していくケースは珍しくありません。
しかし、その方法では「なぜその資産を入れるのか」「なぜその比率なのか」という根拠が曖昧になりやすいという問題があります。
ポートフォリオを考える際には、まず自分がどのような運用をしたいのかを決め、そのうえで、
「何を入れるのか」
「何%入れるのか」
を考える必要があります。
動画では、機関投資家なども銘柄選びだけではなく、アセットアロケーション=資産配分を非常に重視していると説明されています。
ポートフォリオを決める3つの要素
動画では、ポートフォリオを考えるうえで重要な3つの要素として、
- リターン
- リスク
- 相関
が挙げられています。
例えば、米国株、日本株、ゴールド、債券、現金は、すべて同じ値動きをするわけではありません。
景気が拡大すると強くなる資産もあれば、景気後退時に強くなる資産もあります。
そのため、1つの資産だけに集中するのではなく、異なる特徴を持つ資産を組み合わせることで、ポートフォリオ全体の値動きを安定させていくことが重要になります。
景気サイクルによって強い資産は変わる
ポートフォリオを作るうえで特に重要になるのが「景気サイクル」です。
経済は常に同じ状態ではなく、
回復 → 拡大 → 減速 → 後退
といったサイクルを繰り返します。
そして、それぞれの局面で強くなりやすい資産も変化します。
景気回復局面
景気が底を打って回復へ向かう局面では、株式が強くなりやすくなります。
特に小型株や景気敏感株など、景気拡大の恩恵を受けやすい資産が注目されます。
景気拡大局面
景気がさらに拡大していく局面では、米国株や日本株などの株式に積極的に資金を振り向けやすくなります。
経済活動が活発になるため、コモディティも上昇しやすくなると説明されています。
景気減速局面
景気拡大がピークを越えて減速し始めると、徐々にゴールドなどへ資金が移りやすくなります。
大型株などは比較的持ちこたえる可能性があるものの、景気敏感な資産については注意が必要になります。
景気後退局面
景気が本格的に後退すると、株式には厳しい環境になります。
その場合、債券や現金などの役割が大きくなります。
このように、ポートフォリオでは特定の資産が常に優れていると考えるのではなく、経済環境によって有利になる資産が変わるという前提を持つことが重要です。
中央銀行の「流動性」も資産価格を左右する
次に重要なのが市場の流動性です。
動画では、FRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)、BOE(イングランド銀行)、日本銀行など、主要中央銀行が金融を緩和しているのか、それとも引き締めているのかを見る必要があると説明されています。
中央銀行が市場へ流動性を供給している環境では、株式やコモディティなどのリスク資産に資金が向かいやすくなります。
反対に流動性が減少すると、株式市場には逆風となり、リスク回避から債券などへ資金が移動しやすくなります。
つまり、株価だけを見るのではなく、その背景で「市場にどれだけお金が供給されているのか」を確認することも重要になります。
実質金利はゴールドや株式を見るうえで重要
動画では、実質金利も重要なマクロ指標として紹介されています。
実質金利は基本的に、
実質金利=名目金利-期待インフレ率
という考え方で捉えられます。
実質金利が低下すると、ゴールドやグロース株にとって追い風になりやすいとされています。
一方、実質金利が上昇すると、ゴールドには逆風となり、株式のバリュエーションにも下押し圧力がかかりやすくなります。
そのため、ポートフォリオを考える際には単純な政策金利だけではなく、インフレを差し引いた実質金利にも注目する必要があります。
インフレ率によって保有すべき資産は大きく変わる
経済環境を見るうえではインフレも欠かせません。
動画では、デフレ、適度なインフレ、高インフレ、スタグフレーションでは、有利になる資産が大きく異なると説明されています。
デフレ局面
物価が下落するデフレ環境では、債券の役割が大きくなります。
適度なインフレ
適度なインフレと景気拡大が同時に進んでいる環境は、株式にとって比較的良好な状態です。
企業の売上や利益が伸びやすく、株式市場も上昇しやすくなります。
インフレが強くなった場合
インフレ圧力が強くなってくると、ゴールドやコモディティなどの比率を増やす必要性が高まります。
スタグフレーション
特に厳しいのが、景気が悪いにもかかわらずインフレが続く「スタグフレーション」です。
このような環境では株式にも債券にも逆風が吹きやすくなるため、動画ではゴールドやコモディティ、短期債などの重要性が高まると説明されています。
なぜポートフォリオにゴールドを入れるのか
動画で繰り返し強調されている資産の1つがゴールドです。
ゴールドを保有する理由は、「金価格が上がりそうだから」という単純なものではありません。
株式とは異なる値動きをしやすいため、ポートフォリオ全体のリスクを抑える役割を期待できるからです。
株式が好調な時期には株式だけを保有していた方が高いリターンになることもあります。
しかし、株式と同じように動く資産ばかり持っていれば、市場が下落したときにすべて同時に値下がりする可能性があります。
動画では「株がいい時に同じように動くものをたくさん入れてはいけない」とし、ゴールドはまさにそのために組み入れる資産だと説明されています。
つまり、ゴールドは単に利益を狙う資産というより、ポートフォリオ全体を守るための分散先として考えることができます。
金利低下だから必ず株高になるわけではない
金利も重要です。
一般的には金利が低下すると債券価格が上昇し、株式にもプラスになりやすいと考えられています。
反対に金利が上昇すると債券価格には下落圧力がかかり、株式のバリュエーションにも悪影響が出やすくなります。
ただし、動画では注意点として「景気後退局面での利下げ」を挙げています。
景気悪化を受けて中央銀行が利下げを始める場合、株式市場はすでに景気後退を織り込み、先に下落していることがあります。
したがって、
「利下げ=株価上昇」
と単純に考えるのではなく、なぜ利下げが行われているのかまで確認する必要があります。
ドル指数と米国10年債利回りも確認する
ドルの動向も世界の資産市場に大きく関係します。
動画では、ドル高になると新興国などへ資金が流れにくくなり、コモディティやゴールドにも逆風になりやすいと説明されています。
反対にドル安になると、新興国やコモディティ、ゴールドなどには資金が向かいやすくなる傾向があります。
さらに、米国10年債利回りも株式市場を見るうえで重要です。
米国10年債利回りが低下すると株式のバリュエーションが上昇しやすくなり、反対に利回りが上昇すると株式のバリュエーションには下落圧力がかかりやすくなります。
株式ではEPSとバリュエーションを確認する
株式をポートフォリオに組み入れる場合には、企業利益を見ることも重要です。
動画では、長期的な株価を考えるうえでEPS、つまり1株当たり利益が重要だと説明されています。
個別株ではなくS&P500やNASDAQ100などの指数へ投資する場合でも、指数全体の利益成長やバリュエーションを見ることで、株式市場が割高なのか割安なのかを判断する材料になります。
株価が上昇しているという理由だけで株式比率を高めるのではなく、その上昇を企業利益が支えているのかという視点が必要になります。
分散投資の本質は「相関」にある
ポートフォリオを考えるうえで特に重要なのが「相関」です。
相関とは、2つの資産がどの程度同じ方向へ動くのかを示す考え方です。
例えば株式と非常に似た値動きをする資産ばかりを組み合わせても、本当の意味での分散にはなりません。
株が上がれば全部上がりますが、株が下がれば全部下がってしまうからです。
そのため、株式、債券、ゴールド、現金など、異なる値動きをする資産を組み合わせる必要があります。
動画では、米国債やゴールドは株式との相関が比較的低く、分散先として重要な役割を持つと説明されています。
一方、原油は景気拡大時に株式とともに上昇することもあり、REITも株式との相関が比較的高くなりやすいとされています。
単に保有商品の数を増やすのではなく、異なる値動きをする資産を組み合わせることが本当の分散投資だということです。
日本人投資家は為替リスクにも注意
海外資産へ投資する日本人にとって、もう1つ無視できないのが為替です。
例えば米国株が15%上昇しても、同じ期間に円高が20%進めば、円換算した投資成果はマイナスになる可能性があります。
つまり、海外投資では資産価格だけではなく、通貨の値動きも考えなければなりません。
本格的な運用では通貨まで含めた分散が必要になりますが、個人投資家がすべて管理するのは簡単ではありません。
少なくとも「海外資産には為替リスクがある」という点は理解しておく必要があります。
地政学リスクが高まった場合の考え方
戦争、関税、エネルギー問題、サプライチェーンの混乱など、地政学的な出来事もポートフォリオに影響します。
こうした不確実性が高まる局面では、株式などのリスク資産を保有しにくくなります。
その一方で、
ゴールド、現金、短期国債
などの役割が大きくなります。
特にコモディティ価格を見ることで、世界の景気やインフレ、地政学的な変化に気づけるケースもあります。
ポートフォリオ運用で毎日確認したい指標
本格的にマクロ環境を考えながらポートフォリオを運用するのであれば、動画では次のような項目を継続的に確認する必要があると説明されています。
- 中央銀行の金融政策
- 市場の流動性
- 実質金利
- ドル指数
- 米国金利
- 景気動向
- VIX
- クレジットスプレッド
- コモディティ価格
すべてを毎日細かく分析することは個人投資家にとって簡単ではありません。
ただ、継続して見ることで「現在、市場がどのような環境にあるのか」を判断する力が身についていくという考え方です。
経済環境別に資産配分を変える
ここから動画では、実際のマクロ環境ごとにどのような資産配分が考えられるのかを解説しています。
景気拡大+低インフレ
景気が拡大し、なおかつインフレ率が低い状態は、株式にとって良好な環境です。
この場合は米国株や日本株の比率を高め、ゴールドや現金は比較的少なめにする考え方になります。
投資に使える現金があるのであれば、積極的にリスク資産へ振り向けやすい局面です。
景気拡大+高インフレ
景気は拡大しているもののインフレ率が高くなってきた場合、引き続き株式を保有しながら、ゴールドの比率を高めていく考え方になります。
原油などのコモディティも候補になります。
一方、インフレによって金利が上昇すると債券には逆風となるため、債券比率は低くするという考え方が示されています。
景気後退
景気後退に入った場合は、株式比率を大きく下げ、現金を増やします。
また、景気後退局面では金利がピークアウトする可能性があるため、米国債なども候補になります。
さらにゴールドの比率も高めます。
スタグフレーション
最も難しいのがスタグフレーションです。
景気が悪化しているのにインフレが高い状態では、株式にとって非常に厳しい環境になります。
動画では、この場合はゴールドやコモディティを増やし、株式は大きく減らすという考え方が示されています。
現金も一定程度確保し、長期債については金利動向が読みにくいため慎重に考える必要があります。
資産配分を先に決めるのではなく経済環境から考える
重要なのは、
「株50%、ゴールド20%、債券20%、現金10%にしよう」
と最初から比率を決めることではありません。
先に現在の景気、インフレ、金融政策、金利などを確認し、その経済環境に対してどの資産が適しているのかを考えます。
その結果として資産配分が決まるという順番です。
動画では、個人的な好き嫌いはできるだけ排除すべきだとしています。
どうしても好きな資産や投資テーマへ投資したい場合でも、全体の10%以下程度に抑えるという考え方が示されています。
現在の環境を想定したポートフォリオ例
動画では、特定の資産配分を推奨するものではなく、あくまでも考え方の例として、コア資産を70~80%、サテライト資産を20~30%程度とするポートフォリオが紹介されています。
コア資産70~80%
コア部分については、例えば以下のようなイメージです。
- オール・カントリーまたはS&P500:45~55%
- 日本株:10~15%
- 先進国債券など:10~20%
- 現金:5~10%
日本株については、日本株市場全体へ投資するのであればTOPIXなどを選択肢として考える方法が紹介されています。
サテライト資産20~30%
残りについては、
- ゴールド:10~15%
- コモディティ:5~10%
- インドなどの成長市場:5~10%
といった形で振り分ける例が示されています。
ここで重要なのは、この数字そのものを真似することではありません。
動画でも「こうすべきという意味ではなく、1つの例」と明確に説明されています。
大切なのは、株式だけに集中せず、債券、ゴールド、コモディティ、現金などを組み合わせ、複数の経済シナリオに対応できるようにすることです。
理想のポートフォリオとは「一番上がる資産」を当てることではない
動画の中でも特に重要な考え方として語られているのが、
「どの資産が最も上がるかを予想するのではなく、どの経済環境でも資産全体が大きく崩れないように設計する」
という考え方です。
投資では「今年は米国株が上がる」「これからゴールドが上がる」といった予想に注目しがちです。
しかし、予想が常に当たる保証はありません。
そのため、
流動性はどうなっているのか。
実質金利は上がっているのか、下がっているのか。
景気は拡大しているのか、減速しているのか。
インフレは強まっているのか。
企業のEPSは成長しているのか。
こうした項目を順番に確認し、その環境に合わせて株式、債券、ゴールド、コモディティなどの比率を考えていきます。
年1~2回のリバランスで資産配分を修正する
ポートフォリオは一度作ったら終わりではありません。
資産価格が動けば、当初設定した比率から徐々にずれていきます。
例えば最初に株式50%、ゴールド10%としていても、株価が大きく上昇すれば株式の比率が60%や70%へ上昇する可能性があります。
そこで必要になるのが「リバランス」です。
値上がりして比率が大きくなった資産を一部売り、比率が低下した資産を買うことで、元の資産配分へ戻します。
動画では、年1~2回程度リバランスすることによって自然に利益確定も行われ、景気循環や市場環境の変化に対応しやすくなると説明されています。
少額からでもポートフォリオ運用は始められる
「資産がある程度増えてから分散投資をすればいい」と考える人もいるかもしれません。
しかし動画では、できるだけ早い段階からポートフォリオを意識した方がよいとしています。
現在は投資信託などを利用すれば、50万円や100万円といった資産規模でも十分に分散投資が可能です。
資産額が小さいうちから資産配分を考える習慣を身につけておけば、将来的に運用資産が大きくなったときにも対応しやすくなります。
ポートフォリオを変更する5つの基準
では、どのような場合にポートフォリオを変更すべきなのでしょうか。
動画では、いくつかの重要な判断基準が紹介されています。
景気サイクルが変化した
最も大きな理由の1つが景気サイクルの変化です。
景気拡大から減速、後退へ移行するのであれば、それまでと同じ株式比率を維持することが適切なのか見直す必要があります。
中央銀行の金融政策が変わった
FRBや日本銀行などの金融政策が大きく変化した場合も重要です。
金融緩和から金融引き締めへ移行したり、その反対の変化が起きたりすれば、資産価格への影響も変わります。
実質金利が変化した
実質金利が大きく上昇、または低下した場合も、株式やゴールドの投資環境が変わります。
バリュエーションが極端になった
例えば株式市場のバリュエーションが大きく上昇し、明らかに割高感が強まった場合には、株式比率を下げることを検討する必要があります。
反対に市場が大きく売られ、本来の価値と比較して極端に割安になった場合には株式を増やす選択肢もあります。
当初の資産配分から大きくずれた
価格変動によってポートフォリオの比率が大きく変わった場合もリバランスの対象になります。
リバランスには複数の方法がある
動画では、リバランスにもいくつかの方法があると説明されています。
1つ目は「定期リバランス」です。
半年に1回、年1回など、あらかじめ時期を決めて資産配分を修正します。
2つ目は「比率リバランス」です。
ポートフォリオの比率が一定以上ずれた場合に調整します。
3つ目は「マクロリバランス」です。
景気サイクルなど経済環境が変わったと判断した場合に、資産配分そのものを変更します。
そしてもう1つ、資産を売却せず、追加資金を使って不足している資産を買う方法もあります。
例えば株式比率が上がりすぎて債券比率が低下した場合、株式を売却するのではなく、新しく入金した資金で債券を購入することで比率を戻す方法です。
ニュースやSNSを見てポートフォリオを変えてはいけない
一方で、ポートフォリオを変更すべきではないケースもあります。
動画で強く注意されているのが、ニュースやSNSを見て不安になり、衝動的に資産配分を変更することです。
「株価が暴落するらしい」
「SNSでこの投資先が話題になっている」
「今回は今までとは違う気がする」
といった感覚だけでポートフォリオを変更すると、感情に左右された投資になりやすくなります。
短期的な急騰や暴落だけで判断するのではなく、景気、金融政策、金利、バリュエーションなど、あらかじめ決めたルールに基づいて判断することが重要です。
ポートフォリオ運用では感情ではなくルールで判断する
投資では、相場が大きく動いたときほど感情的になりやすくなります。
しかし、本来ポートフォリオ運用において感情は不要です。
変更する基準を事前に決め、
「この条件になったら株式を減らす」
「この環境ならゴールドを増やす」
「比率が一定以上ずれたらリバランスする」
といった形でルール化しておけば、市場が荒れたときにも冷静に対応しやすくなります。
そして本当に経済環境が変化したのであれば、中途半端に少しずつ変更するのではなく、必要に応じてしっかり資産配分を変更することも重要だと説明されています。
まとめ|「おすすめ商品」より先に資産配分を考える
今回の動画で一貫して強調されているのは、投資では「何を買うか」だけを考えてはいけないという点です。
「おすすめのETFは何か」
「おすすめの投資信託は何か」
「S&P500とオルカンならどちらがいいか」
といった商品選びももちろん重要です。
しかし、それ以上に大きな影響を与える可能性があるのが、
米国株、日本株、債券、ゴールド、コモディティ、現金をそれぞれ何%保有するのか
という資産配分です。
そして、その比率を決めるためには、景気サイクル、中央銀行の金融政策、市場の流動性、実質金利、インフレ、ドル、米国債利回り、企業利益、資産同士の相関などを確認する必要があります。
最も上昇する資産を毎回当て続けることは困難です。
だからこそ、株式が不調になったときには別の資産が支えとなり、インフレが高まったときにも対応でき、景気後退が訪れても資産全体へのダメージを抑えられるように設計しておくことが重要になります。
ポートフォリオの目的は、「一番上がる資産を当てること」ではありません。
どのような経済環境になっても、資産全体が大きく崩れにくい状態を作ること。
これこそが、動画で解説されているポートフォリオ構築の基本的な考え方です。


コメント