本記事は、YouTube動画『怒涛の急転直下!超絶安値更新。冥途ナンピンも』の内容を基に構成しています。
日経平均は上昇しても、個別株は厳しい展開に
4月24日の日本株市場では、日経平均株価がプラスで引けた一方で、個別銘柄を見ると厳しい値動きが目立つ展開となりました。
動画では、株主優待や高配当銘柄を中心に投資している投稿者が、自身の保有株の含み益が大きく削られている状況を語っています。日経平均だけを見ると相場全体は強く見えますが、実際には保有銘柄によって明暗が大きく分かれており、体感としてはかなり苦しい1週間だったようです。
特に今回の動画では、株価が大きく下落している銘柄を「逆にチャンスと見ることができるのか」という視点で紹介しています。中心となるのは、オリエンタルランド、ソニーフィナンシャルグループ、U-NEXT HOLDINGSなどです。
日経平均の上昇と個人投資家の体感がズレる理由
日経平均株価は、日本を代表する225銘柄で構成される株価指数です。しかし、日経平均が上がっているからといって、すべての個別株が上がっているわけではありません。
特に日経平均は、値がさ株の影響を受けやすい指数です。そのため、一部の大型株や指数寄与度の高い銘柄が上昇すると、日経平均全体は強く見えることがあります。
一方で、個人投資家が多く保有している株主優待銘柄、高配当銘柄、中小型株、不動産株、内需株などは、指数の動きとは別に下落することも珍しくありません。
今回の動画でも、投稿者は「日経平均は上がっているのに、自分の資産は減っている」という状況を説明しています。これは個別株投資をしている人にとって非常にリアルな悩みです。
オリエンタルランドは急落中でも株主優待に注目
最初に紹介された銘柄は、オリエンタルランドです。証券コードは4661です。
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを運営する企業として広く知られています。知名度が非常に高く、ブランド力も強い企業ですが、最近の株価は大きく下落しています。
動画内では、過去に株価が5700円前後あったところから大きく下がり、投稿者自身も2999円で購入したものの、現在は含み損を抱えていると説明されています。
株主優待は9月権利が重要
オリエンタルランドで注目されているのが株主優待です。
特に9月の権利月が重要で、3年以上の継続保有によって東京ディズニーリゾートのワンデーパスポートがもらえる仕組みがあります。
動画では、ワンデーパスポートの価値を1万円程度と見積もり、将来的に入園料がさらに上がる可能性も考えると、優待利回りとしての魅力があると説明されています。
もちろん、配当利回りはそれほど高くありません。しかし、優待を含めて考えると、長期保有を前提にした場合には魅力が出てくる可能性があります。
決算前に買うか、決算後に買うかが悩ましい
動画では、オリエンタルランドの決算が4月28日に予定されている点にも触れています。
決算前に買う場合、悪材料が出ればさらに下落するリスクがあります。一方で、決算内容が市場予想より良ければ、株価が反発する可能性もあります。
そのため、今すぐ買うのか、決算を確認してから買うのかは非常に悩ましいところです。
初心者の場合は、決算前に一気に買うのではなく、少額ずつ分けて買う、あるいは決算内容を見てから判断するほうがリスクを抑えやすいでしょう。
ソニーフィナンシャルグループは下落局面でナンピン継続
次に紹介されたのが、ソニーフィナンシャルグループです。
動画では、投稿者がこの銘柄を連日ナンピンしていることが語られています。前日に1000株、当日に500株を買い増したとのことです。
株価は一時129円台まで下落しており、かなり安くなっている印象があります。
高利回り期待がある一方で不祥事リスクも意識
ソニーフィナンシャルグループについては、将来的に配当利回りが高くなる可能性に期待していると説明されています。
一方で、動画内では不祥事や行政処分のリスクにも触れています。仮に営業活動に制限がかかるような行政処分が出た場合、業績に直接的なダメージが及ぶ可能性もあります。
つまり、単に株価が安いから買うというよりも、リスクとリターンの両方を理解したうえで判断する必要があります。
少額で買いやすい銘柄としての魅力
ソニーフィナンシャルグループは、株価水準が低いため、少しずつ買い増ししやすい銘柄でもあります。
動画では、NTTのように少額でコツコツ買える銘柄と近い感覚で見ていると説明されています。
ただし、安い株ほど買いやすいため、気づかないうちに保有株数が増えすぎることがあります。ナンピンを続ける場合は、資金管理が非常に重要です。
U-NEXT HOLDINGSは優待利回りに注目
3つ目に紹介されたのが、U-NEXT HOLDINGSです。
動画では、投稿者がこの銘柄も100株買い増したと説明しています。株価は直近高値の2300円前後から1600円割れまで下落しており、かなり調整が進んでいる状況です。
U-NEXT利用者には優待価値が大きい
U-NEXT HOLDINGSの魅力として挙げられているのが株主優待です。
動画では、U-NEXTの90日分の利用料と1000円相当のポイントがもらえる点に触れています。ポイントは書籍購入や有料映画の視聴などに使えるため、普段からU-NEXTを利用している人にとっては実用性の高い優待です。
投稿者は、1回あたり約4000円分の価値があり、年2回なら約8000円分の価値になると見ています。配当と合わせると、かなり高い総合利回りになる可能性があるという考え方です。
業績面でも比較的安心感がある銘柄
U-NEXT HOLDINGSについては、業績が堅調である点も評価されています。
動画では、直近最高益を更新する見通しや、足元の数字が良いことにも触れています。また、原油価格など外部環境の影響を比較的受けにくい業態ではないかという見方も示されています。
時価総額も2800億円程度あり、一定の規模感がある企業として紹介されています。
ナンピンで資金が減る局面では入金力が重要
動画の中盤では、投稿者自身が最近かなり買い増しを進めていることも語られています。
購入した銘柄として、JR西日本、NTT、ソニーフィナンシャルグループ、U-NEXT HOLDINGSなどが挙げられていました。
ただし、買い増しを続けると当然ながら現金余力は減っていきます。投稿者も、次に大きく入金力が高まるタイミングは6月だと話しています。6月は配当金や賞与関連の資金が入りやすい時期であり、それまでは我慢が必要になるという見方です。
この部分は、個人投資家にとって非常に重要です。下落局面では「安い」と感じる銘柄が次々に出てきます。しかし、すべてを買っていると、さらに大きな下落が来たときに買う資金がなくなってしまいます。
第一三共は決算延期で急落
後半では、気になった銘柄として第一三共が紹介されています。
第一三共は、この日10%ほど下落しており、かなり大きな値下がりとなりました。時価総額は4兆7000億円程度ある大型株であり、配当利回りも3%を超えてきているため、注目に値する水準ではないかと説明されています。
急落の背景としては、決算延期が挙げられています。供給計画の見直しや、それに伴う保証金の積み増しなどが意識され、処分売りが優先されたと見られています。
短期的には不安材料ですが、長期的に見ればチャンスになる可能性もあるという見方です。
飯田グループホールディングスは配当と優待のバランスが魅力
続いて紹介されたのが、飯田グループホールディングスです。
動画では、毎日のように注目している銘柄として取り上げられています。株価は直近で大きく下落しており、長期的に見ても安い水準に近づいていると説明されています。
配当利回りは4.5%程度あり、さらに株主優待として江の島アイランドスパの入館券がもらえる点も魅力です。
配当と優待の両方を重視する投資家にとって、かなり注目しやすい銘柄といえるでしょう。
大和ハウス工業は欲しいが単価が高い
不動産関連では、大和ハウス工業にも触れています。
配当利回りは3.7%程度で、優待を含めると総合利回りは4%を超える可能性があります。ただし、100株を買うには約47万8000円が必要であり、単価の高さがネックになっていると説明されています。
高配当で魅力的な銘柄でも、最低投資金額が高いと個人投資家にとっては買いにくくなります。この点も、銘柄選びでは重要なポイントです。
セブン&アイ・ホールディングスも安値圏で注目
セブン&アイ・ホールディングスについても、株価が下落を続けており、直近安値圏にある銘柄として紹介されています。
配当利回りは3.1%程度、優待利回りも含めると4.2%程度になる可能性があると説明されています。
セブン&アイは知名度の高い企業ですが、株価が下がっている局面では、今後の事業再編や成長性、国内外のコンビニ事業の動向をしっかり確認する必要があります。
任天堂は7000円台に突入
任天堂については、株価が7000円台に入ってきたことが紹介されています。
一時は1万5000円程度まで上昇していたため、そこから見ると大きく下落しています。動画では、もう少し下がれば半値に近い水準になると説明されています。
ただし、任天堂は過去にも大きく下落した後に再び上昇した実績があります。新製品やゲームソフト、業績見通しなどの材料次第では、再び大きく動く可能性もある銘柄です。
キヤノンは下方修正後も配当利回り4%前後
キヤノンについては、決算内容や下方修正を受けて株価が7.9%下落したと紹介されています。
一方で、配当利回りは4%程度になっており、ブランド力や累進配当の姿勢を考えると、注目できる水準ではないかと説明されています。
キヤノンは12月決算企業であり、6月の中間配当権利も意識されるタイミングです。配当目的の投資家にとっては、株価下落局面が検討機会になる可能性があります。
マツダは年初来安値更新で高利回り化
マツダについては、年初来安値を更新した銘柄として紹介されています。
トヨタも厳しい状況にあるなかで、マツダも大きく下落しており、配当利回りは5.4%程度まで高まっていると説明されています。
PBRなどの指標面でも割安感が出ていると見られますが、自動車株は為替、関税、景気、原材料価格などの影響を受けやすい点には注意が必要です。
安定感を重視するならトヨタ、より高い利回りを狙うならマツダという見方も紹介されています。
共立メンテナンスは宿泊優待が魅力
共立メンテナンスについては、株価が一時反発したものの、再び下落している銘柄として紹介されています。
この銘柄の魅力は株主優待です。ドーミーインなどで使える宿泊ポイントが年2回もらえるほか、3年以上継続保有すると追加でポイントがもらえる仕組みがあります。
年間で6000円分程度の優待になる可能性があり、旅行や宿泊をよく利用する人にとっては実用性の高い優待銘柄です。
野村不動産は6期連続最高益見通しと増配
決算銘柄としては、野村不動産も紹介されています。
動画では、今期経常利益が6期連続で最高益となる見通しで、さらに増配も発表されたと説明されています。配当は40円から44円へ増える内容で、約1割の増配となります。
業績が堅調で、配当も増える銘柄は、相場全体が不安定な局面でも注目されやすい存在です。
ただし、PTSでは大きく上げていないとのことで、市場全体の地合いが悪ければ株価が思ったほど反応しない可能性もあります。
SHOEIは9月配当と優待が魅力
ヘルメット大手のSHOEIについても決算銘柄として紹介されています。
上期経常利益は1.5%増益で、会社計画を上回ったとのことです。配当利回りは3.7%程度で、9月に期末一括配当が予定されています。
さらに、株主優待も9月に設定されており、Tシャツ、トートバッグ、タンブラーなどの商品がもらえる点が紹介されています。
配当と優待の権利月が重なるため、9月に向けて注目されやすい銘柄といえるでしょう。
宮崎銀行は優待新設で長期保有のメリットを実感
最後に紹介されたのが宮崎銀行です。
宮崎銀行は、株主優待の新設を発表しました。500株以上の保有で、保有株数に応じて2000円から8000円分の地域優待品がもらえる内容です。
投稿者は以前から宮崎銀行を100株保有しており、その後の株式分割によって現在は500株になっていると説明しています。そのため、今回の優待新設によって自然に優待対象になったという、長期保有の好例として紹介されています。
安い時期に買って長く持っていると、株価上昇、株式分割、優待新設といった恩恵を受けられることがあります。
含み益よりも確定利益を重視する考え方
動画の終盤では、配当や株主優待による「確定利益」の重要性が語られています。
株価の含み益は、売却するまでは確定していません。株価が上がれば増えますが、下がれば一気に減ることもあります。
一方で、配当金や株主優待は、権利を取って実際に受け取れば確定した利益になります。もちろん配当には税金がかかり、優待も企業の方針変更で廃止される可能性はあります。それでも、定期的に利益が確定していく感覚は、個別株投資の大きな魅力です。
インデックス投資のほうが長期的な資産形成では有利になるケースもあります。しかし、個別株投資には、配当や優待を受け取りながら投資を続けられる楽しさがあります。
まとめ:急落局面はチャンスにもリスクにもなる
今回の動画では、日経平均が上昇する一方で、個別株では厳しい下落が続いている現実が語られていました。
オリエンタルランドは、株価が大きく下落しているものの、長期保有による株主優待の魅力があります。ソニーフィナンシャルグループは、高利回り期待がある一方で、不祥事や行政処分リスクを意識する必要があります。U-NEXT HOLDINGSは、実際にサービスを使っている人にとって優待価値が高い銘柄です。
そのほか、第一三共、飯田グループホールディングス、大和ハウス工業、セブン&アイ、任天堂、キヤノン、マツダ、共立メンテナンス、野村不動産、SHOEI、宮崎銀行など、多くの注目銘柄が紹介されました。
下落局面では、魅力的に見える銘柄が一気に増えます。しかし、資金を使い切ってしまうと、さらに下がったときに動けなくなります。
大切なのは、安いと思った銘柄を一気に買うのではなく、資金余力を残しながら少しずつ買うことです。
株主優待や高配当銘柄は、短期的な値上がり益だけでなく、長期的に配当や優待を受け取りながら保有する楽しみがあります。相場が不安定なときこそ、目先の株価だけでなく、企業の業績、財務、配当方針、優待内容を冷静に確認することが重要です。


コメント